良いコンテンツはどこに集まり、どこへ広がっていくのか。ネットメディアと出版が今できることについて話し合います【イベント】

ピースオブケイクCEOの加藤貞顕さんがゲスト。5月8日(水)夜開催です。
HUFFPOST JAPAN

「ネットメディアVS本」ではない

 ハフポスト日本版は、出版社のディスカヴァー・トゥエンティワンと共同でハフポストブックスを4月20日に立ち上げました。

 ハフポストはこれまで、「新しい働き方」「ジェンダー」「家族のかたち」「経済を通した社会貢献」などメッセージを伝えてきました。

 「本当はもっと書きたかったのに」。ハフポストが取材相手と出会って素晴らしい話を伺ったにもかかわらず、記事にする時に泣く泣く削った文章も、本になら、たっぷりと書き込むことができます。

 また、本を通してハフポストのことをを知ってもらうことで、普段発信しているネット記事がさらに多くの読者の目に触れる機会になれば、と考えています。

「どうしてネットメディアが本を?」「いまの出版不況をどう思いますか?」。ハフポストブックスの準備しているとき、色々な質問を受けました。

これまでの出版社の役割を、ネットメディアや SNS が担っている部分も少なくなく、「ネット VS 本」の構図が意識されがちです。 しかしながら、 ネットメディアと出版社は連携することで、読者により良いコンテンツを届け、クリエイターが活躍できる場をもっと確保できるようになるのではないか、と考えています。

これまで「読者の視点が変わり、明日が変わる」をテーマに様々な本を読者に届けてきたディスカヴァー・トゥエンティワンの干場弓子社長も「インターネット上でも、リアルの場でも、会話や議論が始まっていくと期待している」などと話しています。

 クリエイターの「本拠地」づくりをしている加藤さんから学びます。

ハフポストブックスはまだまだ始まったばかりです。

企画を立ち上げたハフポスト日本版の竹下隆一郎編集長ディスカヴァー・トゥエンティワンの干場弓子取締役社長が、cakesやnoteを提供するピースオブケイクの加藤貞顕CEOをゲストとしてお迎えし、「コンテンツの未来」について話すイベントを5月8日夜、東京・六本木のアカデミーヒルズで開きます。

ネット・出版・SNSなど「表現の場」が多様化しているこの時代、一番面白いコンテンツはどこに集まっているのか、どんなビジネスモデルならばメディア、出版社、クリエイターが良質な作品を作り続けることができるか。

 ネット上でクリエイター達が集まる場を作り続けてきた加藤さんとともに語り合います。 

本や出版、日本のコンテンツには大きな可能性があります。編集者さんや書店員さん、あるいはこれまで出版業界とまったく関わりがなかった方など、これからの本づくりやコンテンツビジネスを変革していくネットの時代の「スター」はきっといる——。会場でみなさんとお目にかかれるのを楽しみにしています。

●日時 5月8日(水) 19時15分〜20時45分(開場18:30)

●場所 アカデミーヒルズ(東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー49階)
東京メトロ 日比谷線「六本木」駅1C出口より徒歩3分(コンコースにて直結)
都営地下鉄 大江戸線「六本木」駅3出口より徒歩6分
東京メトロ 南北線「麻布十番」駅4出口より徒歩12分
都営地下鉄 大江戸線「麻布十番」駅7出口より徒歩9分
東京メトロ 千代田線「乃木坂」駅5出口より徒歩10分
●申込締切 定員になり次第締め切らせて頂きます。
●定員 150人
●受講費  無料
●応募方法 下記応募フォームより必要事項を記入のうえご応募ください。
https://d21.co.jp/feature/huffpostbooks/event/0508.html

加藤貞顕(ピースオブケイク代表取締役CEO)

アスキー、ダイヤモンド社に編集者として勤務。『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』(岩崎夏海)、『ゼロ』(堀江貴文)、『マチネの終わりに』(平野啓一郎)など話題作を多数手がける。2012年、コンテンツ配信サイト・cakes(ケイクス)をリリース。2014年、クリエイターとユーザーをつなぐウェブサービス・note(ノート)をリリース。

干場弓子(株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワン取締役社長/日本書籍 出版協会理事。International Publishers Association(IPA)board member)

愛知県立旭丘高校、お茶の水女子大学文教育学部出身。1977年、世界文化社入社。「家庭画報」編集部等を経て1985年、株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワン設立。以来、取締役社長として、経営全般に携わり、書店との直取引で業界随一の出版社に育て上げた。2011年には『超訳 ニーチェの言葉』が同社初の100万部を突破。

竹下隆一郎(ハフポスト日本版編集長)

慶應義塾大学法学部卒。2002年朝日新聞社入社。経済部記者や新規事業開発を担う「メディアラボ」を経て、2014年〜2015年スタンフォード大学客員研究員。2016年5月から現職。「会話が生まれる」メディアをめざす。2019年4月20日、ハフポストブックスを立ち上げ、第一弾として初の著書『内向的な人のための スタンフォード流 ピンポイント人脈術』(ハフポスト ブックス)を出版した。

<書籍内容>

HUFFPOST JAPAN

 内向的な人のためのスタンフォード流ピンポイント人脈術(ハフポストブックス/ディスカヴァー・トゥエンティワン刊)

978-4-7993-2458-5

本体価格1500円

内気な人こそ活躍できる。ネット時代は、少人数の個人とつながっていればうまくいく。

 裏・読書(ハフポストブックス/ディスカヴァー・トゥエンティワン刊)

著者/手塚マキ

978-4-7993-2459-2

本体価格1500円

歌舞伎町伝説のホストが、「名著」を自由気ままに批評する。裏側から見る現代の日本。

5月刊行予定・第3弾!

 ママは身長100cm(ハフポストブックス/ディスカヴァー・トゥエンティワン刊)

978-4-7993-2460-8

本体価格1400円

電動車いすで生活する“小さなママ”。「出来ないことを素直に言う」勇気とは。  

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