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この記事は2022年2月14日に掲載した記事です。
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ハイキャリア・ハイクラス転職とは、役員やマネジメント経験のある管理職、専門スキルを持つ専門職などが対象になることが多く、年収相場は800万円以上〜と言われています。
ハイキャリア・ハイクラス人材として転職するためには、どうすれば良いのか。重要なポイントの一つとして挙げられるのが、活用する転職サイトやエージェントが、ハイキャリア・ハイクラスの求人を十分に取り扱っているかどうかです。
また、数ある転職サイトには、一つひとつ特色があり、扱っている求人や、非公開求人の数、強みもさまざま。
ご自身の状況に合わせて、適切な転職サイトを活用することがポイントとも言えます。
今回は、ハイキャリア・ハイクラスの求人を多く取り扱っているおすすめの転職サイトと共に、選び方や押さえておきたいポイント、企業が求める人材像などを紹介します。
ハイキャリア・ハイクラスとは?
一般的にハイキャリア・ハイクラスとは、役員などエグゼクティブと言われる職種やマネジメント経験のある管理職、特定の分野における知識や専門スキルをもつ専門職と言われています。
ハイキャリア・ハイクラス層の年収は?
ハイキャリア・ハイクラス求人の年収相場は800万円以上〜とされています。もちろん業種や職種、経験値によって年収1000万円〜3000万円以上のオファーがあるケースも。
そのため、現時点(現職)で、ある程度の年収をもらっているかどうか求められる場合もあります。ハイキャリア・ハイクラス専門の転職サイトの中には、直近の年収が500〜800万円以上でないと会員登録できない場合もあるので注意しましょう。
企業が求めるハイキャリア・ハイクラス人材とは?
転職エージェントのランスタッドが予測する、2022年の「中途採用市場の動向」によると、企業が今後求める人材像は大きく3つに分けられると言います。
①未経験より即戦力
「IT化やDX推進など、社内に知見のない課題をスピード感を持って担ってもらえる人材を求めている企業が多い。また業態のシフトチェンジに伴い、経験者を募集するケースも増加している。こういった点を背景に、依然として即戦力、経験者のニーズが高く、大半を占めている」
企業の採用活動が少しずつ元に戻りつつある中、今後は特に即戦力として30代後半〜50代半ばの「ミドル世代」と呼ばれる層をターゲットにしたハイキャリア・ハイクラス求人数が増加すると言います。
②DXへの知見
さまざまな業種や分野でDX(デジタルトランスフォーメーション)への取り組みが推奨されています。エンジニア職やデジタルマーケティング、データ解析などのITスキルを持つハイキャリア・ハイクラス人材の市場価値が上がってきていると言います。
③「ジョブ型」で雇用できる専門性
リモートワークの普及により、ここ数年で働き方を変化させた企業も多くなりました。オフィス以外で働いたり、コミュニケーションの方法が変わったりしたことで、新卒などの一括採用のことを指す「メンバーシップ型」の雇用の維持や、今までと同じ人材育成を行うことが難しくなってきています。そこで注目されているのが「ジョブ型」雇用です。
経団連前会長の中西氏が推進を提言してから日本でも話題になった「ジョブ型」雇用とは、ポジションに求められる職務内容を明確にし、その職務の遂行に必要なスキルを有する人材の活躍を促す雇用のこと。
「ジョブ型」雇用で転職者のもつ高度な専門性やキャリアを生かし、新規事業や会社全体の成長を促そうとする流れも強くなってきているそうです。
使うべきハイキャリア・ハイクラス向け転職サイトは?
ハイキャリア・ハイクラス向け転職サイトへ登録する前に押さえておきたいこととは?
