この記事は2023年1月18日に掲載した記事です
※記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がハフポスト日本版に還元されることがあります。
寝袋の選び方
寝袋を選ぶときのポイントは、「形状」「保温性」「携行性」の3つ。それぞれ解説します。
寝袋の形状
・「マミー型」
マミーとは、ミイラを意味する英単語。そのためマミー型の寝袋は、体のラインに沿った形をしていて、密着度が高いので体温で温まりやすいという特徴があります。
・「封筒型」
封筒型の寝袋は布団と同じような形をしているのでマミー型と比べてゆったりしているのが特徴です。ファスナーを開ければ掛け布団・敷布団にもなります。
寝袋の保温性
寝袋を購入する際は、使用場所の気温と「快適使用温度」「限界使用温度」の2つの温度を確認しましょう。
快適使用温度は、温かく快適に眠れる温度域のこと。限界使用温度は、その温度までは使用できる、限界の温度を示します。
宿泊する場所の最低気温を事前に調べ、快適使用温度が最低気温以下の寝袋を選ぶのがおすすめです。
寝袋の中綿の素材によっても保温性が異なります。化繊とダウンのうち、より保温性が高いのはダウンですが、化繊にも比較的安価、水濡れに強いといったメリットがあります。優先順位を考えて選びましょう。
寝袋の携行性
マミー型の寝袋はたたむとコンパクトになる商品が多いので、電車など公共交通機関を利用する際やリュックサックに取りつけたい場合におすすめ。
寝返りが打てるくらいゆったりとした広さを求める場合は、封筒型の寝袋がおすすめです。マミー型ほどコンパクトにはならないので、車やバイクに積む前提と考えておくのがいいでしょう。
今回購入したのは、寝袋のおすすめでも紹介したリープウェイの封筒型寝袋。
女性でも持ち運べるサイズです。重さは1kg未満。
中綿もしっかりしていて、寝心地も◎。横幅もあり、寝返りも打てます。
広げると布団のように使えますよ。
おすすめの寝袋をマミー型、封筒型に分けて紹介します。
寝袋おすすめ:マミー型12選
コールマンの「タスマンキャンピングマミー」は、快適温度-2℃以上の寝袋。マミー型でありながら寝返りも打てる設計で、保温性と動きやすさを求める方におすすめ。洗濯機で丸洗い可能です。
バンドックの寝袋は、どの方向からでも開閉できるダブルジッパー仕様。足元も開けられるので、温度調節しやすい。中綿にはポリエステルを使用していて、全身をしっかり包んでくれます。
ナンガの「オーロラライト450DX」は、防水透湿、軽量が魅力の寝袋。ボックスキルト構造とチタンスパッタリング材の使用により保温効果を高めています。
プロモンテの「コンパクトダウンシュラフ」は、羽毛専業メーカー「河田フェザー」の良質なダウンを使用した寝袋。200~400m級の山で使用するのに適した寝袋です。もちろんキャンプにもおすすめ。
モンベルの「シームレスダウンハガー800」は、高品質ダウンと撥水加工を施した超軽量の寝袋。国内2,000m級の冬山でも使用できる寝袋です。
モンベルの「シームレス バロウバッグ#3」は速乾性に優れた化学繊維綿、エクセロフトを中綿に使用した寝袋。夏の高山から冬の低山まで使用可能です。右側にジッパーがつくタイプと左側につくタイプがあるので、2つの寝袋をジョイントすることもできます。
ホークギアの寝袋は、中空ホローファイバーというストロー状の極太繊維を中綿に使用しています。限界使用温度は-15℃までで、防寒性に優れた寝袋です。洗濯機で洗うことができ、干すときに便利なループもついています。
ニーモの「ディスコ™30」は、肘と腰回りに余裕をもたせた「スプーンシェイプ™」という形の寝袋。自然な姿勢と寝返りをサポートする作りになっています。撥水、保温力も優れているためキャンプや登山など幅広く活躍します。肩口にスマホなどを入れておけるポケットがあるのも嬉しいポイント。
スナグパックの「ソフティーエリート」は、生地・中綿ともにポリエステル素材の寝袋。インナー生地に使われているリフレクターサームという特殊繊維は、体熱を反射して暖気を確保します。丸洗いもできるので、保温性に優れた寝袋がほしい方におすすめ。
