毎年恒例となっている「今年の漢字」が、「災」に決まった。京都・清水寺で12月12日に発表された。平成最後は、「災」の字で締めくくられた。
1位の「災」には、2万858票が集まった。理由として、西日本豪雨や大阪府北部地震、北海道胆振東部地震を始め、自然災害が相次いだことを多くの人が挙げたほか、「不正検査やデータ改ざんなどの企業における人災がマスコミを賑わせた一年だった」という意見もあった。
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トップ10に選ばれたのは他に、次の漢字(得票順)
「平」、「終」、「風」、「変」、「暑」、「大」、「最」、「新」、「金」
漢字能力検定協会は毎年、一般公募で応募数が最も多かったものを「今年の漢字」に選んでいる。2018年も京都・清水寺で、森清範(もりせいはん)貫主(かんす)が巨大な和紙に大筆で一字をしたためるセレモニーが開かれた。
発表に先立ち、ネットやテレビ上では予想大会で盛り上がり。次のような言葉があがっていた。
「平」:平成、平昌五輪、大谷翔平選手、安田純平さん
「圧」:スポーツ界で相次いだパワハラ=圧力
「安」:安室奈美恵さん
「災」:西日本豪雨や大阪府北部地震、北海道胆振東部地震など相次ぐ災害
「終」:平成の終わり
過去の10年の「今年の漢字」は以下の通り。
2017年:北
2016年:金
2015年:安
2014年:税
2013年:輪
2012年:金
2011年:絆
2010年:暑
2009年:新
2008年:変