訪日中のイギリスのジェレミー・ハント外相が4月15日、都立日比谷高校を訪れて、生徒たちに模擬授業をした。
ハント外相は20代のときに日本で英語教師を経験を振り返り、「日本語を学ぶまで、日本の精神や日本人について理解するのが難しかった」と話し、他国の文化に触れるために外国語を学ぶことの重要性を訴えた。
駐日英国大使館の公式Twitterが動画を掲載した。
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■動画中のハント外相の発言全文
私が初めて住むために日本に来たのは23歳のときでした。
けれどもお金がなくて、昼は日本語の勉強、夜は英語の先生をしました。
日本語を学ぶことは大変でした。一番大変なのは漢字を学ぶこと。2000字を覚えました。
日本の精神、日本のキャラクター、日本人の人々、日本語を学ぶまでに理解することは難しかった。
だから、あなた達は外国語を学ぶことがとても大切です。ほかの国に住むことは素晴らしいです。
人が違っても、言葉が違っても、文化が違っても、心はみんな同じ人間だと分かるようになります。
私は英国人であることを誇りに思います。国際的でオープンで外向きの国ですから。英国のEU離脱(ブレグジット)があるので、英国の特徴が変わると心配している人がいます。
ですけど、英国との法的な関係が変わっても、英国の特徴は変わりません。歴史的に世界の国の全部の優秀な人のアイディアと文化を受け入れてきました。それは英国の精神です。変わることはありません。