342人で形作った「飛行機」=3月26日、東京都立川市の国営昭和記念公園
東京都立川市の国営昭和記念公園で3月26日、新しいギネス世界記録が生まれた。「人文字で飛行機の形を作り出した最多人数」という記録で、並んだ人数は342人。過去の記録294人(2015年1月、イタリアで達成)を大きく上回った。
参加したのは朝日小学生新聞の読者親子280人のほか、この日あったイベント「旅いくキッズフェスタ」に訪れた人ら。年齢層は幅広く、幼児からお年よりまでさまざまだ。並んで「飛行機」を形づくった後、それぞれが白く大きなTシャツを頭からかぶって準備した。記録を認定するギネスワールドレコーズが、「並んだ人の髪の毛が見えず、並んだ人が5分間動かないこと」などとルールを定めているためだ。挑戦が始まると、参加者らは静かに前傾姿勢を保ち、時間が過ぎるのをただひたすらに待った。
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挑戦後、10分ほどの審査をへて......、公式認定員から「ギネス世界記録、更新となりました!」とアナウンス。342人の参加者は抱き合ったりハイタッチしたりと、喜びを爆発させていた。参加した朝小読者の母親は「親子で良い思い出ができました。本当にありがとうございました」。
朝小がつくったギネス世界記録は、15年夏の「100人で5分間に折った折り鶴の数」(206羽)に続き二つめ。こうした取り組みは「キッズチャレンジプロジェクト」の一環で、今後も子どもたちの「挑戦する意欲」を育むため、世界記録に挑み続ける。