この記事は2020年10月6日に掲載した記事です
ランニングやジムなど、トレーニング時で気になるのがマスクの不快感。
不織布マスクだと汗をかくと貼りついてしまうし、息も苦しい…。そんな時にあると便利なのがスポーツマスクです。
本記事では、スポーツマスクのおすすめや選び方についてを紹介します。
スポーツマスクとは?
スポーツマスクとは、スポーツ用に特化したマスクのこと。スポーツ時の息苦しさを軽減できるよう作られており、スポーツメーカーなどから販売されています。
種類も豊富で洗濯して何度も使うことができ、環境にやさしい素材を採用したものも。
医療用のマスクと区別するため、マスクではなく「フェイスカバー」といった名称で呼ばれていることも多いです。
スポーツに特化した高機能マスク
スポーツマスクには、吸湿性・速乾性があり、汗をかいてもベタ付かない素材が使用されています。
また、動いたり走ったりしてもズレにくいようアジャスターでフィット感を高めているタイプも。フィット感が高いことで、眼鏡やサングラスが曇りにくくなるというメリットがあります。
スポーツメーカーが販売
ナイキ、アディダスなどスポーツ用品の大手メーカーがスポーツマスクを発売しています。
その他にもサポーターメーカーやフィットネスブランドなどスポーツに関わる企業も、新機能を盛り込んだマスクを展開しています。
スポーツマスクの選び方
ずれない、痛くならない
マスクがズレたら集中できませんよね。アジャスターが付いていてズレにくい、耳掛け穴式で耳が痛くなりにくいスポーツマスクを選びましょう。
通気性、吸湿性がよく、呼吸しやすい
息が苦しくなりやすいマスク。肺活量や持久力を高めるためのトレーニングマスクは、さらに息苦しくなってしまいます。
マナーとしてマスクをするのであれば、通気性を確保し「息がしやすい」スポーツマスクを選びましょう。蒸れにくく、汗を吸っても乾きやすい素材であることも必須です。
スポーツマスクには、目の粗いメッシュタイプもあります。飛沫拡散の防止にはならないので、場合によっては別のマスクが必要になることもあります。
洗える、抗菌
運動中は汗をかくので、簡単に洗えてお手入れできることも大事。ほとんどのスポーツマスクは洗ってもすぐに乾く速乾素材を使用し、抗菌加工されているものもあります。アンダーアーマー「UA スポーツマスク」のキャリーバッグは、抗菌加工済みで、洗濯ネットにマスクを入れれば洗濯することができます。
冷感、UVカットなど
運動中の暑さを軽減するため、接触冷感生地を使ったもの、屋外の寒さ対策にフリースなど暖かい素材でできたものがあります。
屋外でのスポーツ時を想定し、UVカット機能がついているスポーツマスクも。首元や頭部も覆うタイプを選べば、より広範囲に紫外線対策ができます。
スポーツマスクのおすすめ16選
大手メーカーのスポーツマスク
ナイキやアディダス、ニューバランスなどからもスポーツマスクが販売されています。
日本未発売のノースフェイスのフェイスマスク。3D立体カーブで顔にしっかりフィット。またノーズパッド付きでメガネも曇りにくいそうです。
カラーは、ブラックとグレーの2色展開。シンプルなので普段使いにも。
ナイキ「ストライク SNOOD(スヌード)」はアジャスター付きで「走っていてもズレにくい」「呼吸もしやすい」とランナーに人気です。
柔らかいフリース素材で速乾性もあります。寒い時期にはネックウォーマーとしても活躍しそう。
アスリートのためにつくられたパフォーマンスマスク「UAスポーツマスク」。立体構造で通気性に優れた素材で作られているため、運動時も呼吸しやすいです。スポーツシーン以外でも人気。
通気性にすぐれ、シンプルにロゴがあしらわれたアディダスのスポーツマスク。
3枚組なのでお好きなカラーを組み合わせて購入できます。子どもから大人まで着用可能です。
ニューバランスから販売されている3枚組のフェイスマスク。呼吸がしやすいようにデザインされ、速乾性に優れた生地で作られています。調整可能なイヤーストラップ付きなので快適な付け心地です。
2枚セットで販売されているデサントのマスク。立体構造で呼吸がしやすく、アジャスター付きなのでフィット感も抜群です。デサント独自素材の「クーリスト」を使用しているため、ムレなく快適な状態を維持してくれます。
スポーツブランド「プーマ」が販売しているスポーツマスク。アジャスター付きのフリーサイズです。口コミには、「メガネが曇りにくい」という声もある一方で「激しい運動には不向き」という声も。
