この記事は2023年1月6日に掲載した記事です
ヘッドマッサージャーとは?
「ヘッドマッサージャー」とは、自分で手軽に頭皮マッサージができるアイテムのこと。頭皮マッサージは、血行改善による毛髪の成長サポート、リフトアップ、肩・首のコリなどを助けるとされています。
ヘッドマッサージャーの形状や重さ、機能、価格はアイテムによってさまざま。本記事では、ヘッドマッサージャーの基本機能や選び方、快適に使うコツを紹介します。
ヘッドマッサージャーの基本機能
ヘッドマッサージャーの基本機能は、頭皮をピンポイントで刺激する「揉みほぐし」と、頭部全体をマッサージする「エアパック」の主に二つです。一部商品には振動を与えるものやプラズマクラスターイオン付きのもののあります。
揉みほぐしのローラー速度を変更できるものがほとんどなので、自分にとって心地よい刺激を選びましょう。
ヘッドマッサージャーの形状
ヘッドマッサージャーには大きく「石けん型」「取っ手型」「ヘルメット型」の3つがあります。
石けん型は手のひらサイズで、片手にすっぽり収まるコンパクトな形状です。
取っ手型は持ち手部分を指で挟んで使います。
重いと手が疲れる可能性があるので、検討する場合には重さも確認しましょう。
ヘルメット型は、頭を覆うタイプです。両手が空くので、読書したりテレビを見たりしながら使えます。ながらマッサージをしたい人におすすめです。
ヘッドマッサージャー使用時のコツ
ヘッドマッサージャーによって変わりますが、多くは髪の生え際から頭頂部に向かって、ゆっくりとマッサージしていくことを推奨しています。強い力で刺激を与えてしまうと、頭皮が傷んでしまう恐れがあるので、ヘッドマッサージャーを押し付けないことが大切です。
使用時間も「1回5分、1日1回」といった推奨されている時間を守りましょう。
ヘッドマッサージャーの選び方
次に、ヘッドマッサージャーを選ぶ際にどのような観点があるか紹介します。
電動か手動か
ヘッドマッサージャーには電動タイプと手動タイプがあります。電動タイプはボタン1つで刺激を与えられるものが多く、運動速度や振動の有無も含めさまざまなバリエーションでマッサージできます。
手動タイプは自分で刺激の強さを細かく調整でき、充電も要らないのでいつでも手軽に使えます。また、電動と比べると比較的安価です。
機能性
機能性にこだわりたい方は、アタッチメントの種類や、振動機能があるかなど確認しましょう。頭部だけでなくデコルテやフェイスラインなど、ほかのボディーパーツをマッサージできるものも人気です。
防水かどうか
シャンプーをするときに使いたい、、入浴中のリラックスタイムに使いたい方は防水タイプのヘッドマッサージャーを選びましょう。防水レベルが高い「IPX7」のヘッドマッサージャーは特におすすめです。
予算
手動のヘッドマッサージャーは1,000円台から販売されています。一方で、電動は5,000円前後~4万円前後まで幅広い価格帯となっています。自分に必要な機能や使いやすそうな形状であることを前提として、予算に合うものを探してみてください。
ヘッドマッサージャーを使ってみた_手動タイプのヘッドマッサージャー
手動タイプのヘッドマッサージャー、「リラクシングマッサージブラシ」を実際に使ってみました。
Amazonでは3400件以上のレビューが投稿されていて、星評価は4.4の超人気のヘッドマッサージャーです。
ブラシ面には円錐形が並んでいます。先端は尖っていますが、シリコン製なので適度に柔らかく、頭皮に押し当てても痛みなどは感じません。
円錐形のブラシが髪の毛をかき分けて、軽く押し当てるだけるだけでしっかり頭皮まで届きます。グリップしやすい形状で片手でも安定しています。
ヘッドマッサージャーを使ってみた_電動タイプのヘッドマッサージャー
電動タイプのヘッドマッサージャー、「NIPLUX HEAD SPA」を実際に使ってみました。
