100年以上にわたって女性の様々な不調と向き合ってきた、株式会社ツムラが実施した調査結果(※全国20代〜50代の女性を対象)で、なんと約8割の女性が心身の不調を我慢して「仕事」や「家事」をしていることが分かりました。
不調を我慢したことで、より体調を悪化させてしまった経験があると答えた人は6割にのぼります。
女性のエンパワーメント推進を行っているHAPPY WOMANは、女性の健康についても年間を通じて様々な取り組みを行っています。「国際女性デー|HAPPY WOMAN FESTA 2021」において、ツムラの「#OneMoreChoice プロジェクト」に注目し、女性の心と身体の不調について考えるセミナーを開催しました。この取り組みで、少しでも多くの女性が健康に向き合い、体調を健やかに保つことの大切さを伝えられればと考えています。
3月8日の国際女性デーよりスタートした、ツムラの「#OneMoreChoice プロジェクト」。そのムービーには、配信開始以降、様々な意見が寄せられています。(一部)
●生理中の不調を我慢しないでね。無理せず休んでね。って、めっちゃ泣けると思ったらツムラのCMだった
●CM、温かくて泣いてしまいました。女性に寄り添える社会は結果すべての人に優しい社会になる。企業がこのようなメッセージを発信することはとても嬉しい
●生理中のつらさは人によって様々だけど、身体のだるさなどの表現がすごく伝わり途中から涙が出た
●痛みを和らげる。ではなく、無理しないで休むことも大事だよっていう伝え方が良い
動画を見ていて「涙が出た」というコメントも。このことからも、女性たちが自身の体調の不調を日常的に我慢している状況がわかります。
「国際女性デー|HAPPY WOMAN FESTA 2021」オンラインセミナー
3月8日に開催された「国際女性デー|HAPPY WOMAN FESTA 2021」オンラインセミナーは、ウェスティンホテル東京より生配信され、株式会社ツムラ コーポレート・コミュニケーション室⻑・犬飼律子さんが出演。作家で女優の大木 亜希子さんとの対談形式で行われました。
▼オンライン配信動画はこちらから(アーカイブ視聴可能)
犬飼さんメッセージ
「隠れ我慢」とは「心身の不調を我慢し、いつもどおりに仕事や家事を行うこと」と定義しています。「#OneMoreChoice」というメッセージには、誰もが「我慢」以外の多様な選択ができ、心地よく生きられる社会づくりに貢献していきたいという想いを込めています。
一人でも多くの女性がそれぞれに合った我慢に代わる選択肢を選び行動できるような社会にしていきたい。「隠れ我慢チェッカー」を活用し、ぜひ自身の隠れ我慢タイプと、それに合った対処法は何か、監修してくださった心理カウンセラーの下園壮太先生のアドバイスも参考にしていただけたら嬉しいです。
隠れ我慢タイプは5つのタイプで診断
●気遣いさんタイプ:自分がしたいことを“我慢”して、周りへの気遣いを優先させるタイプ。
●敏感さんタイプ:感覚や感情の変化を感じ取りやすいタイプ。
●頑張りやさんタイプ:自分の成長のために、“我慢”を前向きに捉えられるタイプ。
●慣れっこさんタイプ:幼いころから、何事も“我慢”で乗り切ることを得意とし、我慢に慣れているタイプ
●不調さんタイプ:日常的に不調を“我慢”しながら過ごしているタイプ。
「我慢することは必ずしも悪いことではないが、成長につながらない我慢を長く続けていると、心身の健康を保つことが難しくなり大変危険。」という下園先生。今までは誰にも言えず、ただただ我慢していた女性たちにとって、とても温かく心強い言葉です。
ツムラが目指すのは、女性たちがいつでも心地よく生きられる健やかな社会。体調が優れないときは、少し休んでみたり、誰かに相談したり、働き方を変えてみるなど、いつでも必要な選択肢をとれることが大切です。
大きな不調になる前に「ちょっと疲れてるかも」と感じたら早めに隠れ我慢をチェックしてみてはいかがでしょうか?
▼隠れ我慢チェッカー
▼ツムラ「#OneMoreChoice プロジェクト」