ハフコレ編集部

せっかくならエシカルにチョコを買いたい。地球にも人にも優しいチョコを紹介【5選】

最近「エシカルチョコ」という言葉も耳にするようになりました。児童労働や格差、気候危機の影響などが問題視されるチョコレート産業。「これを買っておけば間違いなし!」と言い切れない難しさもありますが、ハフコレ編集部なりにおすすめのチョコを選んでみました。
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間食や、ちょっとしたプレゼント、バレンタインなどチョコレートを食べる機会は、たくさんありますよね。

しかし、チョコレート産業の裏側には、児童労働や貧困格差、気候変動などの社会課題が隠れていることも...。

今回は、チョコレート産業における課題や、解決の鍵となるフェアトレード、そしておすすめのエシカルチョコをまとめて紹介します。「なんとなく知ってはいるけど...」という人もぜひ、チェックしてみてくださいね。

美味しいチョコレートの裏側に隠れる深刻な児童労働問題

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カカオの原産国の多くが発展途上国です。カカオ生産は、その国に住む多くの人々の生計を支えています。しかし、児童労働や、生産過程で使用する農薬が及ぼす健康や環境への被害などが問題になっています。

カカオで有名なガーナでは77万人、コートジボワールでは79万人が児童労働しているそうです。全世界で見ると、約1億5,200万(10人に1人)にも...。

児童労働は、経済発展・教育・福祉の未整備など複合的な要因が絡み合っていますが、その根幹は、経済的「貧困」が問題だと言われています。

フェアトレードとは?

そこで重要になってくるのが、フェアトレードです。

フェアトレードとは、生産国の原料や製品を適正価格で購入する貿易の仕組み。

適正価格で安定した収入を生産者が得ることができれば、子どもを働きに出さざるを得ない状況も回避できる可能性があります。

普段、手にする食品や日用品がどんな過程を経て、販売されているのか。安い価格の裏には、何か問題が隠れているのではないか。そういったことを考えるきっかけにもなるキーワードです。

フェアトレード認証商品
FAIRTRADE JAPAN
フェアトレード認証商品

フェアトレードマークとは?「エシカル消費」を始めてみよう!

そうは言っても「どの商品を選べばいいのかわからない...」という人も少なくないのではないでしょうか?

そこで知っておきたいのが「国際フェアトレード認証ラベル」です。商品が「フェアトレードか否か」を見分ける判断軸のひとつになります。

国際フェアトレード認証ラベル
国際フェアトレード認証ラベル

明確な国際フェアトレード基準をクリアした商品にのみ貼付される「国際フェアトレード認証ラベル」は、「原料の生産」「輸出入」「加工」の製造工程で、国際フェアトレードラベル機構(Fairtrade International)が定めた基準が守られている事を証明しています。

もちろん、この認証ラベルがあるものだけがフェアトレード商品という訳ではありません。スーパーやKALDIなどのコーヒーショップなどでも、少し注目してみると、フェアトレードに注力した商品が豊富に取り揃えられています。

また、最近では「途上国から世界に通用するブランドをつくる」という理念を掲げる『MOTHERHOUSE』初のフード事業、『Little MOTHERHOUSE』なども注目を集めています。

おすすめのエシカルチョコレートブランド5選

ここからは、エシカルチョコレートブランドを5つご紹介します。

「これを買っておけば間違いなし!」と言い切れない難しさもありますが、ハフコレ編集部なりにおすすめを選んでみたので、ぜひ参考にしてみてください。

フェアトレードのチョコレートの中でも特に高い人気を誇る「ピープルツリー」のチョコレートは、カカオや黒糖、粗糖は有機原材料のみを使用したシンプルながら贅沢な味わい。

ココアバターをふんだんに使用しており、ソーシャルプロダクツアワード2027では「高級チョコに負けない美味しさ」と味にも高い評価を得ています。

フレーバーやパッケージの種類も豊富で、贈り物にもぴったりの自然派チョコです。

「第3世界ショップ」の「第3世界」とは、経済などにおいて、発展途上国を意味する言葉としてしばしば使われる用語です。

「生産者たちの努力の結晶がこの一枚に」というコンセプトの通り、カカオ、ミルク、バニラ、砂糖というシンプルな材料の質にとことんこだわった「職人たちによるチョコ」です。

チョコの温度調整や工場・オフィス内の空調は、半永久的に同じ水を循環させることでまかなっており、商品のみならず、生産環境にも配慮したサステナブルチョコになっています。

様々なハンディキャップを持った人が、好きなこと・得意なことで活躍し、仕事を得ることを目指し活動する福祉施設「studioCOOCA(スタジオクーカ)」がデザインを手がけるアートパッケージシリーズ。

糖蜜やミネラルを多く含む砂糖がミルクの風味を豊かにするフェアトレードのチョコは、砂糖ではなく、粗糖と黒糖を使用しています。

生産・デザイン・健康の全てにハッピーが詰まったエシカルチョコ。暖かいメッセージと口どけの良い甘いチョコが心身を満たしてくれます。

乳化剤不使用・有機カカオのフェアトレードチョコは、24℃で溶け始め、お口いっぱいにカカオの豊かな香りを広げます。

ダーク・ザクロ・ミルク・オレンジ・へーゼルナッツの5種類があり、定番の優しい甘さから大人のほろ苦さまでを楽しめるのも嬉しいポイントで、洗練されたスタイリッシュなパッケージデザインも魅力の一つです。

ベルギー王室御用達「Galler(ガレー)」のタブレットチョコは、甘さ控えめで、8種類のアソートはラズベリーやミントライムなどの種類豊富なフレーバーが楽しめる大人の味わいです。

香り高く口どけの良いピュアカカオバターを惜しみなく使用しており、人工保存料や人工着色料、人工香料は一切使用していません。使用されているカカオは100%フェアトレード。

まとめ

いかがでしたか?厳選したブランドを5つ紹介しました。作る人も食べる人もハッピーなエシカルチョコレート、デザインも充実しています。ぜひ、お気に入りのチョコレートを見つけてくださいね。

これからも、美味しいチョコを食べ続けられますように!

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