この記事は2021年7月19日に掲載した記事です
ルームフレグランスとは?
部屋でのリラックスタイムや、インテリアとしても人気の「ルームフレグランス」。
一口に「ルームフレグランス」と言っても、種類はさまざま。定番ブランドが販売する人気のルームフレグランスをはじめ、高級ブランドも個性豊かなルームフレグランスを展開しています。
本記事では、ルームフレグランスの選び方やおすすめのルームフレグランス、そして手作り方法も紹介します。
ルームフレグランスの種類は?
香りに癒されるルームフレグランス。
ルームスプレーやアロマディフューザー、キャンドル、スティックタイプなどさまざまなタイプのルームフレグランスがあります。
まずはそれぞれのタイプの特徴を紹介します。
タイプ1.リードディフューザー
アロマオイルが入った容器に、リードと言われるスティック型の木を挿して使用するルームフレグランス。リードの素材は木以外にも、葦や籐(ラタン)などがあります。リードが液体を吸い込むことで、部屋中に香りが広がります。残ったアロマの量がわかりやすいのも嬉しいポイント。
また、火や電気を使わないため置く場所を選ばず、手軽に使うことができ、人気があります。香りの強さは、挿し込むリードの本数によって調節可能。香りが強すぎる/弱すぎる場合は、リードの本数を変えてみてください。
タイプ2. ルームスプレー
スプレータイプのルームフレグランス。香りの持続力は弱いものの、ソファやカーテン、寝室の枕などピンポイントに吹きかけることができ、気軽に好きな香りを楽しめます。
タイプ3. アロマキャンドル
アロマが練り込まれたキャンドルタイプのルームフレグランス。手のひらサイズや大容量サイズ、すすの出にくいタイプなど種類が豊富なので、お好みに合わせて選びましょう。
ゆらゆらと揺れる炎を見ながら、好きな香りに包まれるリラックスタイムにおすすめです。
タイプ4. アロマストーン
天然石などを加工した石や素焼きの陶器に、精油やディフューザーの液体を垂らして使うルームフレグランス。
リードディフューザーやスプレーに比べ、香りの範囲が狭いので、玄関やトイレなどコンパクトな場所に適しています。おしゃれなデザインが豊富なのでインテリアとしても人気です。
ルームフレグランス、選び方は?
ポイント①置き場所
ルームフレグランスは、置く場所や空間の広さによって、香りやタイプの選び方が変わります。
玄関には、すっきりとした爽やかな香り、寝室にはリラックスできるウッディ系の香りなど、部屋や場所によって香りを変えるのもおすすめです。
また、インテリアのアクセントになるおしゃれなルームフレグランスや邪魔にならないシンプルなデザインのルームフレグランスなど、置く場所に合わせてデザインを選ぶと良いでしょう。
ポイント②容量
ルームフレグランスのリードディフューザーの主な容量は、100ml未満、200ml未満、500ml、1L。
オフィスやリビングなど、広い部屋にルームフレグランスを置く場合は、500ml以上の大きなサイズを買いましょう。
玄関やトイレなど、狭い場所に置く場合は、100ml程度の小さな容量でも十分です。
ポイント③香り
ルームフレグランスは、香りも豊富。そのため、どれを選べばいいのか迷うこともあるかもしれません。基本的には自分の好きな香りを楽しむことをおすすめしますが、使用するシーンに合わせて、香りを変えてみても良いかもしれません。
例えば、爽やかな柑橘系(シトラス系)の香りは仕事中、落ち着いたウッディな香りは就寝時などにおすすめです。
ポイント④ブランド
好きなブランドでルームフレグランスを揃えるのもおすすめです。
高級ブランドのルームフレグランスから、お手頃価格のルームフレグランスまで、おすすめを紹介します。
プレゼントにもおすすめ。高級ブランドのルームフレグランス11選
<SHIRO (シロ)>
SHIROのルームフレグランスは、ホワイトをベースとした、どんな部屋にも合うシンプルなデザインが魅力。
定番で人気のせっけんの香り「サボン」や、爽やかな柑橘系と上品な紅茶の香りがマッチした「ホワイトティー」、フローラルのやさしい甘さに、グレープフルーツやアップル、ゆずなどのフルーティな香りが添えられた「ピオニー」など、好みに合わせた香りを選ぶことができます。
メンズへのプレゼントにもおすすめのルームフレグランスです。
<SABON(サボン)>
SABONのルームフレグランスは、アンティーク調のビンが印象的で、インテリアとしてもおしゃれで存在感があります。
人気の「パチュリ・ラベンダー・バニラ」や柑橘の「シトラスブロッサム」、すっきり爽やかな「ジェントルマン」などどんなシーンにも使えるルームフレグランスです。
愛用者の中には、ボディークリームやミストの香りと併せて使っているとの声も。
