チャイルディッシュ・ガンビーノの名義で音楽活動をしているドナルド・グローヴァーが製作、主演を務めた映画『Guava Island(グアバ・アイランド)』が4月13日、Amazon Prime Videoで配信された。
ガンビーノは12日(日本時間13日)、アメリカ・カリフォルニア州インディオで開催中の野外音楽フェスティバル「Coachella 2019(コーチェラ)」に出演。グラミー賞を受賞した「This Is America」をはじめ、初日のヘッドライナーとして圧巻のパフォーマンスを披露した。
コーチェラでのパフォーマンス終了後、『グアバ・アイランド』が会場で先行上映され、YouTube上でも作品がライブ配信された。
『グアバ・アイランド』は、自然豊かな島に暮らすミュージシャンのデニがフェスティバルを開催するというストーリーで、島国バルバドス出身の歌手リアーナも出演している。
監督を務めるのは、アメリカの銃社会や黒人差別を批判する内容で話題になったミュージック・ビデオ、「This Is America」を手がけたヒロ・ムライ氏。ガンビーノとはドラマ『アトランタ』など、複数のミュージック・ビデオの制作でもタッグを組んできた。
また、脚本は、グローヴァー(ガンビーノ)の弟のスティーヴン・グローヴァーがクレジットされており、彼は『アトランタ』の脚本と製作総指揮をしている。
作中には、グローヴァー扮するデニが工場で「This Is America」を披露する場面もある。仕事仲間に「これがアメリカだ、グアバも他の国と何も変わらない」と告げ、「This Is America」を歌い、踊るというシーンだ。
グローヴァーとリアーナの共同プロジェクトは、2人がキューバで目撃された2018年8月ごろ噂されるようになった。
その後グローヴァーは、11月にニュージーランドで開催されたファロス・フェスティバルで作品の予告編を公開した。
ハフポストUS版の記事を翻訳・加筆・編集しました。