アカデミー女優で政治活動家のジェーン・フォンダは11月1日、アメリカの首都ワシントンD.C.で、環境のために今後服を買わない、と公言した。
毎週金曜日にワシントンD.C.で自身が主催している、気候変動対策への議論を促進するデモ「Fire Drill Fridays」で語った。
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「このコートを見て」
フォンダは自分の着ている赤いコートの襟をつまみ、集まった観衆に語りかけた。
「何か赤い服が欲しくて、セールになってたこのコートを見つけたの。でもこれが、今もこれからも、私の買う最後の服です」
81歳のフォンダは、「100歳まで生きるかもしれないから」と続け、買う必要があるものが出てくるかもしれない、と冗談交じりで話した。
フォンダは環境活動家のグレタ・トゥーンベリさんに影響を受け、大量消費について考え始めたという。
「私は、世の中が大量消費にそこまで支配されていない時代に育ちました」
「だからみんなに、そんなに買い物をしなくていい、自分のアイデンティティのために買い物する必要はない、これ以上モノは必要ない、と話すとき、私自身がお手本にならなくてはいけません。だから、私はもう服を買いません」
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11月1日の気候変動へのデモにより、フォンダは4度目(4週連続)の逮捕となった。
フォンダは米テレビのトークショー『View』で、このデモを始めたきっかけを語った。
「私は、若い人たちがやっていることの後を追っているだけ。私が彼らに何か言っているのでなく、彼らが私を刺激してくれるのです」
ハフポストUS版の記事を翻訳、編集しました。