<Aēsop(イソップ) >
洗練されたデザインで男性にも人気のAēsop。
ルームスプレータイプとアロマキャンドルタイプの2種類のルームフレグランスがあります。
人気のルームスプレータイプは、ウッディなアロマとフレッシュなシトラスがマッチした「オロウス」や、ワイルドなフローラルの香りとスモーキーさがほんのり残る「イストロス」など3種類です。
<JO MALONE LONDON(ジョー マローン ロンドン)>
高級フレグランスブランドとして人気のJO MALONE LONDONは、アロマキャンドル、リードディフューザー、ルームスプレーなど、幅広いラインナップのルームフレグランスを展開しています。
中でも、シンプルでスタイリッシュなデザインで人気なのが、リードディフューザー。洋梨のみずみずしく上品な香りが特徴の「イングリッシュペアー」や、ザクロ、ラズベリー、そしてプラムのフルーティな香りにピンクペッパーやカサブランカの華やかさが加わったメンズ用ルームフレグランス「ポメグラネート ノアール セント サラウンド」の香りもおすすめです。
玄関や寝室に置いて、香りを楽しんでいるという愛用者の声も。
<diptyque(ディプティック)>
高級フレグランスブランドとして知られるdiptyqueのルームフレグランスは、アロマキャンドルタイプや、プラグ差し込み型ディフューザー、“砂時計型”ディフューザーなどユニークなものも販売しています。
プラグ差し込み型ディフューザーは、洗練されたデザインでインテリアとしても人気。香りは、9種類。カプセルを差し込んで使います。
<LALINE(ラリン) >
近年人気が高まりつつあるイスラエルブランドのLALINEでは、リードディフューザーやアロマキャンドル、セラミックバー、ポプリなどさまざまなタイプのルームフレグランスを販売しています。
中でも、ほんのり香りを楽しみたい時に活躍するのが「フレグランス セラミックロゴ」。陶器でできたアロマプレートに、オイルを染み込ませて使います。香りは8種類。
<CULTI(クルティ)>
CULTIは、1990年創業のイタリア発のラグジュアリーブランド。ルームフレグランスは、天然香料で、自然をテーマに作られています。
リードディフューザーの香りは17種類もあり、選ぶ楽しさもありますね。
<Antica Farmacista(アンティカファルマシスタ)>
Antica Farmacistaは、上品で優しい香りと洗練されたデザインのルームフレグランスブランド。有名百貨店や高級ホテルでも使用されています。
リードディフューザーやキャンドル、ルームスプレーなどのルームフレグランスが人気。中でも、世界中から集められたエッセンシャルオイルを使ったリードディフューザーは「アクア」や「グレープフルーツ」「ダマスクローズ」など17種類の香りから選ぶことができます。
<LINARI(リナーリ)>
高級ルームフレグランスのパイオニアとして知られるLINARI。細身のボトルがスタイリッシュで、7種類の香りから選ぶことができます。容量は500mlのみ。ハイセンスな香りを長い時間楽しめます。
<SKANDINAVISK(スカンジナビスク)>
SKANDINAVISKは、2人のイギリス人男性によってつくられたルームフレグランスブランド。セントディフューザーやキャンドル、パフュームオイルなどのルームフレグランスは、北欧の暮らしからインスピレーションを受けているそう。
中でもアロマキャンドルは、ベジタブルワックスから作られていて、火を灯すと華やかでリラックスできる香りが広がります。キャンドルポットには北欧のシンボルマークがあしらわれ、インテリアのアクセントにもなりますね。香りは、全6種類。
<ROSY RINGS(ロージーリングス)>
ROSY RINGSは、1995年創業のボタニカルキャンドルのパイオニア的存在。リードディフューザーやアロマキャンドルなどのルームフレグランスは、創業当時からハンドメイド製法を貫いています。
中でもリードディフューザーは、天然の草花やスパイスをボトルに詰め込み、優雅な香りを6~9ヶ月間楽しめます。また、インテリアとして空間を美しく演出します。香りは、全6種類。
3000円以内のお手頃価格!ルームフレグランス12選
<無印良品>
無印良品もルームフレグランスを展開しています。1000円台から購入できるので、ルームフレグランスを試してみたい方におすすめです。
リードディフューザーのルームフレグランスは、レモンやオレンジなど、爽やかな香りをブレンド。フレグランスオイル入りのガラスボトルを磁器ホルダーに入れ、ラタンスティックを挿し、香りを楽しみます。
<Francfranc(フランフラン)>
