石橋雅史さん、心不全で死去。85歳、『水戸黄門』などの名悪役

最後のブログには「八十六歳目の前の爺さん頑張っております」とつづられていた。
photoAC

名悪役・石橋雅史さん、心不全で死去 85歳

 時代劇や特撮スーパー戦隊シリーズの悪役として活躍した俳優の石橋雅史(いしばし・まさし、本名・雅美)さんが、19日午前9時7分に心不全のため死去した。85歳だった。石橋さんのブログで発表された。

 石橋さんの息子がブログを更新し「石橋雅史は平成30年12月19日、午前9時7分 心不全により、その歩みを終えました。享年85歳」と報告。「『人生 今日もいのちがけ』『負けてたまるか』 文字では書いても、普段そういうことを口にすることは一切ありませんでした。黙って、ひたすら辛抱強く生きたひとでした」と偲び、「眠りについたその顔はとても幸せそうでした」と伝えた。

 石橋さんは『水戸黄門』『大岡越前』『暴れん坊将軍』などの時代劇や『ジャッカー電撃隊』をはじめとするスーパー戦隊シリーズの名悪役として知られた。

 10月26日付のブログが最後の更新となり「今年になって少しばかり体調を壊して足腰が弱り少しでも調子を取り戻さなければと、今月から意地を張って皆の生気をもらおうと道場に足を運んでいるのだが、どうしてどうして歳をとって衰えた足腰はそう簡単に戻ろうはずもなく悪戦苦闘」「はたして元の体に戻れるであろうか?とにかくできる限り頑張らなくっちゃ!八十六歳目の前の爺さん頑張っております」とつづられていた。

関連記事

注目記事