楽天では2700件以上のレビューが投稿されていて、星評価は4.5の超人気のヘッドマッサージャーです。
4つのローラーが頭皮をしっかりつまみあげ、びっくりするほど気持ちが良い...。電動なので、力も入りません。モードは、HighとLowの2種類。
筆者は、髪の毛が細く絡まりやすいのですが、NIPLUXのヘッドマッサージャーは、絡まることなく頭皮をもみほぐしてくれました。ちょっとした休憩や入浴時に愛用しています。頭皮だけでなく、ボディにも使えます。
ヘッドマッサージャーのおすすめ20選
ヘッドマッサージャーのおすすめを「電動」「手動」「多機能」「防水」「1万円以下」に分けて紹介します。
電動のヘッドマッサージャー
ヤーマンの「myse(ミーゼ)ヘッドスパリフト」は、ヘッドスパサロンレベルの本格的なヘッドマッサージャー。「つかみ揉み」と「つまみ上げ」の技術を再現し、ローリング刺激は毎分約57,600回と非常に細かいのが特徴です。フェイス用アタッチメントはエステティシャンの指の動きを再現しているので、心地よい刺激を受けながらフェイスラインもケアできます。
株式会社リープグローの「Homia HEAD SPA(ホーミア ヘッドスパ)」はお風呂で使えるヘッド&ボディマッサージャー。「つかみ揉み」機能に特化していて、小型でありながらパワフルです。鏡面加工でスタイリッシュな見た目。ギフトにもおすすめです。
パナソニックの「スカルプビューティ サロンタッチタイプ(スパイラル&スライド)」は、ブラシが左右にスライドする「ストレッチスライド」、各ブラシが独立した動きで回転する「ワイドフォーフィンガースパイラル」とを切り替えられるヘッドマッサージャー。
密着揉み出しブラシは硬さの異なる3種類のブラシで構成されています。
Tech Love株式会社の「電動頭皮ブラシ リリーフスカルプ」は強、弱、ランダムの3つのモードで頭皮を揉み上げるヘッドマッサージャー。13枚の歯車と4つのローラーで安定した回転速度を保ち、髪の毛が絡みにくく、さらに防水なのが嬉しいポイント。マグネット式充電で差し込み口がないため、充電も簡単です。
手動のヘッドマッサージャー
満天社の「ヘッドスパ ハンドプロ」は、指先のようなポリプロピレンの突起が付いた「遠赤外線ボール」で頭皮をかき上げるヘッドマッサージャー。手動のため必要なときにいつでもどこでも使えます。力の調整を自分でしたい人におすすめ。
本記事でも紹介した ETVOS(エトヴォス)「リラクシングマッサージブラシ」は、優しい乳白色が印象的なヘッドマッサージャー。シリコン製の突起はしなやかで、頭皮のツボを程よく刺激してくれます。女性の手でも握りやすいようこだわっており、シャンプー時でも滑りにくいグリップ感が特徴です。
PHCOMRICHの「スカルプマッサージ メタルシャワー」は、12本のゴムビーズを頭皮でスライドさせ、優しくマッサージできるアイテム。頭だけでなくひじや膝、足首など、全身をマッサージできるのも嬉しいポイントです。
AKAISHI(アカイシ)の「ツボスパヘッド」は、入浴時におすすめのヘッドマッサージャー。長いブラシで頭皮全体を刺激し、中央の短いブラシでタッピングするなど、好みによって使い分けられるのがポイント。頭以外に全身に使えます。
多機能のヘッドマッサージャー
breo(ブレオ)の「モンデール ヘッドスパ」は頭部、目元、首を一気にリフレッシュできるヘルメット型のヘッドマッサージャー。15分間のオートプログラムになっていて、頭頂部はエアプレッシャーの絶妙な強弱がついた刺激、首のつけ根は揉み玉とヒーターでアプローチ、目元もこめかみまでのエアプレッシャーがほぐします。本格的なリラクゼーションを習慣づけたい方におすすめ。
