※記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がハフポスト日本版に還元されることがあります。
大切な洋服を長く着るために欠かせない「洗濯ネット」。
しかし、洗濯で衣類から剥がれ落ちた繊維の一部は、洗濯ネットの網目や処理プラントをすり抜けて海に流れ出ているそう。
流れ出た繊維の中には「マイクロプラスチック」と呼ばれる、5mm以下のプラスチックもあります。これらが海に流出し、生態系に悪影響を及ぼしていることも...。
今回は、マイクロプラスチックの流出を防ぐ「EARTH FRIENDLY’S WASH BAG」を、実際に使ってみました👇
一目瞭然!驚くほど細やかな網目
まず注目したいのが、目に見えないほど細かな網目。
ツルッとした触り心地で、今まで使っていたネットとの違いは一目瞭然です。
素材はポリアミドです。
また、ファスナー部分が丁寧な作りで、とても頑丈そうです。
たっぷり大容量サイズ
シャツ4枚とスウェットパンツ2枚を入れてみました。
長さ70cm×幅50cmの大きめサイズなので、まだまだ入りそうです。
「Bibelot」公式によると、「カットソーなら4~5枚程度が入る万能なサイズ。繊細な生地だと1枚で。普段使いの衣類はまとめていれることをお勧め」とのこと。
長さ35cm×幅35cmのミニサイズもあります。
実際に洗濯してみた。ポイントは洗濯後!
いつも通り洗濯機で洗濯したら、そのまま衣類を取り出して干すだけ。
...と思いきや、ここで網目が細かい洗濯ネットならではのステップがあります。
それは「ネット内に溜まったゴミを取り除く」ことです。
布で拭い落とすか、ゴミ袋の中で裏返し、はたきます。細かな汚れや繊維をキャッチしているので、「こんなにゴミがついてるんだ!」と驚きました。
※付着した繊維は、自治体の規定に則って処理してください。
家庭の洗濯機や衣料品をつくる工場から流れ出たマイクロプラスチックは、処理プラントにたどり着き、83%から99.9%が捕捉されていると言われています。
しかし、ファストファッションをはじめ、合成繊維を使用した服が短期大量消費されている現代、処理プラントにたどり着くマイクロプラスチックは大量で、それに伴い捕捉しきれない繊維の量も深刻化しています。
海に流れ出た繊維やマイクロプラスチックは、海中を浮遊して沈殿します。それを誤食した稚魚が消化器官を詰まらせるなど、生態系に様々な影響を及ぼしています。
海を守るために、洗濯ネットを変えてみる
私たちが簡単に取り入れられることの一つがマイクロプラスチックが流出を防ぐ洗濯ネットを使用すること。
通常の洗濯ネットより価格は張りますが、海の環境保全につながる「EARTH FRIENDLY’S WASH BAG」を、ぜひチェックしてみてくださいね。
※「受注生産」なので、発送まで時間がかかる可能性があります。
ハフコレでは、モノやサービスを通して、環境問題やジェンダー平等、人権などの社会課題を考えていきます。
「これを買えば正解」と言い切れない難しさはありますが、サステナビリティを身近に考えるきっかけになれば嬉しいです。
※記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がハフポスト日本版に還元されることがあります。
レジ袋の有料化、カフェチェーンでの紙ストローの導入、マイボトルの浸透ーー。近年、地球環境への影響から、使い捨てのものを中心にプラスチック削減の動きが社会全体で進んでいます。
しかし、身の回りに目を向ければ、あちらもこちらもプラスチックだらけ。生活の隅々にまで浸透し、便利なプラスチックを手放す未来なんて「正直とても想像できない」「言うは易し行うは難し」と感じる人も多いのではないでしょうか。
私たちは「脱・プラ依存」の先にどんな社会を描けばいいのか、そうした社会をどうしたら本当に実現できるのかーー。
9月26日(月)21時配信のハフライブでは、読者のみなさんからいただいたプラスチックへの疑問や意見を出発点に会話を始めます。
告知記事はこちら
<番組概要>
番組視聴は無料です。
配信日時:9月26日(月)夜9時~配信
配信URL: YouTube
https://youtu.be/8_oY7s_9yIc
配信URL: Twitter(ハフポストSDGsアカウントのトップから)
https://twitter.com/i/broadcasts/1jMJgLNXlnyxL