【ジャニーズ会見速報】事務所名→スマイルアップに。新エージェント名はファンから公募

新社名候補や今後の対応を随時お伝えします
記者会見するジャニーズ事務所の(右2人目から左へ)東山紀之社長、井ノ原快彦氏ら=2日、東京都千代田区
記者会見するジャニーズ事務所の(右2人目から左へ)東山紀之社長、井ノ原快彦氏ら=2日、東京都千代田区
時事

【副社長を退任した白波瀬 傑氏について】

東山氏「白波瀬さん、説明責任はあると思います。うちの事務所に携わってくれた人たち、協力を仰ぎたいなと思っていますので、それも含めて今後検討していきたいと思います」

東山氏「結論的に見て見ぬふりをした」

東山氏「自分は結論的に(ジャニー喜多川氏の性加害を)見て見ぬふりをしたということになると思う。どういうふうに行動すべきかをわかっていなかった。今だったらいろいろな人に言えることかもしれないが、当時は家庭、仕事場、学校くらいしかなかったので、そういう中で誰かに言う勇気はなかった。これだけの問題が起きるというのは、子どもたちの弱いところをつかんでいたことだと思う。勇気を出して言っていたら、自分はここには座っていないと思う。だから向き合っていかなければいけないと思っている」

退所したタレントへの圧力について

井ノ原氏「今までともにオーディションをやって、青春時代を過ごした仲間とも連絡を取っている。そういう仲間たちとも、いい関係を続けていきたい。自分の仲間に圧力をかけることはありえない」東山氏
「退所したからといって遠ざけるわけではなく、共演など新しいスタイルなどで、向き合っていきたい」

【ファンとの向き合い方について】

・東山氏「ファンの方と一緒に作っていきたいと思っている。エージェント契約にしてファンの方たちがタレントを支えていくということでしか、信頼を築けないと考えている」・井ノ原氏
「(ファンへの)誹謗中傷はやめてほしい。また、これまでジャニーズだから写真がウェブで見られないようなことがあったが、そういったことはなくなっていく。応援しているタレントが世界に羽ばたいて行けるようにしていきたい」・山田CCO
「ファンも加害者という批判は的外れ。新会社は人権を尊重していく社会を作るために寄与していきたい」

女性タレントの育成はあるのか

井ノ原氏「ゼロではないと思うが、当面は今いる人で頑張っていく」

岡田准一氏の退所報道について

井ノ原氏「本人とは連絡を取っている。我々の関係性は何も変わらない。(退所については)これから本人から発表すると思うので、本人に発表させてあげてほしい」

山田将之氏「被害者救済委員会」に申し出た478人のうち、150人程度が在籍者であることが確認ができている。まだ途中なので増えていく可能性がある。補償額は、基本的には委員会から提示してもらった額を払う予定。

これまでジャニーズ事務所に所属したタレントの楽曲や肖像権について

木目田弁護士「新会社で活動するタレントは、全て新会社が(肖像権などを)保有できるようなスキームを作っていきたい。スマイルアップ社が新会社から収益を吸い上げるようなことにならないよう、分断したスキームにしたいと考えている」

東山氏自身の性加害疑惑について

東山氏、自らの性加害疑惑について「自分自身はセクハラをしたことはない」と回答。

誰が新会社とエージェント契約するか

・井ノ原氏「エージェント契約していきますというタレントについてはファンクラブに最初に伝えたい」

・東山氏「自分たちの声でしっかり伝えたいという思いがあると思う。ファンの皆様に待っていていただきたい」

【前回の会見で変えないと言ったジャニーズという名前を変更することにした理由について】 東山社長
「その考えが内向きだった。僕ら自身の意識改革をしなければいけないと思った。新しい会社を立ち上げ、来てくれる方々と手をたずさえ、その中でふさわしいものを新会社の名前にしていきたい」
井ノ原氏
「ジャニーズという名前を残してほしいという声があったのは、ジャニー喜多川氏のことを思ってのことではなく、ジャニーズという場所で輝いていた先輩への憧れからだと思う」

東山社長
関ジャニ∞など、ジャニーズの名前がついているグループについて全て変わると説明

チーフコンプライアンスオフィサーの山田将之弁護士が、被害者への補償と再発防止策を説明。被害者への補償について、被害者との対話を進めている。東山社長が被害者と直接会って、性加害やそれに関するジャニーズ事務所の対応をしており、対話の中で被害者からさまざまな意見をもらっている「被害者救済委員会」への申し出が478人で、補償を求めているのがのが325人なのは、全ての人が補償を求めているわけではないから。被害者と話をしながら、早ければ11月から補償を支払いをしていく。

新会社はエージェント会社。会社に縛られず、タレント自らが方向性に応じて、活躍の場を求めることになる。新会社はエージェント契約を締結し、プロデュースやマネジメントを行う。

社長は東山氏、副社長に井ノ原氏が就任する。

エージェント会社の名前は、ファンクラブの公募で決める

藤島ジュリー景子前社長の手紙

井ノ原快彦氏が、出席しなかった藤島ジュリー景子前社長の手紙を読み上げる。
藤島前社長は手紙で「4年前にジャニーズ事務所を相続した際に、ジャニーだけでなくメリーも権力を握っていた。自身は20代から過呼吸で、今ではパニック障害を抱えている。性加害についてはメリーが言うことを信じていた、自分の責任だ」と説明。

東山社長、現時点で被害者325名が補償を求めていると説明

新社名は「SMILE-UP.」

東山氏が社名の変更を発表。
新しく会社を立ち上げ、被害者の補償と保護に向き合いたいと説明する。新社名は「SMILE-UP.」

冒頭で東山社長が謝罪。その後、井ノ原氏が被害者に対するSNSでの誹謗中傷をやめてほしいと訴える。
「被害に遭われた方は本当につらい思いをして、一人でずっと抱え込んでいた。ようやく声を上げた。その勇気を無駄にしたくない。その勇気があったからこそ、この会社は変わろうとしている。誹謗中傷はやめてほしい」

ジャニーズ事務所側からの出席者は東山紀之社長、井ノ原快彦氏、チーフコンプライアンスオフィサーの山田将之弁護士、木目田裕弁護士の4人

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