ジャニー喜多川氏、くも膜下出血で入院 嵐が回復願う「一日も早く元気に」
ジャニーズ事務所は7月1日、先月18日に緊急搬送が報じられた同社のジャニー喜多川社長(87)の病状について見解を発表。解離性脳動脈瘤破裂によるくも膜下出血で現在入院中であることを明らかにした。
同日、人気グループ・嵐が東京・ソニーミュージック六本木ミュージアムで開催される『ARASHI EXHIBITION JOURNEY 嵐を旅する展覧会』囲み取材に出席し、松本潤は「一日も早く元気に回復してくれることを祈っています」とコメント。同事務所の所属アーティストとしてジャニー氏の病状に初めて言及した。
現在、所属タレント達はジャニー氏を元気づけたいという思いから、日々、病室を訪れているといい、「今もジャニーは必死に頑張っておりますので、治療に専念することを最優先とさせていただきたく、ご理解くださいますと幸甚に存じます」とコメントしている。
展覧会の会見前に一度全員で登壇したメンバーを代表し、松本は「この『EXHIBITION』の会見の前に僕たちからご報告させていただきたいことがあるので少々お時間をいただきました」と切り出すと、「先月、6月18日に弊社の社長・ジャニー喜多川が病院に緊急搬送されました。僕たちは翌日19日にジャニーさんのもとにお見舞いに行きました。その後も時間のある時にジャニーさんの病室に通っている」と改めて現状を報告。
ジャニー氏の病状に関して様々な憶測が飛び交うなか、松本は「今はジャニーさんが一日も早く元気に回復してくれることを祈っています」と願い、「また、みなさまには今は静かに温かく見守っていただけばと思っていますので、何卒、よろしくお願いします」と呼びかけた。
またこの日はCDデビュー20周年を迎えて行われるグループ初の展覧会の初日。昨年秋から半年以上にわたって準備を進めてきた。松本は「この話で暗い会見になるのはジャニー(さん)も臨んでいない。明るく楽しくやりたいと思っていますのでよろしくお願いします」とその後の会見に向け、前を見据えた。11月30日まで同所、その後は大阪、福岡、宮城などを巡回して来年6月下旬まで開催される。
【関連記事】