1月22日は「カレーの日」。家庭の味、学校給食の味、皆さんそれぞれ思い出があると思います。 そんな日を前に、「海上自衛隊下総教育航空群」が公式Xアカウント(@jmsdf_smatg)に「ビーフカレー(100人分)」のレシピを公開しました。
災害時、自衛隊は炊き出しでカレーを作ることもあります。「備えあれば憂いなし」「カレーのレシピありがとうございます」などと話題になっていました。
自衛隊のカレーレシピ(100人分)とは?
カレーの日は1982年、全国学校栄養士協議会が子ども達に人気があったカレーを全国の学校給食のメニューとして提供を呼びかけたことにちなんでいるといいます。
海上自衛隊下総教育航空群は1月19日、年に2回ある野外調理訓練の様子を公開。基地隊給養班はいざという時のため、どこでも調理作業ができるよう訓練を行っているそうです。
調理に使うのは野戦窯、レスキューキッチン。100人分のカレーで用意する材料は、じゃがいも7キロ、玉ねぎ7キロ、にんじん4キロ、しょうが300グラム、ニンニク300グラム、牛肉6キロ、カレールウ4キロ、牛乳1リットル、バター100グラム、焼き肉のたれ200グラム。このほか、調味料を複数用意します。
作り方も丁寧に記載されていました。
①ニンニクとしょうがで牛肉を炒める。牛肉は調味料A(クミン、ターメリック、塩、ブラックペッパー)で下味をつけておく。炒めたら一度取り出す
②バターで玉ねぎを炒め、きつね色になったら取り出す。釜は洗わない
③窯に調味料B(カレーパウダー、ブラックペッパー)を入れ、香りが出るまで炒めた後、にんじん、じゃがいもを炒める
④ここに炒めておいた牛肉を入れ、水10リットルを加える。沸騰したら弱火にし、あくをとる
⑤炒めていた玉ねぎを入れた後、調味料C(デミグラスソース250グラム、チャツネ大さじ1、コンソメ・ガラムマサラ、みじん切りにしたニンニク4切片)を入れ、弱火にして煮込む
⑥カレールウを加えたら濃さを調整し、ゆっくり混ぜながら弱火で30分煮込む
⑦仕上げに焼き肉のたれ200CCを入れたら完成
かなり本格的ですね。仕上げの焼き肉のたれは隠し味でしょうか。
この投稿を見た人たちからは、「さすが自衛隊や」「釜もデカいがレシピも100人前」といった声が上がっていました。
家でカレーを作る際、皆さんも分量を調整して試してみてはいかがでしょうか。