自分の変化と上手に付き合う“ご自愛”の方法は？トワニーがルナルナとコラボ、フェムテック分野の支援をスタート

変化に振り回されがちな今の時代。環境や自身の変化と上手に付き合うにはどうすればいいんだろう、と悩む人も多いのではないでしょうか？

「変化に直面したときも、当たり前にくる時間を見つめることで、女性により心地よい日々を過ごして欲しい」と語るのは、トワニーの山内美貴子さん。

女性が自分を大切にするためにできることは？女性の悩みを解決するテクノロジー「フェムテック」って？

一日・一月・一年・一生の美しさのリズムに寄り添い、適切なタイミングでの美容プランを提案するカウンセリングブランド「TWANY（トワニー）」の山内美貴子さん、女性の健康情報サービス「ルナルナ※」の那須理紗さんと、女性のエンパワメントやヘルスケアを促す活動をするarca CEOの辻愛沙子さんが、「TWANY×ルナルナ　フェムトークライブ」に登場。「周期を大切にする、女性の過ごし方～Rhythm Happiness～」をテーマに、一人の女性として語り合いました。

※「ルナルナ」は株式会社エムティーアイの商標登録です。

左から「TWANY（トワニー）」宣伝担当の山内美貴子さん、arca CEOの辻愛沙子さん、「ルナルナ」副事業部長の那須理紗さん

「自分の周期の変化」と向き合って見えてくるもの

「コロナで人と会う機会が減って自分と向き合う時間が増えたことで、自分の不調やちょっとした気持ちの“ゆらぎ”に気づきやすくなりました」とコロナ禍の自身の変化を話す、辻愛沙子さん。

実際にコロナ禍でカラダやココロの変化を感じている人は少なくありません。ルナルナの調査によると、コロナ禍で働き方が変わり、「生理痛やPMS（月経前症候群）など生理前後の症状に影響があると感じる」と答えた人は4割弱。「イライラする・不安になる・憂鬱」などのココロへの影響や「頭痛、生理痛」などのカラダへの影響を感じている人が多いようです。

那須「環境の変化が、『ココロとカラダに影響することがある』とわかるデータです。コロナ禍で働き方や生活スタイルがガラッと変わったことも要因の一つかもしれません。この機会にご自身のカラダとココロの変化に向き合っていただけるといいなと思います」

今回のトークライブでキーワードとなったのが、「周期」と「リズム」。山内さんは「トワニーは女性一人一人の美しさのリズムに寄り添うことを大切にしている」といいます。

山内「トワニーは女性を取り巻く時間を、一日・一月・一年・一生と４つのリズムで捉えていて、そのリズムの中での最適な美容のタイミングを『美しさのリズム』と呼んでいます。全国にいるトワニーのカウンセラーが、お客様一人一人の肌に寄り添い、美しさのリズムに調和したご提案をしているブランドです」

那須「誰かが決めた『理想像』ではなく、一人一人に合わせて、というところにとても共感します。ルナルナでは『周期』と呼んでいますが、ユーザー一人一人の体内の女性ホルモンバランスの変化を指す『周期』に寄り添うサービスをユーザーにお届けしています」

辻「『女性ならでは』などの表現で女性を一括りに考えがちですが、女性でも一人一人違いますし、その一人の中にも変化があるものですよね。2社ともそれぞれ一人一人の『美しさのリズム』『周期』を大切にしていて素晴らしいなと思います。

トワニーの『カウンセリングブランド』というのも興味深いですね。お肌の状況は時季によって違うので、『その時々の私と向き合ってくれる』と思うと、安心感があります」

また、「２社の目指すブランドの存在意義に共通する部分が多い」と山内さんは話します。

山内「トワニーは『生涯にわたり女性が安心して穏やかに過ごせる世の中にかえていく』ことを掲げるブランドです。ルナルナさんの『すべての女性に寄り添い、社会の変化を後押しすることで、女性の幸せの実現に貢献する』というブランドミッションと共通する部分が多くて、今回のコラボレーションもとても嬉しく思っています」

那須「ルナルナではユーザーから肌の悩みを寄せられることも多いんです。美容の領域はルナルナだけではカバーしきれない分野だったので、こうしてブランドの存在意義に共感できるパートナーとコラボレーションできて、とても嬉しいです」

辻「トワニーは25年、ルナルナは20年もの間、女性の『美しさのリズム』『周期』と真剣に向き合ってきた、そのブランドの重みを感じます。社会のために自分たちにできることをする、必要があれば連帯する、そういう場に居合わせられて幸せです」

フェムテック分野で女性の悩みに寄り添う

イベントでは、実際に女性が不調を感じた際にどう対処しているかについても語られた。

那須「別のアンケートで『生理前の不調を緩和するために行っていること』を聞いたところ、『我慢せず、割り切って食べたいものを食べる！好きなように過ごす』『ストレッチやヨガ、散歩など軽い運動をする』などが挙げられました」

辻「他の人は一見『自分よりちゃんと生きている』ように見えますが、こうしてみんながやっていることをシェアすると、それぞれの方法でちゃんと“ご自愛”していると分かって安心しますね。

私はスキンケアが癒しの時間です。“ご自愛”したいときは少しだけ丁寧にケアしたり、いつもよりちょっと良いスキンケアをしたりしています」

山内「辻さんのおっしゃるように、丁寧なスキンケアは心地よく、自身の肌と向き合う大切な時間になりますね」

那須「自分の周期に合わせてケアをするのは、とても大切ですよね。一方で、自分の周期って『生理前は不調だな』といったような感覚があっても、何が原因でとかメカニズムを知っている方は少ないかなと思います。ルナルナはフェムテックサービスとして、自分の周期とうまく付き合うお手伝いができたらと考えています」

最近注目を集めている「フェムテック」は、英語で女性を意味する「female」と技術を意味する「technology」をかけた造語。女性が抱える健康問題やライフスタイルをテクノロジーでサポートするサービスやプロダクトの分野のことを指します。

山内「トワニーはフェムテック分野と親和性が高いと考えています。今回のコラボレーションを通して、20年以上にわたり『美しさのリズム』に寄り添い、適切な美容を提案してきたこれまでの知見を活かしていきたいです」

那須「フェムテックは女性の課題を解決するために重要な分野ですが、まだまだ知られていないのが現状です。トワニーさんとコラボすることで、身近な『肌』からフェムテックを考えるきっかけになれば嬉しいです」

辻さんは「フェムテックは次世代の“当たり前”を作っていくもの」だと期待を寄せます。

辻「『テクノロジー』と聞くと、使える人と使えない人がいるような、どこか“開かれていない”印象を受けるかもしれません。しかし、フェムテックの製品やサービスは、生まれる過程にテクノロジーが使われていますが、みなさんの手に届く時には『身近で使いやすい形』になっています。例えば生理パンツなどがわかりやすい例ですよね。

かつてアンネナプキンの登場が女性の社会進出を支えたように、フェムテックは次世代の“当たり前”を作っていくものだと思っています」

今回のコラボを通してフェムテック分野への支援をスタートしたトワニーは、フェムテック関連の商品を取り扱う「ミチカケ(大阪梅田大丸5F)」内に、3月10日から1週間限定で特設ブースをオープンしました。特設ブースでは、トワニーのカウンセリングを体験できるサービスもあり、「今までずっと同じお手入れだったので、丁寧に商品やお手入れ方法を教えてもらい、お手入れ方法を見直すきっかけとなった」など多くの反響があったようです。