ロゴスの「抗菌防臭 丸洗いアリーバ」は、その名の通り抗菌防臭性に優れた寝袋。銀とポリマーによる抗菌防臭効果は洗濯をしても持続します。足元は立体的な空間で、開放感のある寝心地も魅力。
イスカの「スーパースノートレック」は、中綿を1,500g使用した保温性重視の寝袋。ネックウォーマーには暖かい起毛素材が使われています。アウトドアだけでなく、車中泊や防災用にもおすすめの寝袋です。
ネイチャーハイクの「雪鳥」は、寒さと湿気を防ぎ、撥水効果も高い寝袋。中綿は暖かいダックダウンで、ベルベットも含まれているのでふわふわと快適な寝心地の寝袋です。
寝袋おすすめ:封筒型12選
スノーピークの「セパレートオフトンワイド」は、両側がダブルジッパーになっていて、掛布団と敷布団を分離できる寝袋。布団のような寝袋がほしい方におすすめです。足元を開いて両サイドのファスナーを閉めれば、トンネル状にできるので、暖かい季節も使いやすいのが特徴です。
コールマンの「マルチレイヤースリーピングバッグ」の限界使用温は、-11℃。オールシーズン使えるにもかかわらず1万円程度とお手頃な寝袋です。3つのレイヤーを別々に使うことも、組み合わせて使うこともできるので温度調節しやすいのが特徴です。
ロゴスの「丸洗いソフトタッチシュラフ」は、中綿に暖かく軽いダイナーチューブファイバー、肌に触れる部分にはフランネルを使用した寝袋。保温性と心地よい肌触りが魅力です。洗濯機で丸洗いできるので、汗をかいても安心。
ロゴスの「ウォッシャブルウォーマー 抗菌防臭」は、首元から冷気が入るのを防ぐネックウォーマー構造の寝袋。ネックウォーマーは枕として使うこともできます。肌に触れる素材は抗菌防臭モイスポリという通気性の高いポリエステルで、丸洗いも可能です。
スナグパックの「ベースキャンプ スリープシステム」は、使用温度域が異なる2枚の寝袋を重ねたり、分離したりして温度調節ができる寝袋。ジッパーを全開にして掛け布団として使用することもできます。
リープウェイの寝袋は、裏地が綿素材で布団のように柔らかい質感。襟までしっかりジッパーを閉めるとより保温効果が高まります。洗濯機で丸洗いでき、お手入れも簡単。快適使用温度は10℃とやや高めなので、厳冬期以外に使うのがおすすめ。
ベアーズロックの「MX-604」は、夏はさらっと、冬は暖かい寝袋。春から初冬までの3.5シーズン活躍します。カラーバリエーションは9色。家族でそれぞれ購入するのもおすすめ。
ベアーズロックの「FOX-403 キングサイズ」は、通常サイズより10cmも幅が広い寝袋。肩口も広くゆったりと眠れるので、体格のいい方でも安心です。ジッパーの開け方次第で温度調節もできるので、オールシーズン使えます。
ハイランダーの「2in1 洗える3シーズンシュラフ」は、使用温度域が異なるグレー、ブラウンを使い分けることで温度調節できる寝袋。ブラウンの内側にグレーを重ねると、寒い時期でも保温性が高まります。洗濯時は手洗いがおすすめです。
JUYEEの「冬用ダウン寝袋」は、限界使用温度が-25℃と真冬でも頼りになる寝袋。保温性が高く、かつ内側は綿素材なので蒸れずに快適に過ごせます。収納袋に入れる際はベルトでバランスよく圧縮できるため、ボールのようにコンパクトに。
フィールドサハラの「人工ダウン寝袋 210T」は、アニマルフリーながら羽毛のような軽さと暖かさを実現した「マイクロプリマ」という素材を中綿に使用している寝袋。超極細の繊維が空気の層を作るため、ふかふか感が持続します。
コージーワンの寝袋は、表地に210Tポリエステルと肌触りのいいポリエステルマイクロファイバー、中綿には中空糸綿を使用しています。保温性と速乾性に優れ、洗濯機で丸洗い可能。
まとめ
アウトドアや災害時など幅広く活躍する寝袋。本記事を参考に自分に合うものをぜひ探してみてください。
※記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がハフポスト日本版に還元されることがあります。