前述の通り、ハイキャリア・ハイクラス人材として転職する際に重要なポイントは、ハイキャリア・ハイクラス求人が掲載されている転職サイトやエージェントを利用すること。サービスによって、求人の数や職種、強い業界等が異なるため、登録の前に自分が専門職でのキャリアを積みたいのか、マネジメント経験を活かしたいのか、どんな業界に転職したいのか、など明確にすると良いでしょう。
転職サイトによって「非公開求人」に大きな差が
ヘッドハンターや特定の転職エージェント経由でしか公開されない「非公開求人」も多く存在します。
新規事業に関わるポジションや、重要なポジションの場合、非公開求人で募集されるケースも。
転職サイトに登録する際は、サイトがどのような業界に強いのかをあらかじめ調べておくと、自分が求めるハイキャリア・ハイクラスの非公開求人の情報に出会える可能性も高まります。
ハイキャリア・ハイクラス向け転職サイトの種類
ハイキャリア・ハイクラス向けの転職サイトには主に「ヘッドハンティング型」と「エージェント型」の2種類があります。
ヘッドハンティング型は登録後、職歴やスキルなどを自分で入力。その後直接企業やヘッドハンター、エージェントからのスカウトを待ちます。エージェント型は登録後、キャリアアドバイザーが企業を紹介。アドバイザーとともに自分に合った転職先を探します。
ヘッドハンティング(スカウト)型の流れ
①経歴・スキルなどの情報登録
②企業やヘッドハンターからのスカウトを受信
③興味のあるスカウトを選んで応募
④(ヘッドハンターがいれば)条件などを面談
⑤企業面接
⑥内定
ヘッドハンティング型は、情報を登録した後に直接企業からスカウトをもらうこともあれば、ヘッドハンターや提携先のエージェントなどから求人情報が送られてくることもあります。また、自分で転職サイト内に掲載された求人の中から選んで応募することもでき、応募までの自由度や柔軟性が高いところも魅力です。
エージェント型の流れ
①転職サイトに登録
②エージェントと面談・カウンセリング
③転職先選定
④エージェントと書類作成・面接対策
⑤企業面接
⑥内定
エージェント型は、キャリアアドバイザーとともに転職先を探します。アドバイザーは企業と連携し、企業と転職者の要望に合う求人を紹介。履歴書の添削や面接対策、日程調整なども行うため、転職者への手厚いケアが特徴です。
ハイキャリア・ハイクラス向け転職サイトの特徴まとめ
ランスタッドは、若手からベテランまでのハイキャリア・ハイクラス転職をサポートする転職エージェントサービス。世界39の国と地域で展開しているため外資系企業に強く、独占の非公開求人や年収3000万円以上のハイクラス求人も保有しています。
ランスタッドの扱う求人情報の80%は、非公開求人でコンサルタントを通して紹介されます。エントリーから面接対策、日程調整などコンサルタントのサポートも手厚いサービスです。
リクルートダイレクトスカウトは、ヘッドハンティングに特化したハイキャリア・ハイクラス向けの転職サービスで、年収800万円〜2,000万円の求人を多数保有しています。
サービスは無料で利用でき、経歴等を登録すると、匿名レジュメを見たヘッドハンター・企業からスカウトを受け取ることができます。ヘッドハンターの数は、約3,000名(2021年7月時点)。また、ヘッドハンターのプロフィール(業界経験年数・学歴・自己PR・経歴・実績など)を参考に、自ら相談したい転職支援の実績豊富なヘッドハンターを選ぶことも可能です。
ビズリーチは、ヘッドハンティング型のハイキャリア・ハイクラス転職サービス。保有求人数も、10万以上と国内最大級クラスです。
基本情報を登録すると、ヘッドハンターや企業からスカウトが届きます。企業やヘッドハンターと直接コンタクトが取れるため、効率的・主体的に転職活動したい場合や、スカウトを受け取ることで自分の市場価値を測りたい場合に適したサービスです。
サービスは、基本的な検索機能などは無料で利用できますが、求人への応募やプラチナスカウトの受信などは有料です。
doda Xはパーソルキャリアが運営する、ハイキャリア・ハイクラス転職サービス。年収800万円以上の希少性の高いハイキャリア・ハイクラスの求人を多く保有しています。
サービスは完全無料で、職務経歴書を登録すると2つのサービスが使えます。
一つは、ヘッドハンティングサービス。ヘッドハンターからハイキャリア・ハイクラス層向けの求人に関するスカウトを受けることができます。エントリーから面接日程の調整、給与・待遇に関する交渉などヘッドハンターが手厚くサポートしてくれます。
二つ目は、ハイキャリア・ハイクラスの求人紹介サービス。ご自身で興味のある求人の検索・応募が可能です。
※転職活動を行っていることを、現在の勤務先に知られないようにする場合はブロック機能をご利用ください。
まとめ
今回は、ハイキャリア・ハイクラス転職を検討している方におすすめの転職サービスを紹介しました。
転職しようと準備している方はもちろん、ゆくゆくは...と考えている方も、将来のためにまずは転職サイトに登録し、求人情報をチェックしたり、どんなスカウトがくるのか確認したりしてみてはいかがでしょうか。