吉本興業との契約を解除されたお笑いコンビ「カラテカ」の入江慎也が6月7日、公式Twitterに謝罪コメントを掲載した。「世間をお騒がせし、御迷惑をおかけすることとなり、大変申し訳ございません」としている。
同日発売の写真週刊誌『FRIDAY』が、入江が仲介する形で2014年12月に、宮迫博之やレイザーラモンHGら、吉本興業に所属する複数の芸人が、振り込め詐欺グループの忘年会に出席したと報じていた。所属事務所を通さない「闇営業」だったという。
『FRIDAY』によると、この忘年会に参加した詐欺グループの元メンバーは、「入江が俺たちのことを詐欺グループと知っていたか?間違いなく知ってましたよ」と話していたという。
発売に先んじて、6月4日付で吉本興業との契約を解除された入江。今回の謝罪コメントの中で「『FRIDAY』の記事にある忘年会に出席したことは事実」とした上で、「詐欺グループの忘年会であるとは本当に知りませんでした」と元メンバーの証言を否定した。
その上で「吉本興業を通さずに芸人の先輩や後輩をこのような場に誘い、巻き込んでしまったのは私の危機管理能力の不十分さ、認識の甘さ」として謝罪している。
■入江慎也のコメント全文
私、入江慎也は吉本興業の所属契約を解消となりました。
世間をお騒がせし、御迷惑をおかけすることとなり、大変申し訳ございません。 この状況を真撃に受け止め、反省しております。
本日発売の雑誌『FRIDAY』の記事にある忘年会に出席したことは事実です。しかし、その会が、詐欺グループの忘年会であるとは本当に知りませんでした。
知り合いの広告代理店の方から、エステティックサロンの経営や健康食品の販売をしている会社のパーティーがあると聞いていました。
ただ、たとえそのような認識だったとしても、吉本興業を通さずに芸人の先輩や後輩をこのような場に誘い、巻き込んでしまったのは私の危機管理能力の不十分さ、認識の甘さが招いてしまったことです。
誠に申し訳ありませんでした。