この記事は2023年1月18日に掲載した記事です
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ドライブレコーダーとは、車やバイクに取り付ける録画用カメラのこと。
飲酒運転やあおり運転が社会問題となっていることもあり、設置する人が増えているカーグッズです。運転中の映像を録画できるので、万が一自動車事故が起きた場合にも、状況証拠や原因解明のために役立ちます。
ドライブレコーダーは、主にフロントガラスやダッシュボードなどに取り付けることができます。機能面もGPS付きなど様々です。有事の際はもちろん、ドライブレコーダーを取り付けておくことで、あおり運転の防止にもなります。
ドライブレコーダーの選び方① 録画範囲で選ぶ
ドライブレコーダーの録画範囲は「前後2カメラ」「フロントカメラ」「360度カメラ」があります。「前後2カメラ型」は、フロント側とリア側にカメラを取り付けるタイプのドライブレコーダー。あおり運転防止や追突事故の録画におすすめです。
交通事故で最も多いのは「追突(約35%)」なので、近年では「前後2カメラ型」が最も主流のようです。
後方にカメラを取り付けておくことで、録画をアピールできるため、あおり運転の抑制効果も期待できます。また、後続車の接近を検知してブザーを鳴らす機能を兼ね備えたドライブレコーダーもあります。
前後2箇所に設置するため、工賃が他のタイプのドライブレコーダーより高くなる傾向にあります。
「フロントカメラ」は他のタイプのドライブレコーダーよりも比較的安価で、フロントガラスやルームミラー部分に装着するのが一般的。
工賃も他のタイプより安く済む傾向にあるので、低価格でドライブレコーダーを導入したい人におすすめです。
車の前方のみを録画するので、広範囲を撮影できるように、水平画角・垂直画角・対角画角が広いタイプのドライブレコーダーを選びましょう。
「360度カメラ」は、前後左右360度の映像を録画するドライブレコーダー。
あおり運転や追突事故はもちろん、割り込みや幅寄せの録画もできます。
取り付け場所はフロントが主流。車内前方から撮影するため、後方の映像をより鮮明に残したい人には、リアカメラ付きのドライブレコーダーもおすすめです。
ドライブレコーダーの選び方② 映像の鮮明さ(画素数)で選ぶ
ドライブレコーダーで重要なのは「車のナンバープレートの数字が読み取れるか」です。
解像度は「1920×1080(フルHD)」、画素数は200万画素以上のドライブレコーダーがおすすめです。
白飛びや黒つぶれの補正ができる「HDR(ハイダイナミックレンジ)機能」や「WDR(ワイドダイナミックレンジ)機能」も要チェック。トンネルの出入り口や暗い場所でも鮮明な映像を撮ることができるため、撮り逃しを防ぎます。
ドライブレコーダーの選び方③ 機能性で選ぶ
ドライブレコーダーにあると便利な機能は「GPS」と「駐車監視」。
「GPS機能」を搭載しているドライブレコーダーは日時が自動設定されるため、日時設定の手間がかかりません。また、事故時の証拠映像の場所を正確に特定することができます。
「駐車監視機能」を搭載しているドライブレコーダーは、停車時にも周囲の映像を録画できるため、当てられた場合や窃盗被害の記録にも重宝します。
録画方法は、外部からの危険を探知した際に機能する「イベント録画」機能と、常に録画し続ける「常時録画」の2種類があります。
ドライブレコーダーの選び方④ 映像の確認方法で選ぶ
ドライブレコーダーで録画した映像の確認方法は、製品によって異なります。
ドライブレコーダー本体で再生するタイプや、パソコンで再生するタイプ、カーナビで再生するタイプなどがあるので、購入の際に必ずチェックしましょう。
機械の操作が苦手な人は、初期化等の定期的なmicroSDカードのメンテナンスが不要な「フォーマットフリー」がおすすめです。
ドライブレコーダーの選び方⑤ 取り付け方法で選ぶ
シガーソケットから給電するタイプのドライブレコーダーは、自分で取り付けることも可能です。
一方、オーディオ裏やヒューズから給電するタイプは、個人での取り付けが難しいため、自動車整備工場やカー用品店に取り付けを依頼しましょう。
ドライブレコーダーの取り付け工賃の相場は、取り付けるカメラのタイプによって異なります。
フロントのみなら6000円〜1万円程度、フロントとリアの場合は1万〜3万円程度です。
取り付けは、自動車整備工場、カー用品店、カーディーラー、出張サービスなどに依頼しましょう。
ドライブレコーダーのおすすめ18選をご紹介します。
スペック(録画解像度、HDR/WDR対応の有無、水平画角(フロント)、垂直画角(フロント)、液晶サイズ、駐車監視機能の有無)も早見表にまとめたので、ぜひ参考にしてみてください。
おすすめドライブレコーダー「前後2カメラ」タイプ8選
※360度カメラを除く。
手頃な価格で、フォーマットフリーのドライブレコーダー。
前後のカメラの両方に「F1.8明るいレンズ」を採用しています。
コンパクトサイズなのでミラー裏に収まりやすく、運転時の視界を遮らないのもポイント。
ドライブレコーダーを初めて使う人におすすめドライブレコーダー。
