アメリカの俳優ハル・ベリーさんが7月23日、主役を務めた映画『キャットウーマン』の公開20周年を記念して、子猫とのトップレス写真を公開した。
ベリーさんはインスタグラムの投稿で、キャットウーマンのマスクをかぶり、2匹の子猫たちを抱えながらポーズを取っている。
画像のキャプションには「この伝説のキャラクターの実写版を演じさせてもらってから今日で20年になります」とつづられている。
「彼女はいつも私の心のそばにいます。私は永遠にキャットウーマンことペイシェンス・フィリップスであり続けるでしょう!」
ベリーさんは約1カ月前の投稿で、自宅の庭で4匹の子猫と母猫を見つけ、このうち2匹を引き取ったと伝えている。新しい家族と一緒に、20周年を祝ったようだ。
ベリーさんにとって思い出深い作品となった『キャットウーマン』だが、2004年に公開された時の評価は散々だった。
映画評論サイト・ロッテントマトのレビューは8%にとどまり、史上最悪のスーパーヒーロー映画とも言われた。
ベリーさんは、キャットウーマン役で最悪の映画に贈られるゴールデンラズベリー賞「最低女優賞」を受賞。オスカー像を持って受賞式に参加した。
ベリーさんは2024年7月のエンターテインメント・ウィークリーのインタビューで、作品への酷評について次のように語っている。
「(バックラッシュを)好意的に受け止めたわけではありません。だけど私は黒人女性として、否定的な言葉を背負い、闘い、流れに逆らって泳ぐのに慣れています。ステレオタイプに逆らい、何もないところに道を切り開くのに慣れているんです」
ベリーさんは20周年を祝うトップレス写真をXにも投稿しており、「キャットウーマンを受け入れてくれたファンのみなさんに感謝します。ついにペイシェンス・フィリップスを評価してもらえる時が来たのです」とコメントしている。
投稿には「最高のキャットウーマンでした」「続編が見たい」という反応などが寄せられている。
ハフポストUS版の記事を翻訳・編集しました。