職場での昼休み、あなたは一人で過ごしてる?それとも誰かと一緒?
そんな調査結果が公表されました。
どちらかが多かったのでしょうか。早速みていきます。
一人で過ごしている人は6割超
調査は、プラス株式会社ファニチャーカンパニー(東京都渋谷区)が実施。
従業員100人以上のオフィスで1年以上働く会社員・公務員500人を対象に聞きました。
その結果、職場での昼休みを「一人で過ごしている」と回答した人は61.2%に上りました。
「誰かと一緒」という人は、「同じ部署・チームのメンバーと過ごしている」(24%)、「同期や仲の良い同僚と過ごしている」(10.8%)、「近くの席の人と過ごしている」(3.2%)などでした。
つまり、5人に3人が昼休みを一人で過ごしているということですね。
次に、「職場での昼休みを誰と一緒に過ごしたいと思いますか?」と尋ねると、「一人で過ごしたい」は66.2%となりました。
なぜ一人で?なぜ誰かと?理由はこちら
逆に、「同じ部署・チームのメンバーと過ごしたい」や「同期や仲の良い同僚と過ごしたい」、「近くの席の人と過ごしたい」と回答した人は33%でした。
なぜ一人で過ごしたいのか、主な理由は次の通りです。
「周りに気を遣わずいられるから」「一人が好きだから」「休憩時間は静かにリラックスできる一人が良い」「昼寝をしたり、SNSを見たり、一人で過ごしたいから」
「軽い睡眠、プライベートなメール確認、ネットサーフィンなど、他人に邪魔されたくない」「SNSで推しの情報と友人の投稿をチェックする時間は必須。ひとりじゃないとスマホを触りにくいから。ポイ活したりYouTubeを見て気分転換したりします」
「役員なので、あまり部下と個人的に付き合えない」「自分の世界に浸りたいから」
誰かと過ごしたい、という理由は次のようになりました。
「プライベートなことを話して仲良くなると仕事もやりやすい」「雑談をして人となりを知りたいので」「チームワークが図れるから」
「仕事中は部署内の人間と過ごすので、昼休みは近況の話題など同期や仲の良い同僚と過ごしたいです。気分転換にもなります」
「団結が大事だと思うからです」「仕事に関係ない会話でコミュニケーションを取りたい」「楽しくご飯を食べたい」
「昼休みのおしゃべりはストレス解消になっているので。でもたまには1人も良いです」
「仲の良い同期と会話しながらの昼食は楽しく、日々の仕事の中でのストレスなどについても共感ができ、充実した時間となるから」「もともと仲が良いから」
職場の雰囲気や居心地への評価に違い
誰かと一緒に過ごしている人は、昼休みを一人で過ごしている人と比べて、職場の雰囲気や居心地に対する評価が高いこともわかりました。
例えば、「雰囲気の良い職場」に「そう思う」「どちらかというとそう思う」と回答したのは、一人で過ごしている人は65%でしたが、誰かと過ごしている人は83%。
「この職場に長く勤めたい」に「そう思う」「どちらかというとそう思う」と回答したのは、一人で過ごしている人は58%、誰かと過ごしている人は71%でした。
このほか、「人間関係は良好」「反対意見も言いやすい」「成長機会のある」「建設的な意見交換ができる」の全ての項目で、誰かと過ごしている人が一人で過ごしている人よりも「そう思う」「どちらかというとそう思う」の割合が高い結果となりました。
以上の結果から、一人で過ごしたい人は、「周囲に気をつかわず、リラックスした時間を過ごしたい」、誰かと一緒に過ごしたい人は「同僚とのコミュニケーションによって業務を円滑に進めたい」ことをそれぞれ重視していることがわかりました。
どちらの過ごし方にも良さがありますね。