日本製のスポーツマスク
フィット感を求めるなら、日本製がおすすめ。サポーターメーカーや野球のユニフォームメーカーなど、スポーツに関わるメーカーがオリジナルマスクを開発、国内で生産しています。
日本で90年以上サポーターやコルセットを製造している「D&M」のランナーマスク。呼吸しやすい立体設計に加え、メッシュ素材を採用。UVカット付きで紫外線から肌を守ります。
また、リフレクタープリントでロゴが反射し、早朝やナイトラン時の安全性を高めてくれます。
「本当にマスクを付けているのかと疑ってしまうほど、軽やかな付け心地に感動!」という口コミも使用者のコメントも。
野球ユニフォームメーカー「Reward(レワード)」が開発したスポーツマスク。裏面は、メッシュ素材でできており、通気性・速乾性に優れています。
ものづくりの町浜松の工場で生産されています。
スポーツマスクのフェイスカバータイプ
「フェイスカバー」「フェイスマスク」「バンダナマスク」と呼ばれる顔を覆う面積の多いスポーツマスク。使わない時は首周りにかけれて便利です。
肌寒い季節には、マフラーやネックウォーマー代わりに使えます。
紫外線遮蔽率98%以上のフェイスカバー。ゴルフやガーデニング時に紫外線から肌を守ってくれます。UVカットに加え、速乾、吸放湿にも優れています。
ペイズリー柄が特徴でカラーも11色と豊富。
医療用包帯を衣料用に改良してできた多機能フェイスマスク。フロント部分には、マスクを入れるポケットが付いており、不織布マスク等を入れることができます。
マスク以外に首にかければネックフォーマーとしても使えます。
日本で50年以上サイクルウェアを開発してきた「パールイズミ」のフェイスマスク。暖かく、寒い冬のライドも快適。耳掛け付きでズレ落ちにくく、口部分は開けることができます。
フィット感もあるため眼鏡が曇りにくく、ウォーキング時やふだんの防寒用にも。
1サイズ/保温/ポリエステル/洗濯OK
大正15年創業、「おたふく手袋」の夏用フェイスマスク。頭からすっぽりかぶって、耳を掛けるだけで簡単に装着できます。
日焼け対策をしっかりしたい方におすすめ。吸汗速乾・接触冷感で夏でも快適な着心地。
シンプルなデザインのスポーツマスク
デザインにこだわりたい方におすすめなのが、フィットネスブランドが開発したスポーツマスク。様々な動きを想定したストレッチ素材で、サイズ・カラー展開も豊富です。
メッシュ素材で、「息苦しさがない!」と人気のブレススポーツマスク。
UV-BだけでなくUV-AもしっかりカットしてくれるATB-UV+なので屋外スポーツにぴったり。
冷感効果でひんやり感も。
累計150万枚売り上げた肌着メーカー「エアイーゼ」のスポーツマスク。ヨガやゴルフ、ランニングなどスポーツ時はもちろん、シンプルなデザインなので普段使いにも。
口コミには、「呼吸がしやすく、つけ心地快適」との声も。
おしゃれで機能性の高さにも定評のあるヨガ・フィットネスブランド「Loopa(ルーパ)」が、ヨガやスポーツ時に使用できるマスクとして開発した「シルキーファインスポーツマスク」。累計販売数10万枚を突破している人気のスポーツマスクです。
子ども~大人サイズまで5サイズ、21色と種類も豊富です。
スポーツマスク着用時で注意すること
熱中症や呼吸困難
日本臨床スポーツ医学会・日本臨床運動療法学会は2020年7月、「屋外での運動に対する共同声明」**を発表。「屋外運動時のマスクは推奨しない」としています。
運動時にマスクを付けることで、普段よりも熱中症や呼吸不全のリスクが高まってしまいます。ソーシャルディスタンスに気を付け、息苦しさを感じるようであればマスクを外しましょう。
エチケットが気になるのであれば、着脱しやすく、息がしやすいマスクを用意しておくと便利です。
UV対策
屋外スポーツ時には、日焼け止めを塗る人も多いと思います。スポーツマスクにはUVカット機能があるものも多いですが、日焼けムラを防ぐためには、マスクで隠れる部分、耳など塗り残しがちな部分にも日焼け止めを塗りましょう。
マスク生活が続くことで肌荒れを起こし、肌が敏感になってしまっている人は、肌への負担が少ない低刺激な日焼け止めがおすすめです。
まとめ
おすすめのスポーツマスクや選び方、注意点を紹介しました。
快適にスポーツを楽しむためにもマスク選びは大切です。ぜひお気に入りのスポーツマスクを見つけて楽しんでくださいね。