シン・仮面ライダーが『となりのトトロ』に出てきそうな姿に。庵野秀明監督の写真が師弟愛にあふれている

庵野監督は駆け出しのアニメーターだった頃、『風の谷のナウシカ』で巨神兵登場のシーンの担当に抜擢された経験があります。

💬「となりの仮面ライダー……」
💬「これでバス停の標識と、となりにトトロがいれば完璧ですね」

映画『シン・仮面ライダー』のロケ中に庵野秀明監督が撮った1枚の写真が「トトロに出てきそう」と、SNSで大きな反響を呼んでいる。庵野監督が代表を務める株式会社カラーの公式Twitterが4月25日に投稿すると、1日足らずで約1万4000件の「いいね」がついた。

#ANNOcamera】02

撮影#庵野秀明

「雨の日の撮影時、
宮さんのアニメみたいな1枚。」
(コメント 庵野秀明)#シン・仮面ライダー https://t.co/4xIZei4S0w pic.twitter.com/0LYk0wfoUK

— (株)カラー 2号機 (@khara_inc2) April 25, 2023

同日からカラーのTwitterでは、「#ANNOcamera」という連続投稿をスタート。庵野監督が撮影した写真に、本人のひと言コメントをつけて投稿を始めている。

話題となった写真には、撮影場所と見られる野原でビニール傘を手にし、ビニールのレインコートを上半身に着込んだ仮面ライダーの姿が収められている。隣りにはシンサイクロン号と、撮影スタッフとみられる人々もある。

この写真に添付された庵野監督のコメントは「雨の日の撮影時、宮さんのアニメみたいな1枚」というものだった。宮崎駿監督の『となりのトトロ』のポスターで、傘を手にバス停に立つ少女を庵野監督も意識したようだ。 

この投稿に「これはシュールな光景ですね」「可愛いすぎて倒れた」「そりゃ正義の味方だって本当は濡れるの嫌だよな」とファンからコメントが相次いだ。また、「庵野監督は宮崎駿御大が好きすぎる」と2人の師弟愛を指摘する声もあった。

庵野監督は駆け出しのアニメーターだった時代に、宮崎駿監督の映画『風の谷のナウシカ』で巨神兵登場のシーンの担当に抜擢された経験がある。2018年にも、宮崎監督のことを「師匠筋」と呼んでいた。

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