俳優のヒュー・ジャックマンが、Facebookでいじめ被害を訴えた10歳少女をサポートすると表明した。
アメリカ・ペンシルベニア州に住む10歳の少女キャシディ・スレーターさんは、いじめを受けた経験を告白する動画をFacebookにシェアした。スレーターさんは、自分と同じようにいじめを受けている子供たちへの関心を高めてほしいと思ったという。
「私は、理由なくケンカをふっかけられた」
「私は、唾をかけられた」
「私は、洋服に牛乳をかけられた」
「誰も私に近寄らず、みんなから避けられた」......
スレーターさんは、自分が学校で受けたいじめを手書きで綴り、カメラに向かって紙芝居のように見せた。
「ひとりぼっちだと感じています。誰も味方がいないように思うし、とても辛い」
「これは私自身の話。いじめはやめてください。私だけでなく、他の子供たちにも」
ABCニュースの記事でこの動画を見たヒュー・ジャックマンは、Facebookで動画をシェアし、こうコメントした。
「ハイ、キャシディー。ヒューです。 あなたは愛されているし、特別で、かっこいい人だ。それをわかってほしい」
ジャックマンはこう続けた。
「あなたは内面も外面も強く、魅力的で、美しい。 いじめはよくない。 いつでも助けを求めてください。 あり得ないと思っていたようなところからサポートを受けられます。 私はあなたの味方です」
ジャックマンの投稿は7000回以上シェアされた。コメント欄には、「あなたの素晴らしいメッセージのおかげで、キャシディにはあなたの想像以上に救いの手が集まるでしょうね」「あなたの優しい心に感服します」など絶賛の声が集まった。
コメントの中には、キャシディさんへのエールもあった。
「キャシディ、私たちはみんなあなたの味方です。 頑張って、声を上げてください。彼らのすることは決して信じちゃいけない」
SNS上で次々と支援の声が集まったことから、キャシディさんの母親、ジェン・スレーターさんはFacebookに感謝の言葉を寄せた。
「キャシディの動画に、これほどまで反響があるとは正直思いませんでした。たった1人でも、キャシディの声に耳を傾けていじめをやめる子がいれば、私は満足です」
ハフポストUK版より翻訳、編集しました。