城、動物園、天文台、テレビ塔……。え、ホントに泊まれるの?
人材サービス大手「リクルート」(東京)が発行する旅行情報誌「じゃらん」が、意外な宿泊スポットに関する調査を実施しました。
その名も「じゃらん 泊まれる意外なスポットランキング」。一度は泊まってみたいスポットを紹介します。
10〜6位を発表!テレビ塔に?駅に?キリンと朝食?
調査は6月30日〜7月3日、インターネット上で行われ、全国に住む20〜50歳代の1026人が回答しました。
早速、10位から6位まで紹介します。なお、紹介する情報は、2023年7月31日時点の情報です。
【10位】
▽駅舎ホテル INN MY LIFE(静岡県)
【9位】
▽TR列車の宿(宮崎県)
【8位】
▽中伊豆 EAST WINDS VILLAGE(静岡県)
【7位】
▽ザ・バンブーフォレスト(千葉県)
【6位】
▽THE TOWER HOTEL NAGOYA(愛知県)
6位にランクインした「THE TOWER HOTEL NAGOYA」は、旧名古屋テレビ塔の中に誕生したホテル。
国の登録有形文化財にも認定されているテレビ塔に泊まれるという非日常が味わえます。
7位の「ザ・バンブーフォレスト」は、ふれあい動物園「サユリワールド」に隣接したグランピング施設。
毎年春から秋にキリンと一緒に朝食が食べられるオプションがあり、特別な体験ができます。
10位の「駅舎ホテル INN MY LIFE」は、天竜浜名湖鉄道にある無人駅「二俣本町駅」の駅舎をリノベーションした施設。
1日1組限定で現役の駅舎に泊まるという贅沢な時間が過ごせます。
城で晩酌?隣にライオン?標高700mの天文台?
それでは、5位から1位を発表します。
【5位】
▽平戸城 CASTLE STAY 懐柔櫓(長崎県)
常設「城泊」施設として、2021年4月にオープンしました。
「日本百名城」の平戸城にあり、宿泊場所となる「懐柔櫓(かいじゅうやぐら)」は、伝統とモダンが融合した華やかな空間です。
圧倒的な非日常感と、城主になれる特別感を満喫することができます。
【4位】
▽ランプライトブックスホテル名古屋(愛知県)
「本の世界を旅するホテル。」がコンセプトで、1階にある本屋は24時間営業です。
まさに昼夜問わず本に浸ることができ、その日の気分に合わせた1冊を選び、部屋で思う存分本の世界に没頭できます。
【3位】
▽ノースサファリサッポロ(北海道)
動物たちとふれあえる体験型動物園です。
園に併設する北海道アニマルグランピングでは、さまざまな動物たちと一緒に宿泊できます。
ライオンとガラス1枚隔てた部屋に泊まったり、アザラシやペンギンと一緒に過ごせたりできます。
【2位】
▽清和高原天文台 清和高原の宿(熊本県)
標高700メートルで360度⾒晴らしが良く、九州山地が一望できるロケーションにある「清和高原天文台」。この横に併設された宿泊施設です。
天気が良い日は、大型望遠鏡を使った夜間の天体観測など、天体にどっぷり浸る体験ができ、大自然の中でゆっくり満天の星を眺めて過ごすことができます。
【1位】
▽大洲城キャッスルステイ(愛媛県)
日本初、本物の天守に泊まれる「キャッスルステイ」。歴史的資源を活⽤した観光まちづくりの一環として展開しています。
滞在できる時間は、⼤洲城の観覧時間が終了する17時から翌朝9時まで。
宿泊者は城を治める「一日城主」として、大洲藩初代藩主である加藤貞泰の入城シーンを再現した演出で、家臣団からの歓迎を受けることも。
また、夜には櫓(やぐら)から月を眺めながら晩酌できるなど、歴史好きにはたまらない特別な体験が待っています。
いかがでしたか?
動物園や天文台、城に泊まれるなんてびっくりですよね。
近年、宿泊施設も「泊まれるだけじゃない過ごし方」を模索しているそうです。
ランキング情報を参考に、いつもとは違う体験をしてみるのもいいかもしれません。