この記事は2021年3月12日に掲載した記事です
おしゃれなマイボトルは、長期的な使用でエコにも繋がる定番アイテム。スタバやコンビニなどマイボトル持ち込みOKのお店も増えており、ブレンダーやマイカップにもなるマイボトルを持ち運んでいる人も増えています。
エコなメリットが詰まったマイボトルですが、洗いやすいデザインや軽い素材など、好みや用途によって、選び方は様々。
「カバーやポーチは必要?」「漏れない?」「匂いはつかない?」「重さや大きさは?」など、疑問や心配を抱えている人も多いのではないでしょうか?
そこで今回、サイズ別・用途別のおしゃれなマイボトル選びのポイントや、ステンレスや透明プラスチックなどの素材別のメリット・デメリット、中身として人気の飲み物などをまとめて紹介します。
イラスト付きのかわいいマイボトルから、運動やアウトドアにもおすすめの保温・保冷効果抜群マイボトルまで、こだわりの詰まったマイボトルを見つけましょう。
マイボトルのメリット
マイボトルのメリット1. 節約
マイボトルのメリットとして、まず挙げられるのが節約。コンビニや自販機で購入している飲み物は小さな出費ですが、塵も積もれば山となります。
コンビニや自販機なら100~180円、カフェなら200~500円。月や年単位で考えてみると、その出費は◯万円という単位にもなるのではないでしょうか?生活の中でいつの間にか使っている、そんな「見えない出費」の見直しにもマイボトルはおすすめです。
マイボトルのメリット2. エコ
コンビニや自販機などでの購入が減ると、ペットボトルなどの環境に負荷のかかるゴミの消費も減ります。
「分別して捨てればリサイクルされる」と思われがちなペットボトルですが、添加剤やコストなどの課題もあり、リサイクルされたプラスチック製品がまた同じ製品として生まれ変わる比率は実は多くありません。
その結果、熱回収などの環境に大きな負荷のかかる手段を選ばざるを得ない、回収が追いつかない、などの現況に繋がっています。そのため「まずペットボトルを排出しない」という消費者1人ひとりのアクションが重要視されているのです。
しかし、ボトルを製造する際にエネルギーやコストがかかっていることも事実。長期的に利用することが大切です。
マイボトルのメリット3. 会話の話題に
環境問題への意識が問い直されると同時に、おしゃれなマイボトルも続々と登場中。コンビニやカフェでも、水筒やタンブラーに飲み物を入れてくれるサービスがあり、こだわりのマイボトルは店員さんとの会話のキッカケにもなります。
また、「環境の話を」というと少し身構えてしまう人もいますが、「そのボトルおしゃれだね!」という切り口で会話が始まれば、同僚や友人とも肩の力を抜いて環境問題について話すことができるかもしれません。
マイボトルの選び方
マイボトルを選ぶ際に最低限チェックしたいポイントは以下の3つ。
マイボトルの選び方①素材
マイボトルはステンレス製、ガラス製、プラスチック製がメインです。
ステンレス製
錆びにくく清潔に保ちやすいのに加え、強度もあるのでお手入れも比較的簡単です。また、多くは保温保冷機能のあるモデルなので、マイボトルを購入を検討する際にはまずチェックしたいポイントです。
ガラス製
クリアタイプとしておしゃれなビジュアルで人気が高い一方で、「強度が不安」との声もあります。しかし、最近は北欧のメーカーなどが特殊加工を施して作った頑丈なモデルもあり、透明ボトルにこだわりたい人は検討してみるのも良いでしょう。
プラスチック製
ガラス製に比べて軽量で割れる心配も少ないので、小さなお子さん用、アウトドアでの利用には向いています。しかし手軽さの一方で、比較的傷がつきやすいデメリットもあるので、購入の際にはお手入れ方法をしっかりとチェックしましょう。
マイボトルの選び方②サイズ
サイズ感もこだわりたいポイント。散歩や近所への買い物など、ちょっとのお出掛けには200~350mlのミニタイプがおすすめ。仕事や学校に持っていくなら、程よい500ml前後。スポーツやアウトドアには1L以上の大容量タイプがおすすめです。また、コーヒーと水など、軽量で小さいサイズのボトルを2つ持ち歩いている人も多いようです。
マイボトルの選び方③洗い方
洗う時は蓋と本体だけでなく、蓋部分のパッキンもはずして洗うのが鉄則。長く使っていると茶渋や臭いが気になる場合がありますが、ブラシでごしごしと擦ってはいけません。内部に傷をつけてしまうと、そこに汚れがたまり、雑菌が繁殖する可能性があるためです。
