短時間強雨や大雨になると、様々な災害が発生する恐れがあります。河川氾濫や土砂災害を想定した大雨避難時の注意点についてまとめました。
避難行動は3パターン
外への移動が安全でない場合、今いる場所が安全でない場合などその時の状況によって避難行動は大きく3つのケースに分かれます。
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1、水平避難
避難所や安全な場所へ避難すること
2、垂直避難
建物がすでに浸水したときに高いところへ避難すること
3、その場に留まる
避難情報が発表されても、無理にその場から移動しない
この3パターンを行動する上で覚えておきたいポイントは下記になります。
1、水平避難
・隣近所に声をかけ、単独行動は避ける
・外出中の家族には、連絡メモを残しておく
・車での避難は避ける
・危険な場所は避ける
・狭い道・塀ぎわ・川沿い・ガード下・崖の近く・堤防などは危険
・靴は運動靴で
・夜の避難は危険、できるだけ明るいうちに
・側溝など道路との区別がつかず、落ちる可能性も。
2、垂直避難
万が一、逃げ遅れたら丈夫な3階建て以上の建物に避難。無理な場合は、無理に避難するよりは家の2階などで救助を待つ。
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3、その場に留まる
▼無理に動かない場合の状況
・夜間や急激な降雨で避難路上の危険箇所がわかりにくい
・ひざ上まで浸水している(50センチ以上)
・浸水は20センチ程度だが、水の流れる速度が速い
・浸水は10センチ程度だが、用水路などの位置が不明で転落のおそれがある
状況に応じて安全の確保を第一に考えて、行動するようにして下さい。
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