与那国島では、今日13日(月)朝から猛烈な雨が続き、50年に一度の記録的な大雨となっています。
2時間で200mmを超える雨量を観測
アメダスの所野(与那国空港)は7時26分までの1時間に109.5mmを観測。2003年の統計開始以来、100mm/h以上を観測したのは2回目のことです。
その後も猛烈な雨が降り続き、6時から8時までの2時間で200mmを超える雨量となりました。
与那国島でも86.5mmを記録し、5月としては35年ぶりの猛烈な雨を観測。解析雨量では7時30分に約120mmに達し、気象台は記録的短時間大雨情報を発表しています。
土砂災害や道路冠水、低地の浸水などに警戒を
昼頃までは猛烈な雨のおそれがあり、総雨量は400mm前後に達する見込みです。土砂災害や道路冠水、低地の浸水などに警戒が必要です。
「50年に一度の記録的な大雨」とは
過去のデータをもとに「この規模の大雨は、平均すると◯年に一度の確率で起こる」というものを統計学的に算出した“確率降水量”をもとに、全国を5km四方に区切った地域ごとに、50年に一度程度しか発生しないような大雨が観測・解析されたときに、気象庁が発表する情報です。
その発表基準は、過去のデータをもとに「この規模の大雨は、平均すると◯年に一度の確率で起こる」というものを統計学的に算出した“確率降水量”をもとにして、全国を5km四方に区切った地域ごとに、算出されています。
この情報が発表された地域の周辺では、災害の発生につながる猛烈な雨が降っていることを意味しています。危険な状況が迫っているおそれがあるので、地元の自治体が発表する避難情報などを確認して、早めの避難を心がけてください。
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