「銀行残高が危ない」。新型コロナで忌避される韓国の梨泰院、ガラガラの食堂の写真が公開された

梨泰院発の新型コロナウイルス集団感染の余波が地域一帯を直撃しているという。

韓国のソウル・梨泰院で、食堂を運営中のタレント、ホン・ソクチョンが、新型コロナウイルスの余波で人通りが少ない現地の状況を伝え、苦情を吐露した。

ホン・ソクチョンは17日、インスタグラムで「今日の夜は一つのテーブルも埋まらなかった。梨泰院が危ないのか、それとも自分の選択が危ないのか」と、がらんとした食堂の写真をあげた。

そして、「確実なのは、私の銀行残高が危なくなっていることだ」とし「#クリーン梨泰院 #梨泰院再生 #自営業者再生」などのハッシュタグを載せた。

ソウル屈指の繁華街である梨泰院。しかし、5月末のクラブでの新型コロナ集団感染により、すっかり危険な地域というイメージが付いてしまったようだ。地域を訪れる人自体が減っている。

梨泰院地域にいくつかの食堂を運営し、かつては「梨泰院地主様」とも呼ばれていたホン・ソクチョン。しかし、人気地域となった梨泰院は賃料が高騰。ホン・ソクチョンも昨年12月までに食堂一箇所を除き全て廃業していた。しかし、新型コロナウイルスの影響で、残った一箇所の運営ですら難しくなったようだ。

ハフポスト韓国版の記事を翻訳・編集しました。

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