職場が在宅ワーク推奨で、休日も外出自粛…「外に出られない」と意識すると、自然と緑豊かな景色が恋しくなりませんか?
そこで今回は、大手通販サイトで手軽に取り寄せることができ、おうち時間に潤いをもたらしてくれそうな手軽でおしゃれな観葉植物を紹介。
インテリアとして癒されるだけでなく、家族と一緒に植物を育てることで、子どもたちの教育に役立つことも期待できます。
育てやすくビギナー向けのおしゃれな定番観葉植物
観葉植物を買うのが初めてという人は、定番の品種からチャレンジするのがおすすめ。その中でもパキラは、育てやすさという意味で初心者向きと言われています。
基本的には日の当たる場所に置くようにさえすれば、病気にもなりにくいため、難しい管理は不要ですが、エアコンの風が直接当たるような場所は避けたほうが無難です。
花言葉も「快活」「勝利」と縁起の良いものなので、新型コロナウイルスの影響で何かと元気がなくなっている人には特にオススメの観葉植物といえるでしょう。
トロピカルな雰囲気で部屋を演出
こちらもパキラと同様に、定番中の定番として知られる観葉植物。熱帯地方の植物を彷彿とさせるパキラに対し、このアレカヤシはエキゾチックな東南アジアの景色を切り取ったかのような雰囲気の植物です。
もともと温暖な地域で育つ植物なので、日当たりが良い場所に置いた方が育ちやすい傾向にありますが、耐陰性があるため、必ずしも定期的に屋外に出す必要はなく、日当たりの良い場所であれば屋内に置いたままでも問題ありません。
花言葉は「元気」「勝利」。パキラと同様、とても縁起が良い花言葉とあって、贈答品としても好まれています。
愛らしい“サボテン君”を眺めよう
枯れない観葉植物の定番として知られるサボテン。小さいながらもその愛くるしさと独特な存在感で、根強い人気があります。
種類によって多少の差異はあるものの、日当たりの良い場所でよく育つサボテンですが、屋外で強い直射日光を浴びせ続けると葉焼けを起こしてしまうため、屋内の日当たりが良く、風通しのある場所に置く方が無難です。また、乾燥した土を好みますので、水やりは控え目にするぐらいでちょうどよいでしょう。
なお、この商品の場合は、そんなキュートなサボテンを擬人化したようなキャラクターを象ったミニポット入りで、リビングやキッチン、寝室、さらにはトイレなど、置く場所を選ばない点も嬉しいところ。なにかにつけて殺伐としがちな日常でも、ホッとさせられることでしょう。
画鋲1つで自宅をオシャレなカフェ風に演出
サボテンと同様、枯れにくいことで知られているエアプランツを、壁を彩るアイテムに仕立てた観葉植物。
画鋲を使い、蔦状の部分を立体的に配置することで、味気ない白い壁でも、オシャレなカフェのようなスタイリッシュな空間に。
時折、屋外に出す手間を必要とする観葉植物が多いなかで、このチランジア・ウスネオイデスは、日差しの強い日などに屋外に出していると葉焼けを起こすこともあるため、屋内の日あたりが良い場所に置くスタイルが一般的です。また、時折枯れた葉をとってあげることで、カビの発生や腐敗を防ぐことができ、長持ちします。
部屋に緑は欲しいけども、植物を育てる自信がないという人や、肥料をやったり小まめに水をやったり、日当たりに配慮したりという細かい世話は苦手...と感じている人にオススメです。
アロハシャツでおなじみの“あの葉”が特徴
青々とした大きな葉が醸し出す生命力と、独特な存在感がうれしいモンステラ。パキラなどと同様、幅広い層に好まれる人気の観葉植物で、アロハシャツのデザインや、ボタニカル柄のモチーフなどにも多く用いられています。
もともと水分を好む植物ですが、成長に伴って幹が太くなってくると、乾燥にも強くなるため、成長させることで手間が省けるようになる、という特徴があります。基本的には高温多湿の環境を好む植物ですが、耐陰性があるため、日当たりの良い場所であれば屋内でもよく育ちます。
南国の、おおらかで力強いイメージに癒されそうですね。
マイナスイオンを多く出し、空気を浄化できる?
