この記事は2022年5月26日に掲載した記事です
キャンプチェアとは?
キャンプやバーベキュー、野外フェスなどで活躍するキャンプチェア。どのようなタイプのキャンプチェアがあるのか、1つずつ解説します。
タイプごとの特徴①ハイスタイル
ハイスタイルのキャンプチェアとは、座面高が約40cm以上のものを指します。リビングで使うダイニングチェアに近い高さなので、腰くらいの高さのテーブルと一緒に使うのがおすすめです。
ただ、サイズが大きいことから重さがあり、かさばりやすいため、自宅の収納スペースが限られている場合や何脚も購入する場合は事前にスペースや重さを確認しましょう。
タイプごとの特徴②ロースタイル
ロースタイルのキャンプチェアは、座面高が30cm程度のものを指します。ハイスタイルよりも地面に近いので、焚火を囲むときやピクニックシート代わりにぴったりです。
リラックスして座れますが、腰が沈みやすいため、頻繁に立ったり座ったりする場合には少し面倒に感じるかもしれません。
タイプごとの特徴③ベンチタイプ
ベンチタイプのキャンプチェアは、複数人で座れるので家族や友人との大人数キャンプに便利。ソロキャンプでも荷物置きとして使えるため、汎用性が高いタイプです。
ただし背もたれがないものもあるので、体を預けてのんびりリラックスしたい方には背もたれつきのハイスタイルやロースタイルがおすすめです。
タイプごとの特徴④スツールタイプ
スツールタイプのキャンプチェアは、座面と脚だけでできています。他と比べて軽量かつコンパクトなので、携行性に優れています。背もたれがないので長時間座るのには向きませんが、収納・設置をとにかくスムーズにしたい方におすすめです。
キャンプ初心者必見。キャンプチェアの選び方
キャンプ初心者は、どのようにキャンプチェアを選んだらよいのでしょうか。ここでは「目的・使用者」「サイズ」「仕様・機能」「組み立てやすさ」の4つの観点で解説します。
目的・使用者で選ぶ
まずはキャンプチェアを使う目的や、誰が使うかを考えましょう。食事中の使用が主な目的なら、ダイニングチェアに近い感覚で座れるハイスタイルチェアがおすすめです。
キャンプのときだけでなく、自宅の庭やベランダなどで使いたい場合にもハイスタイルチェアがなじみます。室内インテリアとしても違和感がありません。
ただハイスタイルチェアは高さがあるので、どちらかというと大人向け。子どもが使うことを想定するなら、ロースタイルやベンチタイプの方が座りやすいでしょう。
サイズで選ぶ
車でキャンプに出かけたり、ツーリングに持っていったりする場合には、サイズも考慮する必要があります。折りたたみ可能かどうか、重さ、大きさはどれくらいかを確認して購入しましょう。
仕様・機能で選ぶ
キャンプチェアの中には、リクライニング機能や、ドリンクホルダーやポケットが備わっているものもあります。自分や家族が使う場面を想像して、最適な機能のものを選びましょう。
組み立てやすさで選ぶ
組み立てやすさも選ぶ際にチェックしておきたいポイントです。キャンプチェアの組み立ては、基本的に「収束型」「平面折りたたみ型」「コンパクト型」の3タイプがあります。
「収束型」は、脚と座面が縫い合わされているので、開くだけでチェアになるというもの。座面が内側に収納され、スティック状になります。
「平面折りたたみ型」は、背もたれと座面をたたみ合わせて平たくできる、二つ折りタイプです。このタイプはローチェアに多く、脚も連動して開くため簡単に設置できます。
「コンパクト型」は、背もたれと座面がつながっており、脚が別になっているタイプです。組み立てに慣れる必要はありますが、収束型のチェアと比較すると、収納サイズは半分ほどになります。
キャンプチェアのおすすめ20選
キャンプチェアのおすすめを「ハイスタイル」「ロースタイル」「ベンチ・スツールタイプ」「軽量タイプ」「高機能タイプ」別に紹介します。
ハイスタイルおすすめ4選
人気アウトドアブランド「Coleman(コールマン)」の「インフィニティチェア」は、リラクゼーション向きのハイスタイルチェア。アームレスト部分にロックレバーがあり、好みの角度にリクライニングできます。サイズは大きめなので、収納スペースは要チェックです。
「Snow Peak(スノーピーク)」の「Take! チェア ロング」は丈夫な6号帆布と竹、アルミを使用したハイスタイルチェア。背中に違和感を与えないように縫製箇所が工夫されており、体を預けると包み込まれるような座り心地です。収納時にかさばらないのも嬉しいポイント。
「ogawa(オガワ)」の「ハイバックチェア コットン」は、手触りがよく火の粉に強いコットンを使用したハイスタイルチェア。脚が安定していてお尻も沈みすぎないので、座ったり、立ったりもスムーズにできます。
