カナダのトルドー首相が、妻のソフィー・グレゴワ・トルドー氏が新型コロナウイルスの検査をしたことを受けて、自分自身も自主隔離すると発表した。
妻の検査結果が明らかになるまで自宅待機を続けるという。
【UPDATE 3月13日11:07AM】
グレゴワ・トルドー氏の検査結果が陽性だったと、トルドー首相のコミュニケーション・ディレクターのキャメロン・アフマド氏がTwitterで伝えた。
グレゴワ・トルドー氏は医師のアドバイスに従い、自己隔離を続ける。トルドー首相は、現在症状が出ていないので検査は受けていないが、14日間隔離を続ける予定だという。
大統領オフィスよると、イベントに出席するために訪れたイギリスから戻ったグレゴワ・トルドー氏が、微熱などを含むインフルエンザのような症状を訴えた。
「すぐに医師のアドバイスを受けて、新型コロナウイルスの検査を受けました。自宅で自主隔離して、テストの検査を待っています。症状は治まっています」と大統領オフィスは12日に発表した。
トルドー首相自身に同じような症状は出ていないが、検査結果がわかるまで自主隔離するという。
首相はTwitterで、12日と13日に予定していた、各国の首相や先住民のリーダーたちとの会合を先延ばしにしたと伝えた。
「私的なニュースがあります。イギリスでのイベントに出演して帰国したソフィーに、昨夜軽いインフルエンザのような症状が現れました。症状は良くなっていますが、医師のアドバイスに従って、新型コロナウイルスの検査の結果が出るまで、自宅で自主隔離しています」
「十分に注意するため、ソフィーの結果がわかるまで、私自身も自主隔離と自己監視を行います。しかし自宅で精力的に働きます。今日は何人かの世界のリーダーたちと話し、コロナウイルス対策のための内閣委員会の会議に出席します」
「今日は首相や先住民のリーダーたちとの話し合いを楽しみにしていました。しかし状況を考え、会議を先延ばしすることにしました。その間、新型コロナウイルスの拡大を防ぎ、カナダを安全にするための対策を電話で話し合います」
ハフポストカナダ版の記事を翻訳しました。