夜間や明暗の変化に対応するHDRも搭載しており、ナンバープレートも確認しやすいフルHDの200万画素です。
水平画角168度の広角レンズを採用しているので、広範囲の撮影もできます。
370万画素の高画質が特徴のドライブレコーダー。
夜間でも鮮明な映像を録画できるSTARVIS(スタービス)やイベント録画機能も兼ね備えた万能型です。
SDカードの残量が減ると警告してくれる機能付き。
370万画素の高画質で、カロッツェリアの「VREC-DH300D」と同じくSTARVISを搭載したドライブレコーダー。
シンプルな操作性と鮮明な映像に定評があり、Amazonでは2000件以上の口コミが寄せられている人気製品です。
370万画素の高画質で、STARVISを搭載したドライブレコーダー。
24.5インチのワイド液晶パネルが特徴で、Amazonの口コミには画質の良さや見やすさで定評を得ています。
また、GPS機能も搭載しているので、近隣の危険エリア通知を受け取ることも可能です。
ユピテルの「marumie」はその名の通り、前後左右に加え、車内の映像まで残せる優れもの。
後方を撮影するリアカメラにデュアルカメラを採用することで、実質3カメラで車内の記録も実現しました。
サイドガラス越しに左右の映像も残せるので、二輪車のすり抜けや、万が一事故に遭ってしまった際の証拠としても期待できます。
11.88インチの大画面液晶が特徴のドライブレコーダー。
静電タッチパネルを採用しているので、画面に軽く触れるだけで操作ができます。
フロントカメラ、リアカメラ共にSTARVIS搭載で画角は対角168度。本体はシリコンバンドで
ミラーに簡単取り付けが可能です。
昼間の白飛びを抑える機能に優れたドライブレコーダー。
140以上の広角レンズ搭載で左右の撮影にも優れており、GPS機能で走行速度の記録も可能です。
画素数は最大200万画素。音声やアラーム音による運転サポートや、駐車監視などの機能付きです。
おすすめドライブレコーダー「フロントカメラ」タイプ4選
初めてドライブレコーダーを購入する人におすすめの、ベーシックなフロントカメラ。
体格角度138度で、最大画素数は200万画素。昼間の白飛びにも強く、色味も自然です。
運転サポート機能と駐車監視機能は搭載していませんが、価格を考慮すると十分なスペックです。
ドライバーの視界を遮らない、小型のドライブレコーダー。
録画解像度はフルHDで、水平角度は136度。HDR/WDRもついた多機能なドライブレコーダーです。
駐車記録も可能で、イベント録画がONになる基準(感度)の設定もできます。
録画解像度がフルHDで、水平角度136度のドライブレコーダー。
白飛びしにくく、逆光でも鮮明な映像を録画します。また、フォーマットフリーのため、microSDカードのメンテナンスが必要ありません。
駐車記録も可能で、イベント録画は感度設定もできます。
世界的な電子機器メーカー「ヒューレット・パッカード」が手がけるコンパクトでスタイリッシュなデザインのが特徴のドライブレコーダー。
録画解像度はフルHDで、水平角度は134.3度。画角が73.7度と広めで、明るさ補正にも優れています。液晶モニターは小さめです。
駐車記録も可能で、イベント録画は感度設定もできます。
おすすめドライブレコーダー「360度カメラ」タイプ6選
360度カメラとリアカメラの2カメラタイプで、上方向の視野も広いドライブレコーダー。
あおり運転、急な割り込み、危険な追い越しなどはもちろん、信号や道路標識も撮影しやすい万能型です。
後続車の接近を検出すると、ブザーでドライバーに注意をうながす便利機能も搭載しています。
前後2カメラと360度カメラを採用し、前後左右に加え車内の撮影もできるドライブレコーダー。
死角の無さはもちろん、明るさの補正力にも優れており、トンネルの出口付近の逆光やヘッドライトの反射による白飛びをしっかり抑制します。
STARVISを搭載しているので夜間の録画も安心。駐車監視モードも搭載しています。
前後2カメラと360度カメラを採用した、前後左右に加え車内の撮影もできるドライブレコーダー。
各カメラの映像をまとめて見ることができます。
後部座席に若干の死角がありますが、前後左右の録画はばっちり。駐車監視機能はもちろん、GPS機能やLED信号対応した万能型です。
フロントカメラとリアカメラの2台で、車内と前方を撮影できる360度ドライブレコーダー。
フロントカメラの垂直角度は240度まで録画できるので、信号が死角になるリスクも軽減されます。
コムテックのビュワーソフト(別売り)を使えば、GPSや走行速度測定も追加で確認できるようになります。
水平角度・垂直視角度共に360度で全方位の録画ができるドライブレコーダー。
駐車監視機能はついていませんが、GPS機能やGセンサー、HDRも搭載しており、比較的価格が安いおすすめモデルです。
前方と左右の180度、車内180度で、合わせて360度の録画ができるドライブレコーダー。
STARVISを搭載しているので、暗い場所でも高画質の映像を録画できます。
HDRやGPS、運転サポートなどの機能も充実。駐車監視機能は別売りで追加することができます。
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