「FILEDOOR(フィールドア)」の「ポータブルコンパクトチェアハイバック」は、背もたれが高く頭も預けられるので、休憩時にぴったりのチェアです。アルミ合金のなかで最高強度の「超々ジュラルミン(A7075)」を採用しているにもかかわらず2.4kgと軽量で、専用のケースにコンパクトに収まります。
ロースタイルおすすめ4選
「Snow Peak(スノーピーク)」の「ローチェア30」は、中央収束型のロースタイルチェア。安定感があり、ナチュラルで美しいデザインも魅力です。セットで使えるローテーブルも販売されているので、ロースタイルでまとめたい方におすすめ。
「Helinox(ヘリノックス)」の「タクティカルチェア」は、機能的でスタイリッシュなロースタイルチェアでミリタリー好きにおすすめ。座面の両側面にポケットがあり、小物やスマホを入れておくことができて便利です。
「THE NORTH FACE(ザ・ノースフェイス)」の「TNF CAMP CHAIR」は、キャンプでも室内でも使えるスタイリッシュなロースタイルチェア。高強度なコーデュラナイロンとアルミフレームを採用しているので、軽量ながらもしっかりとした座り心地です。
「Hilander(ハイランダー)」の「ウッドフレームチェア」は、フレームがあたたかみのあるブナ材でできたロースタイルチェア。パーツは分解できてコンパクトに袋に収まるため、携行しやすいです。
ベンチ・スツールタイプおすすめ4選
「DOD(ディー・オー・ディー)」の「グッドラックソファーベンチ」は、ベンチとしてだけでなく、車に積む際にラックとしても使える優れもの。荷室の大きさによりますが、2段収納できるため、荷崩れせずに積み込めて便利です。
ラックとして使わない場合はたたんで収納できます。綿入りクッションカバーは丸洗いできるので、キャンプで汚れてしまっても安心。
「Coleman(コールマン)」の「リラックスベンチ」は、安定感のあるフレーム構造や肌触りの良い天然木製でできたアームレストでゆったりキャンプを楽しめます。折りたたんだ後に持ち運びしやすいよう、ハンドルがついているのも嬉しいポイント。
「QUICKCAMP(クイックキャンプ)」の「二人掛けローチェア」は、軽量で丈夫なアルミフレームのロースタイルチェア。生地にはウレタンクッションを入れ、座り心地の良さを追求しています。重厚感のあるブラック、屋外になじむカーキとサンドの3色展開です。
Coleman(コールマン)の「コンパクトトレッキングスツール」は、わずか375gと軽くコンパクトなスツールタイプ。収納ケースに入れれば、キャンプだけでなく、ピクニックなどにも持っていけます。
軽量タイプおすすめ4選
「PONCOTAN(ポンコタン)」の「ウルトラライトフィットチェア」は、指1本で持ち上げられるほどの軽さと組み立てやすさ、生地の上質さにこだわったハイスタイルチェア。総重量は1.2kgにもかかわらず、耐荷重は120kgなので大人でも安心です。
「LOGOS(ロゴス)」の「キュービックチェア」は、脚をぎゅっと握るだけで簡単に収納できます。300gと超軽量でペットボトルホルダーにも収まるので、キャンプやミニハイキング、ピクニックなどにおすすめです。
「MOON LENCE(ムーンレンス)」の「グランドチェア」は、920gの軽量ロースタイルチェア。背もたれの両サイドはメッシュ生地でできており、汗による蒸れを防いでくれます。スマホや小物などを入れられるポケットもついていて便利です。
「Chums(チャムス)」の「コンパクトチェア ブービーフットハイ」は、両サイドと背面にポケットがあり、軽量のハイスタイルチェア。座面下に収納ケース付きで、本体もフレームもさっと収納できるパッカブル仕様です。CHUMSらしい華やかなカラーバリエーションも魅力。
高機能タイプおすすめ4選
「OUTPUTLIFE(アウトプットライフ)」の「SWIVEL CHAIR」は、座面を360度回転できる高機能ハイスタイルチェア。パッドが入った背もたれで座り心地も快適です。
「DOD(ディー・オー・ディー)」の「SUGOISSU」は、その名の通り4段階の高さ調節、3種類の角度調節機能がついた「すごい」椅子。焚火を囲むロースタイル、食事を楽しむ前傾のハイスタイル、星空を眺める後傾のハイスタイルなど、シーンに合わせて調整できます。
「LOGOS(ロゴス)」の「Tradcanvas ゆらゆらハンモックチェア」は、リクライニング機能つきのハイスタイルチェア。首元にはミニ枕、サイドにはドリンクホルダー、小物用ポケットがついていて、ハンモックのような座り心地です。
「STEPSUNS(ステップサンズ)」の「よくばりチェア 2Way」は、ソファーのような座り心地で、3段階の高さ・角度調節ができるキャンプチェア。ハイスタイルにもロースタイルにもできるので、大人でも子どもでもシーンを選ばず使えます。
まとめ
キャンプ初心者も一つは持っておきたいキャンプチェア。キャンプチェアがあれば、食事や焚火、星空観賞など快適に過ごせます。記事を参考に自分に合ったキャンプチェアを探してみてくださいね。