日本で初めて、民間で開発したロケットが宇宙空間に到達した。
北海道大樹町の宇宙ベンチャー、インターステラテクノロジズは、5月4日午前5時45分に同町から小型ロケット「MOMO(モモ)」3号機を打ち上げた結果、高度113.4キロの宇宙空間に到達したと公式Twitterで発表した。
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インターステラテクノロジズは「ホリエモン」のニックネームで知られる実業家の堀江貴文さんが創業したことから、ロケットも「ホリエモンロケット」と呼ばれることが多い。
その堀江さんは打ち上げ直後、「宇宙は遠かったけど、なんとか到達しました」と感慨深げにツイートした。
朝日新聞デジタルなどによると、MOMO3号機は全長約10メートル、直径50センチ、重さ約1トンの小型液体燃料ロケット。当初は4月30日に打ち上げる予定だったが、燃料の液体酸素漏れが直前に発覚。部品の交換や強風のため、打ち上げを3度延期していた。
NVSが撮影した打ち上げ中継動画はこちら。(打ち上げの瞬間は、1時間44分あたり)