イモトが見せた安室奈美恵への愛。パパラッチの誘いを一喝 「大好きな人に嫌われたくないもん」

「重々、マナーだけは守っていこうね」
イモトアヤコさん(左)と安室奈美恵さん
イモトアヤコさん(左)と安室奈美恵さん
時事通信社

安室奈美恵さんのファンを公言するタレントのイモトアヤコさんが、安室さんと念願の初対面を実現。その模様が7月29日、日本テレビ系『世界の果てまでイッテQ!』で放送され、イモトさんが見せたファンとしての姿勢に賞賛の声が出ている。

9月16日に引退する安室さんは、5月に台湾でツアーを実施。「イッテQ!」ではイモトさんに、「これが安室さんに会える最後のチャンス」として、台湾で安室さんをパパラッチして2ショット撮影を狙う"特別企画"を提示した。

これに対し、イモトさんはパパラッチ撮影に難色を示した。その姿勢にTwitterなどで「ファンの鑑」「イモトカッコいい」「これがファンとしてあるべき姿だね」などといった声が相次いでいる。

以下、番組内でのイモトさんの言葉をまとめた。

*(シーン1)企画が発表されると...

イモト:「いやだー!嫌です。もっともパパラッチしたくない相手よ、正直」

ディレクター:「だとしても、イモトこれがラストチャンスだから。引退したらもう撮れないです。だから、その一枚はオンエアできるかわからないにしても、安室さんとイモトの2ショット写真ってのはこの世に残しておきたくない?」

イモト:「残したい」

ディレクター:「だったら行くしかねえだろ」

イモト:「そこはどうだろう。いきたいよ。それと同時に同じくらい、最後の最後に嫌われたくないっていう思いがあるよね」

*(シーン2)台湾に到着した安室さんの姿を見た後に...

ディレクター:「一応入手しているのは、リハーサルをやるそうです」

イモト:「ライブのね」

ディレクター:「その入り待ち出待ちはやる」「宿泊しているホテルも入手しています」

イモト:「バカ野郎!」「重々、マナーだけは守っていこうね」

*(シーン3)ライブ会場前で安室さんが乗った車を止める提案を受けて...

イモト:「絶対できないよ、安室ちゃんの前で」

イモト:「無理だよ、好きなんだもん」

イモト:「大好きな人に嫌われたくないもん」

イモト:「私アーティストの気持ちわからないですけど、やっぱライブ前ってさ、気持ちがナーバスになってるわけじゃん。ライブ前を追われるとさ、嫌だと思うよ」

イモトさんは2ショットは果たせなかったが、安室さんのライブ翌日にサプライズが。台湾でロケ中のイモトさんの前に安室さんが登場した。

どうやら今回の企画は「イッテQ!」と安室さんが用意した、イモトさんへのサプライズの前フリだったようだ。安室さんはイモトさんに会うために、帰国を1日延ばしたという。

番組では安室さんとイモトさんの対談も実現した。

イモトさんにとって安室さんは、つらい時の拠り所になった唯一無二の存在だったという。

イモトさんは安室さんに感謝のメッセージを伝えた。

「小学校5年生の時に安室さんに自分の中で出会って、そこからずっと20年間好き」

「自信持ってこれまでブレずに続けて来られたことって、安室さんを好きって所だけです」

「安室さんに出会えたことで、私の人生は楽しく、素晴らしく、美しいものになっています。本当にそういうふうに思っているファンの方が、本当にたくさんいると感じました」

「私だけがこういう状態でいるのが、本当に申し訳ないって気持ちもあるんですけど。すごい素敵な方に応援されているんだなっていうのが嬉しくて」

「安室さんを好きになったことを、すごく誇りに思います。9月16日まで、アーティスト安室奈美恵さんを全身全霊で応援します。その後もずっとずっとずっとずっとずっと、ほんと大好きです。25年間ありがとうございました」

イモトさんの熱い言葉に、安室さんも思わず涙を流す。

「イモトさんはイモトさんのまま。今までも、今も、これからも、そのままのイモトさんであってほしいなって思います」

「皆さんに元気も与えているし、すごくそれを見て頑張ろうという方達もいらっしゃると思うので。イモトさんはイモトさんらしく、これからもいろんなお仕事にチャレンジしていってほしいなって思います」

「きっと私のファンもイモトさんのこと大好きだと思います」

「本当にお身体にお気をつけて。無理ない範囲で...いっぱいヘビ食べてもらって(笑)」

対談終了後、イモトさんは安室さんと念願の「ツーショット」を撮影。

イモトさんは「本当に夢って叶うんだなって思いました」とポツリ。これに安室さんも「叶います、夢は。夢は叶います」と応えた。

夢を持つことの尊さを、二人が教えてくれているようだった。

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