連休明けの今日11日(火)の関東は、この夏最も熱中症に警戒が必要となります。内陸部では40℃近い暑さになる見込みです。
内陸部は40℃に迫る可能性
太平洋高気圧が勢力を強め、関東など東日本を中心に覆います。山越えとなる南西風が吹きやすい気圧配置で、関東で気温が上がりやすいパターンです。各地とも昨日を上回る暑さが予想されます。
ウェザーニュースによる予想最高気温は埼玉県熊谷市やさいたま市で37℃、東京都心が35℃です。場所によっては40℃に迫る可能性があり、非常に危険な暑さになります。
関東1都6県と山梨県に熱中症警戒アラート
東京では7時13分に30℃を超えました。午後の暑さ指数(WBGT)は関東のほぼ全域で危険レベル(31以上)を大きく上回り、東京都心など33以上に達する所が多い見込みです。気象庁は関東の1都6県と山梨県に熱中症警戒アラートを発表しています。
今年の暑さのピークがまさに今日で、熱中症への警戒が最も必要になります。昼前後に少し外を出歩いたり、エアコンの効いていない室内で過ごすなど、普段と変わりない生活をしていても熱中症になるレベルです。
こまめな水分補給と塩分補給は欠かさず、部屋の温度管理を普段以上に気をつけるようにしてください。気温の高い時間帯は長時間、外を出歩くことを避けるのも重要です。
» 今日明日の熱中症危険度は?
熱中症レーダーで暑さ指数をチェック
ウェザーニュースアプリのレーダータブから切り替え可能な「熱中症レーダー」では、熱中症予防の目的でつくられた指標「暑さ指数(WBGT)」をマップで確認できます。
警戒(WBGT25℃〜)・厳重警戒(28℃〜)・危険(31℃〜)に加え、「熱中症警戒アラート」レベル(33℃〜)の4段階で表示され、その日の熱中症の危険度がひと目でわかります。
24時間先までの予想もご覧いただけるようになるので、勤務先や移動先の予想も確認することができます。
熱中症の危険性が非常に高い予報が出ている場合は、外出を避けて冷房の効いた涼しい室内で過ごすようにするなど、対策にお役立てください。
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