新型コロナが大流行したことで、これまであまり気にしなかった部屋の空気を気にかけるようになったという人も少なくないはず。そんな人にオススメしたいのが、空気を浄化し、マイナスイオンを多く出すと言われている観葉植物・サンスベリアです。
もともと日当たりがよく、水を好む性質があるサンスベリアは、土が乾燥する頃合いを見て、ふんだんに水を与えることでよく育ちます。
また、冬場はどうしても元気がなくなってしまうので、室温が10度以上に保たれているリビングの窓辺などに置くと良いでしょう。
もともとアフリカのナイジェリアやコンゴなどで自生しているサンスベリア。おしゃれなインテリアとの相性も抜群です。
クセのない見た目でどんな部屋でもマッチ
フィカス・ベンジャミンは、森の中にある大木を彷彿とさせるその存在感と、青々と生い茂る葉が特徴の植物です。
もともと高温多湿の環境を好みますが、「水はけ」が悪いと根が腐ってしまうこともあるため、水やりは土の乾燥したら行う程度にし、水はけの悪さを感じた際には、思い切って土を交換してみると良いでしょう。
日当たりは良い方がよく育ちますが、必ずしも、定期的に屋外に出す必要はなく、屋内の日当たりが良い場所に置き続ければ問題はありません。
剪定の仕方によっては独特な個性が出る場合もありますが、基本的にはクセがない見た目なので、置く場所を選ばず、どのような空間でもおしゃれにマッチするという点もうれしいところです。
自分なりの蔦アレンジが楽しめる
サトイモ科に属し、芋類特有の葉が印象的なポトスは、モンステラやパキラなどと同様、幅広い層に好まれる人気のおしゃれな観葉植物です。
もともと寒さに弱いため、冬場に寒い場所に置いたままにすると元気がなくなってしまいます。屋外に出さず、部屋の中だけで育てる際には、日当たりと風通しの良い場所を選び、逆に屋外へと出す場合は、風通しの良い日陰に置くと良いでしょう。
蔦状に茎が延びていく特徴があるため、天井付近に吊るした鉢から垂らすように育てたり、壁伝いに横へと伸ばすように育てることもできます。
部屋の雰囲気に合わせた配置を楽しんでみませんか?
オリジナルコーヒーづくりも夢じゃない!?
外出の自粛で、自宅でのコーヒータイムが増えたという人も少なくないと思いますが、そんなまったりとしたひとときを演出するのが、このコーヒーの木。
その名のとおり、コーヒーの材料となる実をつけるコーヒーの木は、コーヒー豆の原産地がそうであるように、日当たりの良い環境を好む植物です。そのため耐陰性が低く、屋内では風通しと日当たりに注意しつつ育てます。ある程度成長した後は秋から冬にかけて屋内に入れ、それ以外の季節は屋外に出しておくことでよく育つそうです。
また、順調に成長すれば、やがて実をつけることも珍しくないため、それらを収穫して自分だけのコーヒー豆を手に入れることもできるかも。コーヒー好きの人はもちろんのこと、育てて収穫する流れを学ぶという意味では、子どもたちにとっても夢がふくらむ観葉植物です。
育てて学べる知育系観葉植物
コーヒー豆が収穫できるかもしれないコーヒーの木と同様に、天然ゴムの原材料である樹液を生み出すことで知られているこのゴムの木は、いくつかの種類が観葉植物として流通していますが、いずれも人気です。
熱帯地域に自生する植物であるため、日当たりの良い場所を好み、日に当てないと徒長(とちょう:葉と葉の間隔が長くなったり葉の色が薄くなったりすること)や根腐れなどを起こすことも。
しかし、夏場などに屋外に出して強い直射日光を浴びせ続けると今度は葉焼けを起こすこともあるので、注意が必要です。また、屋内に置き続ける場合は、エアコンの風が直接あたらないように心掛けると良いでしょう。
剪定の際などに切断面を見ると天然ゴムの原材料となる白い樹液がにじみ出るので、そこからゴム製品となるまでのプロセスを子どもたちにレクチャーすることができます。
まとめ
観葉植物は部屋をおしゃれに演出できるだけでなく、種類によっては育てる楽しさも味わえるので、自宅での過ごし方がイマイチ退屈だという人や、これを機に何か新しいことを始めたいと思っている人にもうってつけ。
まずはこれらのアイテムのなかから、“在宅ライフの友”を、探してみてはいかがでしょうか。