中の汚れが気になる場合は、重曹や酸素系漂白剤で汚れを落としましょう(塩素系漂白剤はメッキの剥がれ、さびの原因になり、保温・保冷機能の低下を招くリスクがるのでNG)。
食洗機はNGのものが多いですが、中には食洗機で洗えるモデルも展開しているメーカーもあるので、購入の際に合わせてチェックをおすすめします。
マイボトルの選び方④保温保冷効果
季節に合わせて色々な温度の飲み物を入れるマイボトル。保温保冷機能の高さもチェックしておきましょう。
筆者は特に保温性に重きを置いており、アウトドアでも活躍するマイボトル、Rivers(リバース)の「バキュームフラスク」を使用しています。
シンプルな見た目ですが、内側のステンレスに汚れや臭いがつきにくい加工が施されており、真空断熱構造で保温に優れたマイボトルです。
シンプルなデザインで重さ195g。使い勝手の良さも気に入っています。
プレゼントにおすすめ「名入れ可能マイボトル」
マイボトルの中には、なんと名入れをしてくれるモデルもあります。持ち歩くアイテムですから、家族やパートナーなど、互いの存在を身近に感じたい間柄でのプレゼントにもおすすめです。
渡す相手をイメージしたカラーやデザインのボトルに名前を入れて贈れば、日常を彩る特別なアイテムになるはずです。
マイボトルに入れる人気の飲み物・使い方
マイボトルの中身は、どんなドリンクが人気なのでしょうか。使い方とあわせてご紹介します。
コーヒー・紅茶
定番はやっぱりコーヒー。保温機能の高いボトルは、蓋を開ければいつでもコーヒーの匂いが楽しめるという理由で、持ち歩く人が多いようです。
ローソンなどのコンビニコーヒー対応のサイズや、スタバやタリーズなどの人気カフェが展開しているモデルが高い人気を得ています。また、マイボトル持参で割引サービスを実施している企業も増えています。
お茶パック・麦茶
麦茶や緑茶など、水出しで楽しめるお茶も人気です。
マイボトルの中には、ティーパックや茶葉を直接入れて飲めるようにデザインされたものもあり「リフィル式で使えて便利」との声が多いようです。
ブレンダー機能を使ってスムージーも
マイボトルの中には、ブレンダーとして併用できるものも数多くあります。
好きな材料をミキサーにかけてスムージーやドリンクを作ったら、そのまま蓋をして持っていける便利アイテムもあり、忙しい朝の強い味方にもなっているようです。
マイボトルに入れてはいけない飲み物
人気の高いステンレスボトルには、入れてはいけない飲み物もあります。
例えば、酸性飲料(果汁など)や乳酸飲料、炭酸飲料、そしてスポーツドリンク等の塩分の多い飲み物は、内部の金属を溶かしてしてしまう可能性があるので要注意です。
もしスポーツドリンクを入れて使いたい場合は、内部のフッ素コートが通常より分厚いスポーツドリンク対応のモデルがおすすめです(象印やサーモスなどのメーカーが展開中)。
また、プラスチック製のマイボトルを使用する場合は、温かい飲み物は避けましょう。内部が溶けてしまう可能性があります。
新たな取り組みも!マイボトルで給水スポットを使いこなそう
近頃は、無料でマイボトルに水を補給できる「リフィルスポット」も増えてきています。例えば、無印良品では一部店舗に給水機を設置しています。
少しアンテナを高く張ってみると、身近な所に給水できる場所があるかもしれません。水出しのお茶や粉末の飲み物などと組み合わせて、ぜひ使いこなしてみてくださいね。
マイボトルおすすめ22選
ここからはハフコレ編集部が選んだ「おすすめのマイボトル22選」を紹介します。
ミニサイズが可愛い!小さめのおすすめマイボトル6選
小さめのマイボトルは、散歩などのちょっとしたお出かけ用や、子どもの水筒としても大人気。小さい鞄でも持ち歩きが可能なので、サイズ感が気になる人は特に要チェックです。
デンマーク発の家具・雑貨ブランド「リタップ」が手掛けるクリアタイプのマイボトル。
素材は落としても割れにくいホウケイ酸ガラスで、カラーバリエーションが20色と幅広いのもポイント。最小サイズの容量は300mlで、車のドリンクホルダーやハンドバッグなどにもすっぽりと収納が可能です。
無印良品からも200mlの小さなマイボトルが登場しています。無印らしいミニマルなデザインはシーンを選ばず、使い勝手が抜群。
消耗しやすい樹脂パーツを減らし、洗いやすさまで徹底的に考えた保温・保冷機能付きマグです。
口コミでも「パーツが蓋・中蓋・本体と単純なので使いやすく洗いやすい」と、そのシンプルさが高い評価を得ています。
