2025年に開かれる大阪・関西万博公式キャラクターのデザインが3月22日、決定した。細胞増殖したような公式ロゴマークが、人体と合体したような独特な姿となっている。
公式Twitterが「世界中から愛され、親しみを持たれるキャラクターとして育てていきます」と画像を投稿。「待って、謎の生物から明確に人を襲うタイプの生物に進化してない?」「異形のいのちの輝きくんが、さらに進化したバケモノになった」などと、SNS上で困惑と驚きの声が広がっている。
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■元となったロゴマークも独特。「いのちの輝きくん」のニックネームがSNSで広まる
今回のキャラクターデザインは、2020年8月に決定した公式ロゴマークをモチーフにしたものだ。
細胞を表現した赤い円や楕円の連なるユニークなデザインは発表当時、SNS上で話題となった。万博のテーマが「いのち輝く未来社会のデザイン」だったことから、「いのちの輝きくん」というニックネームがついて二次創作の題材などになっていた。
今回のキャラクターデザインの候補は3案が3月2日に発表済みだった。いずれも公式ロゴをモチーフにしており、はがきやTwitterで寄せられた約4万件の意見を元にキャラクターデザイン選考委員会が「候補C」に決めたという。
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「候補C」は、デザイナー・絵本作家の山下浩平さんの手によるもの。デザインコンセプトについて公式サイトでは以下のように解説していた。
<ロゴマークをそのままキャラクターに出来ないかな?というアイデアから生まれました。「水の都」の水と一緒になることで、姿を変えられることをコンセプトに、ロゴマークをパーツに分けて、色々な形のキャラクターを考えてみました。生き生きとしたロゴマークのイメージを損なわない様に心がけました>