超SNS時代が到来。SNSは友達とのコミュニケーションにおいて欠かせないという人は多いはず。
ハフポスト日本版では、Twitter アンケートを実施。「あなたは普段、仲間や友だちとどのようにコミュニケーションをとっていますか?」という質問に対して、「SNS」と答えた人は49.6%にも上りました。
また、「あなたは、SNSを通じて仲間や友だちを見つけたことがありますか?」という質問に「ある」と答えた人は59.1%に。
そんな中、20〜30代を中心に気の合う人と繋がれる、やさしいライフスタイルSNS「GRAVITY」が人気を集めているそうです。
でも「“やさしいSNS”って何…?」と疑問に思いますよね。私もその1人でした。
気になったので調べてみると「GRAVITY」は内面の繋がりを重視したSNSで、本名・性別・年齢・出身・職業などの入力は不要。ステータスやセルフブランディングにとらわれず、共通の話題で純粋に会話を楽しめるのが特長とのこと。
でも多少は映える写真などをアップしたり、面白いことをつぶやいたりしないと、誰とも繋がれないのでは…? という不安は残ります。
そこで今回は「GRAVITY」を試して、本当にセルフブランディングしなくても、やさしい繋がりは生まれるのかを検証してみることに。 1週間使い倒してみたところ、「GRAVITY」の確かな3つのやさしさを実感しました。
やさしい繋がりを求めて「GRAVITY」を使ってみた!
①たわいもない投稿にも想像の倍“やさしいリアクション”がある
「GRAVITY」を利用していて驚いたのが、正直ユニークではない投稿にも“やさしいリアクション”があることでした。
てはじめに、趣味のマンガについてのたわいもない投稿をしてみました。ドキドキしながらリアクションを待っていると…
投稿して数分後には、「おもしろいよね〜!原作は読んでる?」「毎回エンディングの入り方がたまらないよね!」と続々とコメントが。
やさしいリアクションが嬉しかったので、思い切って「お気に入りの冷奴の食べ方を教えてください!」というラフな質問も投稿してみました。
こちらもたくさんのコメントがつきました。こんなに気軽につぶやいてよい空間があったとは。もっと早く知りたかったです(涙)。気さくな人が多いようでラリーも続きます。親和性のあるコメントがつきやすいのも「GRAVITY」ならでは。
さらにハッシュタグのレコメンド機能も充実していて、ユーザー同士の交流をアシストしてくれます。
「#質問をしたら誰かが答えてくれるタグ」は、双方向のコミュニケーションを盛り上げてくれて◎。また「#ひとりごとのようなもの」「#初心者」などのタグは、投稿への心理的なハードルを下げてくれて、便利でした。
②コミュニティ機能が充実していて、共通の話題で繋がれる仲間をみつけやすい
「GRAVITY」には、多種多様なテーマのコミュニティがあるので、自分の興味に合った場所が見つかります。
「恋愛の星」「Beautyの星」「ゲームの星」など、様々なコミュニティの中から、私は「絵師の星」へ参加してみることに。
そこには、ジャンルに縛られない多彩なイラストが集まっていて、無限にスクロールしたくなります。そしてコメント欄には「素敵すぎます!いいね連打したいです!」「◯◯さんの色使いやタッチが大好きです」など、温かい言葉が飛び交っています。
お互いにインスピレーションを受け合ったり、刺激を与え合ったり…。SNSならではの交流の場が生まれていて感動。
③3Dアバターで新しい音声チャット体験!雑談も深い話も何時間でも話したくなる
ユーザー同士が音声で交流できる「音声ルーム」は、「GRAVITY」の人気コンテンツの1つ。なかでも3Dアバターを使って会話できる「3D音声ルーム」は、まるで別世界に入り込んだような新鮮さを味わえて、ついつい夢中になってしまいました。
3Dアバターとモーションは、豊富なバリエーションから選べます。筆者は大好物のタピオカドリンクを持たせたり、趣味の映画鑑賞風にしたりしてみました。
会話の内容だけではなく、この体験自体が楽しくて、時間を忘れて話し続けてしまいます。3Dアバターのユニークな動きにツッコミを入れるだけで笑いが生まれるので、音声チャット初心者さんにもおすすめです。
ちなみに他のユーザーのルームにも参加してみると、雑談だけでなく、身の上話や悩み相談など、とても人間味に溢れた話題が広がっていました。ゆるい繋がりを求めていた私ですが、匿名性の高さから生まれる内面の深い繋がりも感じることができました。
一緒にチャットルームに参加した友だちに感想を聞くと「人と気軽に繋がれるのが楽しかった」と話します。
「仕事で疲れたあとにパッと開くSNSでは、心を消耗したくないので、リラックスして楽しめるのがよかった」
「みんながフレンドリーなコメントを残していってくれるのが嬉しかった。アバターやモーションもたくさんあるから、いろいろ試してみたい」
私たちがSNSに求めていた「やさしい繋がり」を通した友達作り
「GRAVITY」のホーム画面に流れてくるのは、みんなの自炊報告やペットとの日常、叶えたい夢、仕事の愚痴など、何気ないつぶやきばかり。まるで友達とカフェでくつろぎながら話すような、たわいもない内容でも受け入れられる心地よさがありました。
この超SNS時代、私が求めていたのは、生産性の高い会話よりもやさしいリアクションだったのだと実感。ゆるい繋がりに癒やされる体験を通じて、ありのままの自分を発信してみたい、という思いが湧いてきました。
“やさしい繋がり”を見つけたい人は、ぜひ「GRAVITY」をチェックしてみてください。
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(撮影:石母田信、文:山勢永子、デザイン:高田ゆき、編集:磯村かおり)