この記事は2023年1月18日に掲載した記事です
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燻製器の魅力とは?
燻製と聞くと手間がかかるイメージをもつ方もいるかもしれませんが、キャンプや家庭使用に適した燻製器がたくさん販売されており、誰でも簡単に燻製料理を作れます。
チーズやゆで卵、肉、魚などさまざまな食材を香ばしく燻せるので、冷蔵庫の中身を手軽に変身させたいとき、簡単なおつまみを用意したいときにもおすすめです。
燻製器の選び方
燻製器を選ぶ際は「素材」「サイズ・形状」「温度調節のしやすさ」に注目して選ぶのがおすすめ。それぞれ解説します。
素材で選ぶ
素材は大きく「金属」「非金属」に分けられます。鉄製の燻製器は強い火力に耐えることができ、丈夫なことが特徴。ステンレス製だと軽くて錆びにくいので、頻繁に使う方やアウトドアで使いたい方にとくにおすすめです。
非金属素材は、段ボールや陶土など。段ボール製は軽くて持ち運びやすく、安価なのがメリットです。陶土製は加熱時に遠赤外線を放出するためすばやく加熱でき、加熱をやめても余熱で調理できるのが特徴。食材がふっくらとジューシーに仕上がり、価格も比較的安価なので、とくに家庭用として人気です。
また、自宅で使えるロースター型も販売されます。
サイズ・形状で選ぶ
おいしい燻製を作るには、燻製器内で燻煙をよく循環させて食材にまんべんなく煙を当てる必要があります。大きな肉や大量の食材などを燻すなら、なるべく大型あるいは深さがある燻製器、小さい食材や少量の食材を燻すなら小型の燻製器を選びましょう。
網棚やフックを使うと食材を偏りなく配置できるため、大型の燻製器を使う場合はこれらのアイテムがど同梱されているかどうかも要チェックです。
燻製器の形状は大きく分けると「箱型」「鍋型」に分かれます。箱型のメリットは食材をフックで吊るせるため大きな食材も燻しやすいこと、網棚を複数設置できるので、一度に燻せる食材が多いこと。高さ30~40cm程度のものが主流です。
鍋型はコンパクトな分、温度が上がりやすく短時間で燻製が仕上がります。設置できる網棚は1つなので、少量の食材を短時間で燻したい方におすすめ。
温度調節のしやすさで選ぶ
燻製には80度以上の高温で燻す「熱燻」、80度以下で燻す「温燻」、30度以下でじっくり燻す「冷燻」の3種類があります。
冷燻は上級者向きですが、さまざまな燻製料理を楽しみたい場合は温度調節がしやすいかどうかも確認しましょう。温度計を搭載しているものは温度管理がしやすいのでおすすめです。
燻製器おすすめ21選
燻製器のおすすめ商品を「アウトドア向き」「室内向き」に分けて紹介します。
燻製器:アウトドア向き11選
サーモスのアウトドアでも家でも使える燻製器。土鍋のような燻製器と、ステンレスの保温容器、専用の網、スモーキングチップと焼いも用の焼き石がセットになっています。持ち運びしやすい専用バッグが付き。
マンション住まいの我が家でも全く問題なく使えました。匂いは控えめですが、加熱中にしっかり換気扇をつけるとさらに安心です。
一台あれば、燻製のハムはもちろん、焼き芋まで楽しめます。
SOTO(ソト)の燻製器は、箱型の折りたたみ式タイプ。通気口がスライド式のため、温度や湿度、燻煙の量を無段階調節できます。数種類のスモークチップや温度計、吊り下げ用フックが付いているので、初心者でも本格的な燻製を楽しめます。
SOTOの燻家(スモークハウス)は温燻用の燻製器。ミニスモークウッドとアルミ皿、金棒、金網、フックがついています。何度も使え、汚れたときも処分が楽チン。気軽にはじめられます。
段ボール製なので持ち運びやすく、キャンプやバーベキューなどで手軽に燻製を楽しめます。
段ボールの隙間から煙が出るので、庭やベランダでの使用しましょう。
好きな食材を入れ、着火後、30分〜1時間ほどスモークすれば完成です。
キャメロンズの燻製器は、高さ7cmのコンパクトな燻製器。ガス、炭火、オーブン、IHに対応しているので、アウトドアだけでなく家庭でも燻製を楽しめます。ハンドルが折りたためるので、収納時も場所を取りません。どこでも使えてコンパクトな燻製器がほしい方におすすめ。
