【春の睡眠の日】ネスカフェ「カフェインハーフ」で提案する新たなライフスタイルとは?

ネスレの看板商品「ネスカフェ ゴールドブレンド」に、ありそうでなかったカフェインハーフが登場。「春の睡眠の日」特別企画では、ライフスタイルやシーンに合わせてカフェイン量を選べる「カフェインチョイス」を実践できる限定メニューの提供も。

健康意識の向上や食の多様化が進む現代。

しかし、忙しい日常の中で「睡眠」と向き合う機会があまりない人は、多いのではないだろうか。

総合食品飲料企業ネスレの日本法人「ネスレ日本」は3月1日(土)、同社の看板商品「ネスカフェ ゴールドブレンド」の新ラインアップとして、カフェイン量が半分の「ネスカフェ ゴールドブレンド カフェインハーフ」を発売。

さらに、3月18日(火)の「春の睡眠の日」に合わせて3月13日(木)〜4月20日(日)の期間、同社が新たに提案するライフスタイル「カフェインチョイス」を広める特別企画を実施している。

今回、ネスカフェ原宿で開催されたメディア向け取材会で「ネスカフェ ゴールドブレンド カフェインハーフ」や「カフェインチョイス」に込めた思いや狙い、特別企画の内容について聞いた。

ネスカフェ ゴールドブレンド カフェインハーフ
ネスカフェ ゴールドブレンド カフェインハーフ
ハフポスト日本版

低アルコールはあるのに、カフェインには「中間」がない

「ネスカフェ ゴールドブレンド カフェインハーフ」は、ソリュブルコーヒー・インスタントコーヒーとして日本で初めて、一般的なコーヒー抽出液と比較してカフェイン50%オフを実現した製品だ。

コーヒー豆の特徴を最大限に引き出すため、時間管理と温度管理に徹底的にこだわった製法で作られており、筆者が実際に飲んでみると「ネスカフェ ゴールドブレンド」の軽やかですっきりとした特徴を踏襲する味わいに仕上がっていた。

同社事業本部 レギュラーソリュブルコーヒー&システムビジネス部 シニアマーケティングスペシャリストの中西弘明さん
同社事業本部 レギュラーソリュブルコーヒー&システムビジネス部 シニアマーケティングスペシャリストの中西弘明さん
ネスレ

同社事業本部 レギュラーソリュブルコーヒー&システムビジネス部 シニアマーケティングスペシャリストの中西弘明さんは、本製品の開発背景について「過去10年間でカフェインレスコーヒー市場は3倍にまで成長しています」と話し、カフェイン離れが進んでいる現状について説明した。

では、なぜ、成長するカフェインレスコーヒー市場ではなく、敢えて「カフェインハーフ」に光を当てたのだろうか。

中西さんは「カフェインを半分にすることでより多くの食のライフスタイルやシーンに合わせることが可能になります。例えば、朝をシャキッと始めたい人ばかりではなく、朝を緩やかに始めたい人もいるのではないでしょうか」と、その背景を説明した。

さらに、カフェインとカフェインレスの橋渡しとなる「中間の選択肢」がない状況にも、コーヒー市場の今後を切り開く可能性が見えたという。

中西さんは「アルコール度数の低い飲料が『ちょっとだけ酔いたい』を実現した一方で、『ちょっとだけカフェインを摂りたい』を叶えるコーヒーはありませんでした。夕方のリラックスタイムや夕方以降の仕事や勉強におけるもうひと頑張りなど、カフェインを半分にすることで選択肢の幅が広がると期待しています」とコメントした。

また、本製品のスティックタイプは一部ECサイトで去年から先行発売されており、その時点でコーヒーを日常的に飲んでいる生活者の他にも、コーヒーを飲む習慣のない層からも反響があったという。中西さんは「本製品を通じて(カフェインハーフという)カテゴリー全体を盛り上げていきたいです」と話し、本製品に寄せる期待を語った。

瓶、つめかえパック、つめかえ用袋、スティックブラックの4種類を展開。ピンクとゴールドのパッケージカラーは、夕方のマジックアワーの時間を表現している。
瓶、つめかえパック、つめかえ用袋、スティックブラックの4種類を展開。ピンクとゴールドのパッケージカラーは、夕方のマジックアワーの時間を表現している。
ネスレ

「春の睡眠の日」特別企画では、カフェイン量を選べる限定メニューも

同社では、ライフスタイルやシーンによってコーヒーを飲み分け、摂取するカフェインの量を調整する選択を「カフェインチョイス」と称しており、生活者と「カフェインハーフ」の可能性を開拓していくという。

その一手として、同社は3月18日(火)の「春の睡眠の日」に合わせて、3月13日(木)〜4月20日(日)の期間、特別企画「はじめよう!良質な睡眠のための新コーヒー習慣 by ネスカフェ 睡眠カフェ」を「ネスカフェ原宿」で開催している。

OECDの調査では、加盟33ヵ国のうち平均睡眠時間が最も短いのは日本という結果が出ており、日本人の睡眠時間は減少の一途を辿っている。そうした現状を受けて、睡眠健康推進機構が制定したのが「春の睡眠の日」だ。

また、3月第3金曜日(今年は3月14日(金))は、国際組織である世界睡眠学会が2008年に制定した「世界睡眠デー」でもあり、3月を睡眠を見直す季節として啓蒙する動きが国内外で活発になっている。

ネスカフェ ゴールドブレンド 3種類
ネスカフェ ゴールドブレンド 3種類
ネスレ

イベント会場の「ネスカフェ 睡眠カフェ in 原宿」(ネスカフェ原宿 3階)は、現代人の睡眠不足に着目し、通常のコーヒーとカフェインレスコーヒーの飲み分けを通じた睡眠スタイルを学べる場所として人気を博している。注文するコースに合わせて、コーヒーナップ(カフェイン入りのコーヒーを飲んでから15分程度の短い仮眠をとる昼寝スタイル)を擬似体験できることも特徴だ。

本企画では、カフェイン量の異なるさまざまな種類のコーヒーとその生活への取り入れ方を紹介する。期間中は3種類の「ネスカフェ ゴールドブレンド」飲み比べセットのほか、ベースとなるコーヒーの種類を選べるコーヒーゼリーも限定販売されているという。

今後も、同社はカフェインハーフを通じて新たな暮らしの形を提案してくれそうだ。

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