「動かない鳥」で有名な「ハシビロコウ」を知っていますか?
そんな鳥の“レア”な姿を、千葉市動物公園がTwitterアカウント(@ChibaZoo)で発信し、反響を呼んでいます。
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いったいどんな姿なのでしょうか?
わらを運んでご挨拶?
「蒸し蒸しする毎日ですが、しずかさんはわらを運んでご挨拶です。じっと君にはするのかな?」
千葉市動物公園が7月8日、このようにツイートしました。
添付された動画を見ると、ハシビロコウの「しずかさん」がゆっくりと歩いてきます。
大きなくちばしでわらをくわえており、そのわらを草にこすりつけるような仕草も。とにかく、あの動かないハシビロコウの姿ではありません。
Twitter上では、「動いていらっしゃる!」や「こんなに動いているの初めて見た!」、「(動かないという)イメージが定着し過ぎて、こんなに活動的な姿を初めて見ました」と驚きの声が集まっていました。
なぜ動かない?「食事作法」に理由
千葉市動物公園のウェブサイトによると、ハシビロコウはコウノトリ目ハシビロコウ科に属する鳥。
大きさは1.2メートルで、体重は5〜6キロ。靴のようなクチバシと青灰色の羽が特徴的です。
アフリカ東部から中央部の湿地や草原地帯に生息していますが、絶滅危惧種の鳥でもあります。
また、ハシビロコウが動かないのは、主食が「魚」だからといいます。
沼地のほとりでひたすら魚に気が付かれないようジーっと動かずに待ち続け、魚が水面に上がってきた時に倒れ込むように動くそうです。
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