アメリカのモデル、ジジ・ハディッドがファッション誌のクリスマス企画で公開された動画に登場し、未処理のわき毛を公開した。
「LOVE ADVENT 2017(ラブ・アドベント2017)」と称されたこの企画は、イギリスのファッション誌「LOVE Magazine」が毎年クリスマスシーズンに実施しているもので、クリスマスまでに日替わりでセクシーな動画が公開される。2017年のテーマは「Stay Strong(強くありつづける)」。
ジジは12月11日に公開された動画に登場し、シャドウボクシングなど激しいエクササイズを行う姿を披露した。
注目したいのは、彼女のわき毛が未処理のままだということだ。
この動画には、「彼女のわき毛には何が起こったんだ?」など困惑するコメントのほか、「わき毛がすごくセクシー」などさまざまな反響が寄せられている。
ファッションや広告業界では、女性のありのままの姿を奨励する「ボディ・ポジティブ」のムーブメントが広がっている。
例えば、アメリカの女性誌は、「若い=美しい」というトレンドに終止符を打つために、「アンチ・エイジング」という言葉を使うのを止めると宣言した。写真の加工についても疑問視する声があがっており、画像代理店のGetty(ゲッティ)社は、モデルの体型をPhotoshopなどで修正加工することを禁止した。
「わき毛を剃ったり、隠したりする必要はないのでは?」。女性のわき毛にまつわるこの疑問も、ボディ・ポジティブのムーブメントの一つとして、たびたび巻き起こる議論だ。
ジジだけではなく、過去にも女優のジュリア・ロバーツなど、著名なセレブが公の場やSNSで未処理のわき毛を公開し、話題になった。
ジュリア・ロバーツは1999年、ロンドンで開催された映画『ノッティングヒルの恋人』のプレミアでわき毛を生やした状態でレッドカーペットに登場。歌手のマドンナはInstagramに未処理のわき毛を公開し、「伸ばしっぱなしのわき毛...気にしない!」とコメントしている。
わき毛を剃らずにいることは、自然なこと。別に隠さなくてもいい。ジジの動画には、そんな主張が込められているのかもしれない。
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