さまざまな映画関係者たちが、オスカー像を持ち帰った3月27日の第94回アカデミー賞授賞式。
しかし一番素晴らしい贈り物を手にしたのは、俳優のジョン・トラボルタ氏かもしれない。
トラボルタ氏は28日、犬を抱く息子のベンさんと自身の写真をInstagramに投稿し、「昨夜のアカデミー賞授賞式のベティ・ホワイト追悼式に参加した犬を、ベンが家族として迎え入れました」と報告した。
完璧なベティ・ホワイトへの賛辞
トラボルタさんとベンさんの家族の一員になった犬の名前はマック&チーズ。
マック&チーズはプレゼンターのジェイミー・リー・カーティス氏とともに、アカデミー賞授賞式で行われた故ベティ・ホワイト氏の追悼式に参加した。
2021年12月に99歳で死去した俳優のホワイト氏は、熱心に動物保護活動をしていたことで知られていて、カーティス氏はホワイト氏の功績を称える中で、保護された動物を飼うよう会場に訴えた。
そのカーティス氏も、トラボルタ氏とベンさんがマック&チーズを迎え入れたニュースをInstagramでシェア。「昨夜の物語が、魔法のような終わりを迎えた」と歓迎した。
カーティス氏とトラボルタ氏は、1985年の映画『パーフェクト』で共演している。
カーティス氏の投稿によると、追悼式を終えて会場を離れた後に、主演男優賞のプレゼンターをする前のトラボルタ氏が、楽屋でマック&チーズを抱いている写真が送られてきた。
カーティス氏は「ジョンと犬が一緒にいる姿が美しいと思っていたら、今日、彼と息子のベンが小さくて可愛いマック&チーズを家に連れ帰ったと知りました。感動的な結末で、完璧なベティ・ホワイトへの賛辞です」とつづっている。
また、マック&チーズの世話をしてきたカリフォルニア州の動物保護団体「パウワークス(Paw Works)」も写真をシェアして、「勝者と敗者が決まる夜、私たちは最大の勝者はマック&チーズだと思います!」と喜んだ。
ハフポストUS版の記事を翻訳しました。