BUNDOK(バンドック)の燻製器は、熱燻・温燻ができるアウトドア用の燻製器。ガスコンロやカセットコンロ、七輪などさまざまな熱源に対応可能です。温度計差し込み穴付きで、温度管理も簡単。
人気アウトドアメーカー、コールマンの燻製器は丈夫なステンレス製。深さがあるので、付属フックを使って魚などを吊り下げて燻すことも可能です。スモークウッドの取り出しや追加に便利な下窓付き。
ホンマ製作所の燻製器は熱燻・温燻を楽しめるアウトドア用燻製器。カセットコンロ、電熱器、炭火コンロなどに対応可能です。使用時は高さ44cmですが、収納時は27cmまでコンパクトにできます。
ユニフレームの燻製器は、三角柱型のアウトドア用燻製器。網は3段ありますが、燻すスペースとしてはコンパクトなため、小人数分のおつまみを短時間で作るのに向いています。別売りの「スモーカー温度計」を差し込める温度計用孔付き。
人気アウトドアメーカー、スノーピークの燻製器は約1.5kg、高さ16.5cmとコンパクトな燻製器。上の段から厚い食材、薄い食材、汁受け皿を配置できるようになっており、肉でも魚でもさまざまな食材を調理可能です。バーベキューコンロとしても使えるマルチクッカーです。
テンマクデザインの燻製器は、折りたたみ式のアウトドア用燻製器。深さは5.3cmあり、少人数分の燻製作りには十分です。収納ケースも別売りされています。
gently(ジェントリー)の燻製器は電池式、ボタン操作で手軽に使える燻製器。送風機で、燻煙を効率よく循環させます。250gと軽量なので、キャンプやバーベキューに持っていくのも楽々。ナッツやチーズ、卵などの燻製におすすめです。
燻製器:家庭向き10選
サーモスの燻製器は、真空断熱技術を使った超耐熱セラミックスの燻製器。保温容器がじっくりと食材を燻すので、加熱時間と煙の量が少ないのが特徴です。家庭で気軽に燻製を楽しめます。
SOTOの陶器製燻製器は、鍋底に金属質の発熱体を焼き付け、表面にはガラスコーティングが施されているため、異常加熱や加熱ムラを防ぎます。ガスコンロとIHの両方使えるので、キッチンで手軽に使える燻製器がほしい方におすすめ。
SOTOの「キッチン香房」は、その名の通りキッチンで短時間の熱燻・温燻が楽しめる燻製器。フタを浮かせて余分な煙を逃がすために、燻煙網は特殊な形状をしています。ステンレスなので錆びにくく、520gと軽量なのもうれしいポイント。
コールマンの燻製器は家庭でもアウトドアでも使えるポット型燻製器。容器の溝に水を入れることで、燻煙を閉じ込めることができ、香り高い燻製に仕上がります。専用の収納ケース付き。
アペルカの燻製器は、燻煙を逃がす穴付きの三角錐型の燻製器。室内でも煙がこもりすぎません。穴はつまみを回すとスライド開閉するため、燻煙量の調節も簡単です。ナッツなどもこぼさず燻製できるメッシュ皿付き。
ツヴィリングの燻製器は、アルミとステンレスの底厚三層構造のため、少ない熱量で調理できます。ガスだけでなくIHにも対応しているので、家庭での使用に人気のアイテムです。
アピックスの燻製器は、容器に特性ホーローを採用。燻煙を逃さず燻すことができるので、家庭で本格的な燻煙を味わえます。50品目のレシピブック付きなので、手軽にさまざまなメニューを試したい方におすすめ。
LOGOS(ロゴス)の燻製器は、食器のようなかわいらしいデザインの燻製器。紙製で、組み立ても簡単。網は3段になっており、チーズやソーセージ、卵など燻製できます。
パナソニックの燻製器は「くんせい」モードを選ぶだけで炭火焼のようにジューシーな燻製ができます。6つのオートメニューと3段階の焼き加減を選べるので、火加減に自信がないという方も安心。14層の触媒フィルターと強制排気ファンが設けられているため、室内で使っても臭いや煙が気になりません。
キャプテンスタッグの燻製器は、深さのある箱型燻製器。中の様子を確認しやすい大型扉なので、チップのつぎ足しも簡単です。折りたたみ式で持ち運びしやすいため、家庭での使用はもちろん、アウトドアにもおすすめ。
まとめ
いつもの食材が香ばしく変身する燻製器。使用シーンや燻したい食材を考えて、使いやすそうなものをぜひ探してみてください。
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