アジア各地のご当地グルメが大好きな筆者。
最近見つけた万能スパイスをご紹介します。
その名も「サンドイッチスパイス」
爽やかなネーミングと素朴なラベルに油断してはいけません。
見た目からは想像もつかないほど、本格的なスパイスです。
サンドイッチにスパイス?
そもそも、サンドイッチにスパイスってあまり馴染みがないですよね。
筆者は「ハーブ系かな?」と思っていたのですが、想像と違いました。
インドのご当地サンドイッチが作れるスパイス🇮🇳
サンドイッチスパイスを販売しているのは、東京・世田谷の「ゴーダカフェ」。日本で初めて西インド・ムンバイのご当地サンドイッチ「ボンベイサンド」を出したお店なのだとか。
主材料は…
クミン!
コリアンダー!
スパイスカレー等で聞き馴染みのあるスパイスです。
早速、鶏肉のサンドイッチを作ってみました
試食パーティーを開いて、参加者に感想を聞いてみることにしました。
クミンとコリアンダーに合わせたら美味しいかもと、あえて和風の照り焼きチキンをサンドすることにしました。
そのほかの具材は以下の通り。
・サニーレタス
・ミニトマト
・キュウリ
・オニオンスライス
・生マッシュルーム
・スライスチーズ
・レモン
・ゆで卵
野菜やゆで卵は薄くスライスして、玉ねぎは少し水にさらして辛みを抜いています。
サンドイッチパーティー開始!
ホットサンドメーカーの上に食パンを乗せ、好きな具材を並べていきます。
最後にサンドイッチスパイスをひと振り。
「うっわ、本格的な香り!!」「もはや焼かずに食べたくなってきた、絶対美味しいやつ!」と参加者からも期待の声がします。
実食!気になる味は?
「う、う、うまい!」
「こんなの初めて食べた!癖になりそう」
「インドに行きたくなってきた...!」
チーズとの相性も抜群🧀
「サンドイッチスパイス」には、ブラックペッパーと岩塩も含まれているので、味付けはこれだけでOK(お好みで塩追加)。
スパイシーな香りが漂いつつ、決して強烈すぎることもなく具材の味を引き立てます。何よりチーズとの相性が抜群。
今まで食べたことのない新鮮なホットサンドになりました。
もちろん焼かずに食べても美味しい
全粒粉の食パンも良く合います。アボカドを入れて正解でした。
使い方は色々!
サンドイッチ以外にも、色々な料理で使ってみました。
1. フィンガーフード
スライスしたバゲットに同じ具材を乗せて「サンドイッチスパイス」ひと振りすれば、これだけでパーティーの人気おつまみに。
簡単な料理でも複雑な味が楽しめるのが、スパイス料理のうれしいところ。お酒もすすみます。
2. 生マッシュルーム
スライスした生マッシュルームに、オリーブオイルと塩、そして「サンドイッチスパイス」を少し多めに振りかけただけで絶品の一皿に。
「止まらなくなる...」と大好評で、一瞬で無くなってしまうほど。
3. 濃厚な豆腐
濃厚な味わいで人気のお豆腐「波乗りジョニー」。
ワサビ菜を添えてスプーンで器にざっくり盛り付け、サンドイッチスパイスを振りかけます。大豆特有の甘さをクミンの香りが引き立て、相性バッチリでした。
4. 手羽元のオーブン焼き
手羽先に振りかけても◎。
満腹状態にコッテリ料理は躊躇するところですが、スパイスが癖になり、ペロリといけました。
後を引く美味しさに「魔のスパイスだ...」と思わず口を揃えました。
5. 最後は大人タイムに
「チーズとの相性が最高だった」という声が多かったので、残ったスライスチーズを2枚重ねてカット。そこにサンドイッチスパイスをかけただけの簡単おつまみです。
「ただのスライスチーズが…!」「サンドイッチスパイス、恐るべし」と改めてその相性の良さに感動し、パーティーは大満足で終宴となりました。
少しお高めですが、使う量はほんの少しなので長持ちしそうです。
サンドイッチやお肉料理はもちろん、サラダやお豆腐、チーズなど、いろいろな食材にさっと一振りするだけで、新しい一品を楽しめます。ぜひお試しを!
※この記事は、BuzzFeed Japanで掲載した記事を再編集したものです。