Francfrancは、アロマディフューザーやアロマキャンドル、ルームスプレー、玄関などに設置するアロマジェルなど、数多くのルームフレグランスを季節ごとに展開しています。特にプチルームフレグランスが人気です。
「ソフィスティンスルームフレグランスセット」は、アクア・ネイチャー・フルーティー・ローズの4つの香りが楽しめる、ルームフレグランスのプチセット。価格はセットで3600円(執筆時)で、1個あたり1000円以下とお手頃価格も魅力。かわいい巾着入りなのでプレゼントにもおすすめです。
<ニトリ>
お手頃価格なリードディフューザーやアロマストーンなどのルームフレグランスが揃っています。
「アロマディフューザー」は、ホワイトムスクやクリーンリネンといった人気の香りを1000円以下で楽しむことができます。
部屋ごとに違う香りを置いて楽しむのもおすすめです。
また、溶岩石にアロマオイルを染み込ませて使う「ストーンディフューザー ロレ」も、ブラックを基調としたシックなデザインが人気。
<cocod’or(ココドール)>
1000円台から楽しめるCocod’orのルームフレグランス。おしゃれで華やかなフラワーディフューザーや、スタイリッシュなリードディフューザーは、お部屋のインテリアとしても◎
リードディフューザーの「アクア」は、海辺をイメージした瓶の中に、瑞々しいメロンとローズマリー、ホワイトフローラルのフレグランスが入り、透明感のある香りで爽やかさを演出します。香りは、全22種類。
<John’s Blend (ジョンズブレンド)>
Johns Blendのルームフレグランス。価格は、280mlで約1000円です。
中でも人気なのはジェルタイプのルームフレグランス。置くだけで香りを楽しむことができ、芳香持続期間は、約4~5週間。「ホワイトムスク」や「ラベンダー」「ワイン」の香りなどもおすすめです。
<LAVONS (ラボン)>
LAVONSのルーム用フレグランスは、大容量のジェルタイプ。価格は約1000円で、お手頃価格です。
「ラグジュアリーリラックス」や「フレンチマカロン」など、香りは6種類。置くだけなので、クローゼットや玄関などにもおすすめです。
<Laundrin(ランドリン)>
柔軟剤が有名なランドリンが販売しているルームフレグランスは、700円程度とお手頃価格。香水のような上品な香りでルームフレグランス初心者にもおすすめ。香りは、3種類。
<SHALDAN(シャルダン) >
手軽に買えるルームフレグランスとして人気のシャルダン。3種類の香りから、選ぶことができ、フローラル&フルーティーノートを絶妙なバランスで組み合わせた上質な香りが特徴。
スティック7本の場合、香りは約1.5~2.5ヵ月持続。アロマオイルとスティックはつめかえ式です。
<a day(アデイ)>
a dayのリードディフューザーは、香水でも人気の金木犀の香りに、スパイシーなスターアニスがミックスされたルームフレグランスです。
容量は、100mlのため、一人暮らしのお部屋にも◎。おしゃれなインテリアとしてもおすすめのルームフレグランスです。
<MAYA (マヤ)>
MAYAのフラワーディフューザーは、まるで花瓶に生けられた花のような見た目のルームフレグランス。
花の形をしたリードがフレグランスオイルを吸うことで、色を変えていきます。
香りの種類は7種類。持続時間は1~2週間ほどですが、部屋に置くだけで華やかさがアップします。
<SCENTORINI>
SCENTORINIのキャンドルタイプのルームフレグランスは、天然のソイワックスを使用しています。約25〜35時間燃焼可能。
人気は「LA BELLEFÉE」。パステルブルーの小箱の蓋にリボンがついた、かわいいデザインなので、プレゼントにもおすすめです。
<b2c>
b2cのルームフレグランスは、無機質なコンクリート素材と天然素材のリードを組み合わせた、デザイン性の高いルームフレグランス。部屋をスタイリッシュにしたい人におすすめです。
好みのブリックパーツとオイルを組み合わせ、自分だけのディフューザーを作ることができます。
オイルの種類は、フレグランスオイルと、精油100%で濃密な香りのエッセンシャルオイルの2つです。
芳香期間は、フレグランスオイルは約3〜4週間、エッセンシャルオイルは約1ヶ月半〜2ヶ月弱。
ルームフレグランス 手づくりするには?
ルームフレグランスのつくり方
YouTubeでは、余った香水をルームフレグランスにする方法が動画で紹介されています。
手づくりキットも
無水エタノールとアロマがセットになった「ルームフレグランス手作りキット」もあるので、さまざまな香りを少しずつ楽しみたい方におすすめです。
まとめ
自分用にもプレゼントにもおすすめのルームフレグランス。ぜひチェックしてみてください。