アートネイチャーの「LHスカルプヘッドスパプラス」は、ブラシが頭のカーブにフィットするヘッドマッサージャー。シャンプー時も使用可能で、自分では落としきれない皮脂汚れも洗浄してくれます。
高速モードは、毎分約63,300回ものタッチ回数で、頭皮を立体的に刺激します。アタッチメントを切り替えれば頭だけでなく顔、首、デコルテなど広範囲のケアが可能です。
創通メディカルの「ENSヘッドスパ」は、ローリングの揉み上げに加えてEMS(電気による筋肉刺激)機能が搭載されたヘッドマッサージャー。ふくらはぎや二の腕、ウエストなど頭皮以外もケアできる優れものです。
株式会社MTGの「Refa GRACE HEAD SPA(リファ グレースヘッドスパ)」は、独自テクノロジーによる「ツイストニーディング」機能が特徴。プロの手技を再現して、硬い頭皮も連続的につまみ上げます。ハンドルを握ってすっぽりと包み込めるで使い勝手がよくおすすめです。
防水のヘッドマッサージャー
Youmay(ユーメイ)の「電動ブラシ」は、水深1mまでの環境でも30分使用できる、完全防水のヘッドマッサージャー。左右にある4つのアタッチメントには合計112個の突起があり、2方向・2種類の動作スピードが使えます。軽量かつラバーコーティングで一定の摩擦感があるので、軽い握りで滑らず使えるのも嬉しいポイント。
株式会社川の「アデランス バスタイムエステ スパニスト」はバスタイム時の使用がおすすめのヘッドマッサージャー。毛穴に詰まった皮脂汚れを落とし、髪の根元を立ち上がらせふわふわヘアをサポートします。トリートメント時にはLEDビームや振動機能を使えて便利です。
Breo(ブレオ)の「Electoricヘッドブラシ」は、独自開発の3Dムーブメントでブラシが360°回転するヘッドマッサージャー。人間の手では難しい繊細な動きで刺激します。防水なので、バスタイムにじっくり頭皮・ボディケアしたい人におすすめ。
ツインバード工業の「防水ヘッドケアマシン」は、4本の回転ブラシで揉み上げ、2本の突起で頭皮を引き寄せるヘッドマッサージャー。付属の防水「ガイドシート」には悩み・疲れごとにおすすめのコースが記載されています。
一万円以下のヘッドマッサージャー
SLOTRE(スロトレ)の「ヘッドスパ」は、簡単充電で完全防水にもかかわらず約5,000円とリーズナブルなヘッドマッサージャー。84個のシリコン突起による3D振動で、しっかり揉みほぐします。電池残量や使用モードがパネルに表示されるのも便利。
LOMAYA(ロマヤ)の「電動頭皮ブラシ」は、3つのモードが選べる防水ヘッドマッサージャー。4つのローラーが、しなやかに頭皮を刺激してくれます。見た目はやや大きく見えるものの重さは300g程度なので、軽さを重視する方にもおすすめ。
本記事でも紹介した「NIPLUX HEAD SPA」は、細くて長い髪にも絡みにくく、静音設計が特徴のヘッドマッサージャー。バイブレーション機能まで搭載されているので、さまざまなバリエーションを楽しめるでしょう。
SHARP(シャープ)の「スカルプエステ プラズマクラスター」は、ヘッドスパニストの手を参考にした「ダブルかっさ」という形状が特徴のヘッドマッサージャー。先端に付いたチタンボールをスライドさせることで、頭皮を心地よく刺激できます。
髪をかき分けてマッサージをしながら、プラズマクラスターイオンを頭皮に届けられます。
まとめ
機能も価格もさまざまなヘッドマッサージャー。自分用にもギフトにもおすすめのアイテムです。ぜひ自分の好みやライフスタイルに合うものを見つけてみてくださいね。
※使用の際は、各メーカーの使用方法、注意事項を読んでお使いください。
※ヘッドマッサージャーは医療器具ではありません。効能・効果を保証するものではありません。
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