吉野家の特製メニューを缶詰にした非常食「缶飯」。
6つの味を実際に食べてみました。
缶詰のメニューは「牛丼」「牛焼肉丼」「豚丼」「豚生姜焼丼」「焼塩さば丼」「焼鶏丼」の6種類。
店舗と同じ食材を使用し、米は高栄養価で食物繊維が豊富な玄米「金のいぶき」を水分多めで炊き上げているそう。
賞味期限は3年、缶切りは必要ありません。常温、または湯煎10分で食べられます。
牛丼

お店の香りとは微妙に異なりますが、缶に詰まった牛肉のビジュアルは、牛丼好きの心をつかみます。

常温では牛脂がやや目立ちますが、口に入れてしまえば牛肉、脂、たまねぎ、タレが織り成すいつもの牛丼に。
食べ慣れない玄米のプチプチ感が、最初は気になりますが、食べ進むうちに「玄米牛丼…これはこれでアリ」と思えました。
豚生姜焼き丼

缶を開けた瞬間、生姜の香りが立ち込めます。具材は豚肉、たまねぎ、玄米とシンプル。

薄切の豚肉と生姜が効いた濃いめ醤油タレが玄米の程よいつぶつぶ感にぴったり。玄米は水分多めで柔らかいです。
常温でも食べることができますが、温めると生姜がさらに香り立ち、美味しさ倍増です。
焼塩さば丼

店では朝定食メニューで食べることのできる塩さば。缶詰版は、ややドライな仕上がりですが、噛むと旨味がたっぷり。
温めるとさばの香りが強くなりますが、臭みはありません。
非常食とは思えぬクオリティで、小腹がすいた時にうっかり開けてしまいそうです。
牛焼肉丼

スパイシーで濃い味付けのタレは、玄米にしっかり染みて、牛肉は柔らかいです。
常温でも満足度が高いですが、温めるとより美味しく感じます。
焼鶏丼

タレは控えめで、あっさり。常温ではそこそこの味ですが、温めると一変、香り高く鶏油が染みた上品な鶏飯に大変身! 温めて食べることをおすすめします。
豚丼

タレは、控えめですが、その分豚肉の存在感が際立ちます。温めると溶けた脂で玄米に味が染みます。こちらも温めて食べることをおすすめします。
いつか来るかもしれない、「その日」のために
どれも小ぶりな缶詰ですが、具材もお米もぎっしりで大満足です。非常時にも、サッと食事を済ませたい時にも、常備しておくと何かと便利です。
※この記事は、BuzzFeed Japanで掲載した記事を再編集したものです。