100以上のデザイン画からアップグレードを重ねて完成した「ルピナスシリーズ」は、品のあるピンクゴールドが目を引くマイボトル
保温機能を兼ね備えた軽量フォルムは振りやすいスリムデザインになっており、シリコン製のフットパッドで置き心地まで丁寧に設計されています。
口コミには「子供のミルク用に使っている」との声も。カラー全8種。
全米で「バイバイ、プラスチックボトル」というキャッチコピーと共に生まれ、入手困難になるほどの大ヒットとなった「CORKCICLE」はマイボトルの大定番。
倒れにくさ・転がりにくさ・滑りにくさに加え、製氷機の氷も入る4.2cmの飲み口も魅力の1つ。キンキンに冷えたアイスコーヒを入れるのもおすすめです。スクリュータイプの蓋なので、溢れ出る心配もありません。
ヒューマンデザインで持ちやすく設計されており、その凛としたシルエットも人気の理由です。
高さ15cm未満の「ポケミニボトル」は、容量140mlの超小型マイボトル。
文字通りポケットにも収まるサイズ感なので、ホルダーやケース要らずで持ち運ぶことができ、散歩などのちょっとした外出にも便利です。
口コミでは高い人気を誇り、中には「薬を飲む時のお水専用ボトルにしている」などの声も。小さいからこそ、選択の幅がグッと広がるのは嬉しいポイントですね。
プレゼントにもおすすめの名入れができるマイボトル。
300mlのミニサイズですが、飲み口が広いので、ドリンクの香りを十分に楽しめるののが特徴。マットなカラーリングとおしゃれなデザインも人気の理由です。
アウトドアにおすすめのマイボトル5選
マイボトルが大活躍するアウトドア。外で飲むドリップコーヒーや紅茶の美味しさは別格です。頑丈で大容量な耐熱モデルが人気ですが、デザイン性に優れたモデルも幅広く展開されています。
シンプルなデザインで使い勝手に優れた、ステンレス製の保冷専用マイボトルです。
キャリーロープで蓋が落ちるのを防ぎ、首からぶら下げることができるので、アウトドアをはじめ持ち運びに嬉しいデザインです。
蓋栓とキャップのパッキンは取り外しが可能なので、衛生的に保てるのも嬉しいポイント。口径も大きく、氷もらくらく入れることができます。カラーは全4種類。
創業100年を越える技術の集大成として、スタンレー史上最強の保温モデルを備えた「マスターシリーズ」のマイボトル。
蓋を外して直飲みできるタイプで、洗練された美しいフォルムが魅力的です。スタンレーの人気を裏打ちしている耐久性は「タフ中のタフ」とも言われるほどで、長く愛用できるこだわりの1本にもってこいです。
コップ(蓋)も真空構造となっており、温かいコーヒーを注いだままで約20分持続させることができるというから驚きです。
スポーツライフでの活躍にとことんこだわったKINTOのアクティブ・タンブラーは、動きながらでも開け閉めが簡単にできるスパウトタイプのマイボトル。
傷や汚れがつきにくいパウダーコーティング加工や、最後まで飲みやすい円錐状の飲み口、置いた時の音を軽減するエラストマー素材など、丁寧なこだわりが詰まった一本です。
口コミでも「広口のため奥まで洗いやすく、飲み口が細長いので直接口を付けなくても飲める」と、その使い勝手の良さが評判です。
抽出器具なしで手軽に本格コーヒーを楽しめる、プレス搭載のサーモボトル。
ドリップ式のコーヒーメーカーとは異なり、豆本来の香りをそのまま抽出するので、より鮮明な香りを楽しめるマイボトルです。
プレス後はコーヒーと豆を分けるので、時間を置いても苦み・渋みが出すぎず、淹れた後に蓋をしてそのまま持ち運べる手軽さが人気です。
アウトドアはもちろん、忙しい朝にも強い味方になり、真空2層式で保温機能も抜群です。
アウトドアブランドの王道、サーモスのコップ付きステンレ製マイボトル。
落ちついたカラーリングとミニマルなデザイン、確かな機能性で高い人気を誇っています。特にハンドルが便利なポイントで、片手でさっと注ぐことができます。
保温・保冷機能もお墨付きで、口コミには「6時間が経過しても入れた温度そのまま。12時間経ってもアツアツ!」という声も。
人気のおしゃれマイボトルおすすめ11選
定番の大人気メーカーやスタイリッシュな変わり種まで、おしゃれなマイボトルのおすすめを紹介します。
真空2層構造のステンレス製マイボトル。注目は無料で文字入れ・プレゼントラッピングまでオーダーできるサービスです。
ステンレス素材なので匂いがつきにくく、内ブタやパッキンを簡単にばらすことができるので、お手入れがしやすいのも嬉しいポイント。ミニマルでデザインはシーンや使い手を選びません。
