オーツミルクとは?
オーツミルクとは、オーツ麦という穀物でできた植物性ミルクのこと。牛乳、豆乳に続く第3のミルクとして注目されています。
最近では、スターバックスのカスタムやスーパー、コンビニでも見かけるようになりました。
「どんな味?」「栄養素は?」など気になる方も多いはず。
これまで30種類近くの植物性ミルクを飲んできた筆者がおすすめするアルプロの「オーツミルク」を紹介します。
アルプロのオーツミルク、気になる味は?
アルプロのオーツミルクの味は、「ほんのり甘い」、「砂糖不使用」の2種類。
ほんのり甘い
牛乳よりもサラッとした飲み口でありながら、クリーミーでコクを感じます。
普段牛乳を飲んでいる方も飲みごたえもばっちり。
ほんのりとした甘さでしつこくないので、ゴクゴク飲めますよ。
砂糖不使用
砂糖不使用ですが、オーツ麦の自然な甘みを感じます。それでいてまろやかな口当たり。
アーモンドミルク(砂糖不使用)を飲んだことがあり、物足りなさを感じた方に特におすすめです。
「水っぽい」飲み口の植物性ミルクも多くある中、アルプロのオーツミルクはクリーミーで飲みやすいです。
おすすめの飲み方は?紅茶との相性抜群
オーツミルクは、紅茶との相性抜群。ストレートティーと交ぜて飲めば、本格的な味わいのミルクティーに。
牛乳との違いは?
表からも分かるように、オーツミルク(アルプロに限らず)には、さまざまな栄養素が含まれています。
オーツミルクは、牛乳では摂取できない食物繊維や、野菜中心の食生活を送っている方が不足しやすいと言われているビタミンB12を補給できます。
さらに、牛乳にも含まれるカルシウムも。乳糖がうまく消化できない乳糖不耐症の方にもおすすめです。
環境負荷の点からも注目されている
オーツミルク等の植物ミルクが注目される背景には、牛乳と比べた時の環境負荷の低さもあります。
実は、牛乳の生産は、水や土地の大量消費をともなう上に、牛のゲップからは温室効果があるメタンガスが大量に排出されるため、気候変動の要因にもなっているのです。
一方で、植物ミルクはどうか。
イギリスのオックスフォード大学の研究によると、植物性ミルクの生産過程で排出される温室効果ガスは牛乳の約3分の1、土地利用は約10分の1にとどまっています。
こうした背景から、欧米を中心に、消費者の牛乳離れ、そして植物性ミルクへの移行が加速しているのです。
ただし、単純に「牛乳を植物ミルクに置き換えればいい」という話でもありません。
植物ミルクは「ミルク」といえども、栄養素は牛乳とは大きく異なります。
また、日本は、植物性ミルクの原料であるオーツ麦や大豆、アーモンドのほとんどを海外から輸入しています。環境負荷を考える際、輸送にともなう二酸化炭素の排出量なども考慮する必要があるでしょう。
このように牛乳と植物ミルクの「良し悪し」を単純に比べることはできませんが、植物ミルクを通して、牛乳を取り巻く環境や社会の問題を知り、普段の買い物や食生活を見直すきっかけにしてもらえれば幸いです。
どこで買えるの?スーパーでも通販でも購入できます。
まだ試したことがない方は、ぜひチェックしてみてくださいね。
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