Ankerのシーリング型プロジェクター「Nebula Nova」を購入したら、生活の充実度がグンっと上がりました。
筆者が「もう手放せない!」というほど気に入っている「Nebula Nova」の、使用方法や使い心地を写真付きでレビューします。
セット内容は?
同梱品は「本体、ランプシェード、引掛シーリング専用アダプタ、説明書、リモコン (単4形電池付属)」とシンプルです。
設置はとても簡単
シーリングを取り外して、ソケットにアダプターをはめる
本体とアダプターをロックして、電源ケーブルでつなぐ
設置前は「1人でできるかな」と心配でしたが、20分ほどで設置できました👇
プロジェクター本体が少し重く(約4.7kg)設置時に体のバランスを崩しやすいので、転倒防止も兼ねて2人以上で作業すると安全です。
取り付け完了 !
投写窓、LED照明、スピーカーがオールインワンということもあり、サイズは直径48cm × 厚み17cmとズッシリ感があります。
明るさは6100ルーメン
設置してみて、まず驚いたのが充実した照明機能。
「照明はおまけ程度の機能かな?」と思っていましたが、クオリティの高さには驚きました。
メイン照明として十分に機能します。明るさと色温度は100段階で調節可能で、シーリングライトとしても機能が充実しています。
リモコンで簡単に初期設定
画面の位置やWiFiパスワードの設定をします。ピントは自動で調節してくれるため、面倒な操作は特にありません。
「投影の歪み」の心配不要!
一般的なプロジェクターの弱点である投影の歪み...。このプロジェクターなら「手動台型補正」という機能で補正可能です◎
投影壁が少し斜めの我が家でもバッチリでした。
歪みに合わせて、角を調整すれば…
しっかり長方形に!
真正面から投影したときと同じくらい、しっかり調整できました。
上下の位置調整も可能で、いろいろな部屋の形に対応できそうです。
主要動画配信サービスを網羅!
YouTube、Prime Video、Twitch、Disney+、TVerなどの動画視聴サービスを楽しめます。また、Android TV 9.0を搭載しているので、3600以上のアプリを使用可能です。
投影壁から1.5mほど離れて、約80インチほどの巨大スクリーンを自宅で楽しみます。
映像はフルHD(1080p)の高画質。いつも見ているYouTube動画でさえ迫力があって、見ごたえがあります。
特に、映画はまるでプライベートシアターのような臨場感が味わえて気に入っています。
起動速度は2秒
高速起動で、設置や調整、配線、バッテリー切れなどの心配が一切無いのは、シーリング型プロジェクターならではのメリット。
起動中にファンが回っているような音が少し聞こえますが、全く気になりませんでした。
音質も最高!Dolbyオーディオ対応
Dolbyオーディオ対応の10Wスピーカードライバーを2基搭載。
アクション映画の爆音、音楽の繊細な高低音、漫才動画やバラエティ番組の人の声……どれも聞きやすかったです。
天井から音が降ってくる感覚も不思議で、部屋のどこにいてもバランスよく響き渡ります。映画はもちろん、Spotifyなどの音楽も存分に楽しめました◎
デメリットも?
基本的に満足ではあるものの、一部デメリットを感じた部分は...。
1: Netflixが完璧には対応していない
Netflixアプリは入っておらず、専用のブラウザのような画面からの利用が必要です。
さらにリモコンのボタンを押しても反応しない不具合が発生していて、Netflixは立ち上がるだけという現状です。
専用アプリ「Nebula Connect」の「マウスモード」からの操作には対応していますが、こちらも挙動が不安定。
今後のアップデートで修正されるのかもしれませんが、欠点に感じました。
2: 昼間の使用が難しい
夜なら問題ありませんが、昼間はかなり見づらいです。
遮光カーテンで解決するかもしれませんが、筆者は「夜のお楽しみ」くらいの気持ちで使っています。
3: 部屋の広さに左右される
投影距離・スクリーンの設置を考えると、ある程度の部屋の広さが必要です。
部屋の環境を考えて、慎重に選ぶことをおすすめします。
総合的には満足!
自宅でエンターテインメントを楽しみたいけど、ものを増やしたくないという方にもおすすめ。お値段は張りますが、見合うスペックを実感しています。
映画やスポーツ観戦などを大画面でを楽しみたい方は、ぜひチェックしてみてください。
※この記事は、BuzzFeed Japanで掲載した記事を再編集したものです。