シルエットも可愛らしいブルーノの人気マイボトル。
内面にセラミックコートが施されており、内側のお手入れがしやすいデザインも魅力。紅茶や緑茶を抽出できる茶こし付きで、淹れたての味と香りを楽しめます。
さらっとした手触りや茶こしの穴の細かさも人気の理由で、その丁寧なデザインが口コミでも評価されています。保温・保冷時間も6時間と心強いです。
「孫の代まで使える」と言われるほど耐久性に優れた、スタンレーの真空クエンチャー。
カバーを回すだけで、付属ストロー・直飲み・蓋の3WAYを使い分けることができるので、持ち運びはもちろん、ドライブのお供にもおすすめです。
付属ストローは漏れのリスクを最小限にとどめてくれるので、口コミでは「在宅勤務中に使っています」という声も。パソコンや資料の隣に置いても安心です。
大人気メーカー「象印」のマイボトルは片手で楽々開けることができるワンタッチオープン式。
600mlサイズで約230gと軽量なモデルになっており、口コミでは「思ってた以上に軽くて驚いた!」という声が寄せられています。
蓋を開いた時に、キャップの水滴が飛び散りにくい工夫もされており、デスク周りの書類や電子機器周りに置いても安心です。
タイガーからも人気の軽量スリムなマイボトルが登場しています。
500mlで190gの夢重力ボトルは、タイガー独自のスピニング加工により実現した「魔法をかけたような軽さ」。口コミでも、その軽さに驚きの声が寄せられています。
パッキン1つでしっかりと閉まるシンプルな構造になっており、その使い勝手の良さは「とにかく洗いやすい!」と好評です。6時間の保温・保冷機能も心強く、マグのような口当たりも魅力です。
マイボトル・マイタンブラーの利用で、20円の割引が適用されるスタバ。オリジナルのコーヒーボトルの中には日本の店舗では販売していないモデルも。
スタバのロゴとおしゃれな絵柄はもちろん、サーモスとコラボレーションして開発されたボトルは220gの軽さでありながら保温・保冷機能もお墨付きです。
筆者が使用しているリバースの「バキュームフラスク」シリーズ。「通勤から雪山まで どこへでも」というキャッチフレーズの通り、ステンレス製真空二重構造ボトルでありながら、スマホの重さに近い200gという軽さを誇るマイボトルです。
優れた保温・保冷機能に加え、高い耐久性と汚れの付きにくさも注目のポイント。さらに、おしゃれなデザインが豊富に展開されており、クリアタイプなども大人気です。口コミでは「形状もスタイリッシュで、手触りも良い。飲み口も滑らかで、非常に飲みやすい」と太鼓判を推す声も。
スポーツシーンで大人気、創業50年以上続く老舗「TAKEYA」のアクティブラインは、「500mlではちょっと足りないかも」という人の普段使いにおすすめの真空断熱マイボトル。
ボトルの底部には衝撃から守るシリコーンバンパーが付いており、静かに安定して置くことが可能。パッキンが丈夫な作りなので傾けても漏れる心配がありません。
持ち歩きに便利なハンドルや、バラしてお手入れのしやすいデザイなど、容量・使い勝手共に大満足の逸品です。カラーは全10種類。
特殊な樹脂でできたキントーのウォーターボトルは、ガラスのような高い透明度と頑丈さを兼ね備えた、日常使いにぴったりのモデル。
1回転で開くデザインや、両手がふさがっていても持ち歩けるハンドルも魅力です。口コミでは「ペットボトルに近い感覚」とレビューがつくほどの軽量モデルで、飲み口の部分が絶妙な丸い形をしているので、飲みやすさも好評です。
蓋にはパッキンも付いているので、漏れの心配もない高機能ミニマルボトルです。クリア・アンバー・スモークの3種類。
耐久性に優れた高品質ホウケイ酸ガラスを使用したマイボトル。
一般的なガラスより透明度が高く、シンプルでおしゃれなデザインも人気です。
真空構造で保温保冷にも優れており、茶葉を直接入れて楽しメル茶漉しも採用しています。
好きな材料をブレンドし、そのまま蓋をすれば600mlサイズのマイボトルに大変身。ステンレス素材強靭な刃は1分間に20,000回転し、野菜や果物、氷などの固形の食材でスムージーを作れます。
サッと作れるメリットに加え、ブレンダーにかけた果実の消化吸収率は、そのまま摂った時の3.8倍になるという商品開発での研究データも。忙しいライフスタイルにぴったりの逸品です。置き場所に困らないスリム設計のデザインも嬉しいポイントですね。
まとめ
いかがでしたか?好みやライフスタイルに合った自分だけのマイボトルを見つけて、ぜひ生活に取り入れてみてくださいね。