反社会的勢力との関係が問題となり、吉本興業から契約を解除された宮迫博之さんが、謹慎処分が発表された直後、先輩芸人の松本人志さんから「ノーギャラでも(宮迫さんが出演する番組に)出たるから」と励まされていたことが明らかになった。
7月20日、田村亮さんとともに開いた記者会見で打ち明けた。
会見で記者から松本さんに報告したかどうかを問われ、宮迫さんは次のように話した。
「謹慎が発表された後にもう一度松本さんに電話させていただきました。『嘘をついていました、すいません』と。松本さんは、(僕が)休んでいる間、僕の出ている番組に『ノーギャラでも出たるから』と。こんな最低な嘘をついたやつのためにノーギャラでも出たるわ、と。優しい言葉をかけてくれていました。申し訳ないです。すみません」
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また、問題発覚当初にも、宮迫さんは、松本さんから「全員がいくらもらったか、細かいことを全部言った方がいい」と助言されたという。
これに対し、宮迫さんは「当初僕はとんでもなく甘く考えておりましたので、『そうですね』と。あんな恩義のある先輩の大事なアドバイスをちゃんと受け止められませんでした」と悔やんだ。