アパレルメーカーのH&Mは1月8日、「ジャングルで最もクールな猿」とプリントされたパーカーのモデルに黒人少年を起用したことについて謝罪した。同社の通販ページに掲載されたこの黒人少年の写真に対し、「人種差別だ」という批判の声が殺到していた。
一連の騒動を受け、黒人のアーティストたちの間では、同社の写真をパロディ化した作品をネット上で公開する動きが広がっている。
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問題の写真は、H&Mのオンラインサイトに掲載された。欧米などでは、アフリカ系や非白人の人を猿にたとえるのは人種差別とされることが多く、著名人や活動家が強く批判。
H&Mが謝罪の声明を発表し写真の掲載を取りやめた後も、InstagramなどのSNS上で、この差別に対する "怒り"の表現が続いている。歌手のザ・ウィークエンド(The Weeknd)は、H&Mとの契約を解消する意向を示した。
一部の黒人アーティストたちは、モデルとなった少年を「賞賛する」ことで対抗の意を示した。
PhotoShopなどの画像加工ソフトを使い、元の画像の少年に王冠をかぶせるなどして、黒人少年を「幸せ」な姿に変身させている。
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アーティストたちが投稿した作品を見てみよう。
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この記事はハフポストUS版から翻訳・編集しました。