韓国のGW初日(4月30日)、済州島に数多くの観光客が駆けつけた。新型コロナウイルスの感染が広がる事態になって以来のにぎわいとなった。
済州島観光協議会によると、4月30日の観光客は4万5000人に達するものと予想される。当初予想された3万人を大幅に上回る数値で、GW期間中、最大で22万人にも達する見通しだ。
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この日、仁川国際航空・国際線のがらんとした様子に対し、金浦国際航空・国内線の建物には、数多くの人波が押し寄せた。
現在、済州を代表する観光地である城山日出峰、松岳山、海水浴場などは新型コロナウイルス事態以前と変わらぬ光景が広がっていた。マスクをつけない観光客もいて、ソーシャルディスタンスは、やはり守られていなかった。
済州島防疫当局は、特別入島手続きなどを通して入島しようとする訪問客に対し、発熱または新型コロナウイルスの症状の可否に対する検査を行っている。また、防疫当局は飲食店など島内の事業者に対して、マスク着用などの防疫指針を守らない客を受け入れないよう勧告している。
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韓国の新型コロナウイルスに新たに感染した人の数はピークの2月29日に1日916人を記録したが、4月19日には8人で約2カ月ぶりの一桁台、4月30日にはゼロとなっていた。5月1日時点の累積では1万774人。
しかし、ウォン・ヒリョン済州知事は、連休前日、「全ての入島客は国境を超える心構えで、防疫の手続きに協力してください」と気の緩みを警戒する呼びかけを行った。
ハフポスト韓国版の記事を翻訳・編集しました。